先ほど無事にイギリスから戻ってきました。
こちらも、思っていたよりも涼しくなっていたのでほっとしています。
２９日は朝９時のバスでコベントリーを経ちチェルトナムという
街に行き、家族経営のすてきなホテルに一泊しました。
ヴィクトリアンのアンティーク家具や庭の写真などを
たくさん撮りましたので、後日投稿しますね。
ホテルはすてきだったのですが、残念ながらインターネットが出来ず、
ヒースロー空港でも日本語は読めるのですが、入力が出来なかった
のでブログ更新はできませんでした。
これから少しずつ写真を投稿したいと思います。
今日は帰国のご報告まで。
コベントリーで一番有名な人といえばたぶんこの方だと思います。
レディ・ゴダイバと呼ばれています。昔、貧困に苦しむ民を見て
領主婦人だったゴダイバが夫に「民の税を軽くしてあげてくれたら
私が裸で街を回りますから」と言ったとか。
嘘か本当か知りませんが、「じゃあ、税を軽くしてあげるから裸で
街を廻るんだぞ」と言う夫ってなんなんでしょうね。実際にそんな
夫っているかしらと私は疑問に思っていますけれどね。
そして、コベントリーで有名なのはこの大聖堂です。
第二次世界大戦でドイツ軍の空爆を受けて壊れてしまい、
現在は隣に新しい聖堂が建てられていますが、このように
崩れた跡も残されています。
この像の隣にはこのような日本語訳が記されています。
新しい聖堂の内部です。
当日はパイプオルガンのコンサートが開かれていたので
８ポンド（約１０００円ちょっと）を払って聴きました。
でも、コンサートが終わって帰るときに気がついたのですが
誰でも入れる教会（聖堂）なので別に８ポンドを払わなくてもコンサートは
聴けたのです（教会関係者が寄付の入れ物を持って廻っていましたから）。
でも、いいんです。１０００円ですばらしい音楽が聴けたことを思えば。
そして、帰りに市役所周辺を歩きました。
イラク戦争反対のデモの時、プラカードを持ってこの前に
集まったことを思い出しました。コベントリーでも反対者は多かった
のです。私たちはロンドンま出かけましたけれど。
どんな言い訳をしようが「正義の戦争など許されるはずがない」と
私は思っています。
懐かしいコベントリーの街とももうすぐお別れです。
今日がコベントリーでの最後の日となりました。
一年ぶりに連れ合いが研究生活を送ったウォーリック大学の
キャンパスを訪れました。
先日、なでしこじゃぱんの選手達が練習を行っていたところです。
コベントリーにはもう一つコベントリー大学がありますが、ウォーリック大学
の方がランクが上で、最近は入学もかなり難しいとのことです。
学生や大学の職員を含めると昼間は約２万人もの人が過ごしているわけ
ですからキャンパスには、スーパーマーケットからカフェ、銀行、診療所、
そしてバブやディスコ、映画館、コンサートホールに劇場となんでも揃って
います。
アートセンターの建物。有名なオーケストラのコンサートなどもよく
開かれており、ここで五嶋みどりさんのコンサートを聴いたことがあります。
スーパーマーケットの中には郵便局もあります。
カフェの前にはオリンピック用と思われる大型スクリーンが立てられ
ていました。
この藤棚が私のお気に入りでした。
学生寮です。
学生寮も、学部生用、大学院生用、訪問者用のゲストハウス、
そしてたぶん、なでしこジャパンの選手達が宿泊したと思われる
「一流ホテル並みの設備を備えたゲストハウス」とたくさんあります。
一般の人たちも夏休みなどには泊まることが出来るので、私たちも
利用することが多いです。
とにかく、日本の大学とは比べものにならないほど規模が大きく、
広さはたぶんハウステンボスが何個も入るくらいだと思います。
湖もあったりして、森の中に大学があるといった感じです。静かに
勉強をしたいという学生さんにはお勧めします。
私自身、大学から頼まれて日本食のケータリングの仕事をしたことや、
連れ合いの同級生と飲みに行ったりとたくさんの思い出があるキャンパス
です。
教授の方々もすばらしい人が多く、イギリスでの留学を考えている方に
おすすめの大学です。
今回はキッチン付きの部屋に宿泊しているので自炊が多いですが、
たまにはレストランで食べます。
ラマダホテルに併設されているイタリアンレストランで
私が食べたいろんな魚のフリッター。
実は、これでももうすでに３つほど食べた後です。
カフェで食べたイギリス料理定番のジャケットポテト。
オーブンで焼いたじゃがいもにトマト味の大豆の煮込みがたっぷりと
かかっています。
実は私、けっこう好きな料理なんです。じゃがいもとトマトと豆って
栄養があると思いません？でも、この料理が嫌いな日本人が多い
みたいです。見た目もよくないからでしょうか・・・・
他にもおいしい（？）イギリス料理がたくさんあるので機会が
あればまたご紹介しますね。
前にも書きましたが、コベントリーは工業都市だったので
殺風景な建物が多く、おしゃれなブランドのお店もありません。
それで、私は隣町のKENILWORTH やLEAMINGTON まで
買い物に出かけていました。
KENILWORTH の街です。
１４年前に来た時、この街の不動産やさんを覗いてみたら、コベントリー
よりもかなり家賃が高いのであきらめました。
そしておしゃれなLEMINGTONの街並みです。
コベントリーとは歩いている人たちも違います。
パソコンの状態があまり良くなくて困っています。
一枚の写真をアップロードするのに２分近くもかかることが
あり、これでは写真をアップ出来ません（とにかく動かないです、
このパソコン）。
昨日のタイトルを見て「えっ、ロンドンに行ってるんじゃないの？」
と思われたかもしれませんが、今回もロンドンではなくコベントリー
に宿泊しています。
殺風景な街だったコベントリーがオリンピックの影響でこんなに
こぎれいな街に変わっていて驚きました。
今回の宿泊先は大学の寮ではなく、コベントリーの町中にある
「RAMADA HOTEL & SULTES」です。
簡易キッチンが付いているとのことで選びましたが、１６階から
見た景色は最高です。お向かいにイケアがあります。
なでしこじゃぱんの試合が行われたことで少しは日本の
みなさんに知られた街ですが、機会があればご紹介したいと
思います。
こちらは今、最高気温１９度位で最低気温が１２度位ですから、夜に
なると寒いくらいですが、私にはちょうどいいです。
日本はまだまだ暑いんでしょうね、帰りたくないなあ・・・・
まるちゃん、ブログをご覧下さっているみなさまへ
イギリスに来て５日目、やっとブログの更新ができました。
パスワードを忘れてしまい、どうなるかとはらはらしましたが
なんとか思いだしこうして投稿できました。
２３，２４日は友人と会ったり、コベントリー周辺の町に出かけて
たりして、昨日（２５日）日帰りでロンドンに行ってきました。
私のお気に入りのアンティークマーケットが朝８時からオープン
するので、４時に起きて６時半にホテルを出て駅へ。タクシーの
運転手さんに「こんなに朝早くからどこへ行くんだい？｝と聞かれた
ので、「ロンドンに買い物です」と答えました。
コベントリーからロンドンまでは約２００キロ離れていますが、
特急だと１時間で着きます。
これがチケット。ロンドンの地下鉄乗り放題のパス付きで
４７．４０ポンド（約６１００円ほど）。
車内はこんなに広いのに車両はほとんど貸し切り状態です。
３連休なのと時間が早いからかもしれません。携帯やパソコンが
使えるコンセント付きのテーブルもあるので便利です。
イギリスの鉄道は時間帯や曜日によって料金が変わり、他にも別の
会社がありそちらは料金が安いのですが、ロンドンまで２時間かかります。
さて、一年ぶりのロンドンは相変わらず観光客でごった返していました。
待ち合わせ場所に使われるピカデリーサーカスです。
オリンピック開催中（もうすぐパラリンピック）なので国旗が
飾られています。
私の好きなリバティの花屋さん。白と紫系の花だけを
中心に売られているなんてすてきだと思いません？
こんなお花のプレゼントをいただいたら嬉しいですよね。
８時過ぎからアンティークマーケットに行って銀製品やアクセサリー
そして、欲しかったロイヤルウースターのカップや絵皿などを買って
しまったので、かなり重たくなってしまいました。
やっとのおもいでリージェントストリートにあるリバティまでたどり着き
ましたが、生地売り場とクラフトコーナーを見るのがせいいっぱいで
思うように買い物が出来ませんでした。
本当はもう一件アンティークのお店に行く予定だったのですが
早めに切り上げて３時前の電車で帰ってきました。
本当はもっとゆっくりロンドンの町を歩きたかったのに残念！
体力の限界を感じています。
それと、問題はこのパソコンです。連れ合いが使ってるノート
パソコンを貸してもらったのですが、とにかく遅くてとても使いにくいです。
せっかくきれいなイギリスの写真をたくさん撮っているのにちゃんと
キレイに画像アップできているのか自信がありません。
でも、なんとか元気で過ごしていますので、ご安心下さいね。
またぼちぼち更新しますね。
今日はこれから友人宅の夕食に招かれているので、この辺で。
日本はもう夜中ですね。みなさま、お休みなさい・・・・
いよいよイギリス行きの出発が明日になりました。
只今パッキングの真っ最中です。
今回は大量に買い付けをしてくる予定なので、大中小のトランクを３個
持参します。
おみやげはいつもこんなに大量になります。
もちろん自分たちが滞在中に食べる食材もありますが、ほとんどはイギリスに
住んでいる友人へのおみやげです。中身はお米２キロ、マヨネーズなどの調味料
からお菓子、ラーメンまで。フランは、イギリス人のご主人の姪御さんのお気に入りの
お菓子です。
箱が潰れたら嫌なので、これらのお菓子はすべて機内持ち込みにします。
イギリス人にも日本のお菓子は大人気なんですよ。
さらに、福岡空港で「通りもん」も３箱買います。
では、ブログをご覧のみなさま、行ってまいります。無事にイギリスで
更新出来れば良いのですが・・・・
イギリスかぶれ（？）な私ですが、食事はやっぱり和食が一番好きです。
特に、お豆腐と湯葉が大好きで、冷蔵庫の中には常時保存しています。
中でもお気に入りは大津にある「比叡ゆば」
本店は大津市ですが、京都駅の伊勢丹デパートなどでも購入できます。
ネットでも買えるので、お取り寄せしています。
昨日の食事会にお出しした「とろゆば」は２か月ほど日持ちするのでおすすめです。
私はお酒のつまみにするのでいつもわさび醤油でいただきますが、メープルシロップ
やはちみつなどをかけるとデザートにもなるそうです。
久しぶりに佐世保に戻ってきた友人を招いて、我が家で夕食会を開きました。
「もうすぐイギリスに行くんだから料理なんかしないで！」と友人が気を
使うので、「冷蔵庫の整理をするんだから特別な料理なんか作らない
から大丈夫」と私。
本日のメニューは、まず定番のクスクスサラダ。
３日前に作っておいたサーモンのテリーヌとかぼちゃのテリーヌ。
さんまのお刺身（もう、さんまの季節なんですね）。
元気がなくなりかけていた大根を半日ほど干して炊いたのと、ごま油で
軽く焼いた高野豆腐の炊いたん。そして、大津の「比叡ゆば」のとろゆばと
ウニ。
そして、ゴーヤのチャンプルという、いつもの私にしては本当にシンプルな
メニューだったのですが、友人２人はおいしいと喜んで食べて下さったので
とても嬉しかったです。
最後に、連れ合いが点ててくれたお抹茶もとてもおいしくて
本当に楽しい晩さん会でした。
このアンティークの飾り台は、二十年以上も前にニューヨーク郊外の
アンティークやさんで連れ合いが一目ぼれして購入しました（隣の
アンティークのランプも一緒に）。
和室にも洋室にも合うので、１４年前にイギリスに住む時も手放さずに
友人宅に預かっていただいてました。
アンティークの品って出会いですよね。まるで人と人との繋がりみたい。
今度もまたイギリスで新たな出会いがあることを期待しています。
おとついよりは少しましになったのですが、それでも首の痛みが
とれないのでパソコンに向かうのは短めにします。
下の写真ですが、どこの街だったから思い出せないのです。
たぶん、コベントリー周辺の街だと思うのですが・・・・
今度行ったら確かめてきますね。
２，３日前から首と肩が痛かったのですが、今朝は首の痛みがひどくて
連れ合いに湿布薬を貼ってもらいおとなしく家でイギリス行の準備を
しています（ひどくならなければよいのですが・・・・）。
オリンピックも終わってしまいました。今回のオリンピックほど
熱心に見たことはなかったような気がします。やっぱり開催地が
ロンドンだったからでしょうか。
マラソンを見ながら「あそこにも行ったよね？」と連れ合いと話したり、
ロンドンの街角を友人と歩いたことを思いだし「あの人は元気かしら？」
と、思いを馳せていました。
そして、開会式もすばらしかったけれど、閉会式も最高でした。
私の好きだったロックバンドのおじさまたちの歌も聞けたし、
最後の「火の鳥」のバレエも感動的でした。あんなところで
トゥシューズで踊るなんて驚きです。
何度も書きます。やっぱり、「さすがイギリスです」！ イギリスは
私の第二の故郷、もうすぐ、大事な人たちに会いに行きます。
先日、京都に行った際に念願の「茂庵」を訪ねてみました。
場所は吉田山の中にあり、私たちは銀閣寺のバス停で降りました。
近所の方に聞いたら「けっこう遠いですよ」とのこと。７，８分歩いたら
「茂庵入口」が見えてきたので「なあんだ、そんなに遠くないじゃない」と
話しながら階段を上って行ったのですが、なかなか建物が見えてきません。
このような林の中を１０分も歩きました。
この店構えを見たら「おそば」か「和食」があると思いませんか？
でも、メニューを見たらパンとスープのランチメニューと飲み物しか
なくてがっかりりました（私は朝食は食べずにランチをしっかり食べる
主義なのでお昼にパンは嫌なのです）。
お店の方に「写真を撮ってもいいですか？」と聞いたら「お客様を
撮らないようにしてください」と言われたので、テーブルに飾られていた
「われもこう」の花だけ撮ってきました。
いかにも京都らしい雰囲気のあるお店という点ではお勧めです。
今日はおはぎを作りました。
ミセステーラーからいただいたアンティークのお皿に盛りつけたら
なんとなくおしゃれなデザートに見えませんか？
最近よく「イギリスの料理って本当にまずいの？」と聞かれます。
確かに、日本の懐石料理に比べると繊細さには劣るし、フランス料理や
イタリア料理ほどの人気もありませんし、グルメ料理ではないかもしれません。
でも、イギリスにだっておいしい料理はたくさんあります。
たとえば、私がパーティを開く時に必ず作る「フィッシュパイ」ですが
正式名はフィッシャーマンズパイと言い、ゆでたポテトをマッシュしてその
中にたらなどの白身の魚を混ぜてオーブンで焼いたお料理です。私は
魚だけではなく玉ねぎやパプリカなども炒めて混ぜて作るのでヘルシー
になります。
他にも有名なのはローストビーフやローストチキン、そしてシェパーズパイ、
日本のコロッケに似たフィッシュボールなどなど、数えたらきりがないほど
たくさんあります。いろんな野菜のスープもおいしいですよ。
でも、私が一番好きなイギリスの家庭料理は、「カリフラワーのチーズソース
グラタン」です。市場でカリフラワーの大きいのを見つけると作りたくなります。
これは超簡単で、ゆでたカリフラワーにチーズソースをかけてオーブンで
焼いただけですが、とってもおいしいですよ。チーズ好きな方にはお勧めです。
最近はとても暑くてオーブン料理をする気になれませんので、涼しくなったら
写真やレシピを公開しますね。
