アンティークのある暮らし  DORIS

ハウステンボス在住のネットショップ「DORIS」店長のブログです。http://mttaki.shop-pro.jp/

感動のコンサート~オーケストラ・アンサンブル金沢×辻井伸行

2013年09月30日 | バレエ・映画・読書・コンサートなど・・・
昨日、佐世保市のコンサートホール・アルカスで開かれたコンサートに行ってきました。

アシュケナージ×辻井伸行ですから、当然満席でした。



アシュケナージはニューヨークに住んでいた時に何度か聞いていましたが、辻井さんの
演奏を生で聴くのは初めてでした。

やはりすばらしくて、泣くまいと思っても第2楽章のアダージョあたりから涙が出て
止まりませんでした。でも、バッグの中に手を入れてテッシュを探したりすれば
周りの人に迷惑をかけるので、ひたすら涙が落ちないように天井を見上げながら聴いて
いました。

そして、第二部のベートーヴェンの「田園」。あまりにもポピュラーな曲なので最初は
気楽に聴いていたのですが、イギリスの田園風景を思い浮かべながら聴いている内にだん
だん引きこまれていきました。

音楽はCDで聴くのと生の演奏で聴くのはぜんぜん違います。演奏者の方々の魂というか
気迫が迫ってきて、臨場感があるし、やはりコンサートホールまで足を延ばす価値がある
ということを実感して帰ってきました。




余談ですが、約3年前に「アンサンブル金沢」が佐賀県の武雄市に来た時に泊まりがけで
聴きに行ったことがあるのです。

コンサートが終わって帰る道で偶然オーケストラの方とお話しする機会に恵まれ、
その際に「佐世保にもぜひ来てください」とお話をしたのです。

アルカスのアンケート用紙にも「アンサンブル金沢をぜひ呼んでください」と書いたりした
こともあります。

ですから、昨日も帰りにまたオーケストラの方たちに「やっと念願がかないました。佐世保に
来てくださってありがとうございました!」をお礼を言うことができました。


いつか、本拠地の金沢まで聴きに行きたいと思っています。
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ハウステンボスの花火がある日は大変です・・・・

2013年09月24日 | ハウステンボス
22日のハウステンボスの花火は本当に圧巻でした。約、2時間、2万発も打ち上げ
られたそうです。

たぶん、私が今まで見た中では一番すばらしかったような気がしています。
といっても、今回の花火は全部見たわけではないのですが・・・


というのは、当日福岡マリンメッセで開かれた「住宅展示会」にバスツアーで
行っていたのですが、帰りに渋滞に巻きこまれバスが全然動かなくなってしまい、
途中の三川内で降りて列車に乗ったのですが、今度はハウテンボス駅の一つ手前の
早岐駅に到着した列車はすでに満員で乗ることが出来ませんでした。

事前に連れ合いから「列車も混んでいて、まるでラッシュアワー時の山手線のようだ
よ」と聞いていたので、ある程度の覚悟はしていたのですが、まさか乗れないほどの
混みようとは思っていませんでした。

次の列車になんとか乗りこむことが出来、ハウステンボスに着いた時には8時前でした。
すでに、第二部の花火が打ち上げられていて、この写真はホテルオークラから撮った
ものです。

早岐駅で待っていた人たちの中にも「車で行こうとしたけれど混んでいたからいったん家に
戻って列車で行くことにしたんです。そしたら、こっちも込んでいて乗れない・・・」
という方がいました。

「指定席も購入してあるのに間に合わない・・・」と嘆く方も。


今回の花火大会には4万人も見えたそうですから、カウントダウンよりも多い人数です。
そりゃ、道路も列車も混むはずです。でも、そういうことは想定できたはず。

なぜ、JRは車両を増やすとか、増列車を出すとかしないのでしょうね。

中学生位の女の子が必死で乗り込もうとしていたので、思わず「止めなさい!命の方が
大事よ」と声掛けました。本当に、けが人が出なかったのが幸いでした。


と花火はすばらしかったのですが、ハウステンボス周辺に住む住人にとっては大変な日
でした。


という次第で、昨日は頭痛と吐き気がして1日中横になっていました。今日もまだ
辛いのですが、「アンティークフェア」の準備をしなければ間に合わないので、薬を
飲みながらなんと作業をしています。

しばらく、体の具合が良くなるまでブログをお休みさせていただきます。
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イギリス旅行記~ロンドン最後の日は・・・

2013年09月21日 | イギリス
8月25日、イギリス最後の日を迎えました。


飛行機は夜の9時発なので、夕方までロンドン市内で買い物をすべく、地下鉄へ。


今回は前回のような悲惨な体験をしたくないので、オイスターカードを購入。
5ポンドの手数料を取られますが、カードを清算する際に返ってきます。

いちいちチケットを購入しなくても良いので便利ですが、でも、一日に何度も地下鉄や
バスを利用するのなら、やはりワンディトラベルカードの方がお得かもしれません。





ピカデリーサーカスにある「三越デパート」へ。9月20日で閉店するとかでセールを
やっていたのですが、品物はほとんどなくてがっかり・・・・


リージェントストリートにあるバーバリーのお店(さすがに老舗を感じさせます)。






そして、リバティへ。ところが今日は日曜日なので、開店は12時からとか。
午後1時には友人ご夫妻と大英博物館で待ち合わせているので、「間に合うかしら?」と
少し不安になってきました。




なんとか、12時までベネトンとかのお店を覗いて時間をつぶすことに・・・




やっと入れました!



お客様に頼まれていたリバティの「布地セット」を購入して、お店を出ようとしたら日本人女性が
何やらお店の方と揉めている様子が目に入りました。早くお店を出なければならないと思いつつ
おせっかい病がまたふつふつと・・・

「どうしたんですか?」と私。
「実は、10%割引クーポンがあるのを買い物をした後に知ったんです。今から割り引いて
もらえるか知りたいのですが、私は英語が出来ないので・・・」とお困りの様子。

通訳をしてあげることになり、お店の方もマネージャーに尋ねたりしてくださいましたが
やっぱり後からでは無理だとのこと。


日本人の方も納得されて、お店の方からもお礼を言われてほっとしたのもつかの間、時計を見ると
12時半を過ぎています。

「間に合うだろうか・・・」必死に歩きました。



なんとか間に合い、無事に友人夫妻ともお目にかかることができ、しかも、友人の知り合いの
大英博物館の学芸員(イギリス人)の方にランチをごちそうになり、館内をご案内していただき
ました。





時間があればもっとゆっくり見たかったのですが、またの機会に・・・


大英博物館の写真などもあるのですが、また機会があればご紹介したいと思います。



という感じで今回はとても充実したイギリス旅行でした。



長い間、ご覧いただきましてありがとうございました。


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イギリス旅行記~ロンドンのホテル

2013年09月20日 | イギリス
今回もロンドンでは、パディントン駅に近いところを探して、Norfork Plaza Hotel
にしました。


欧米のホテルは日本と違い、ツインとシングル料金があまり違わないところが多いので、
私は一人でもなるべくツインを選ぶことにしています。シングルよりもツインの方が部屋も
広めですし、もう一つのベッドの上に荷物を並べて整理をしたりできるからです。


このホテルも半地下でしたが、ニューアークのところとは違い明るくかったのでまあまあ
でしたが、さすがにベットは古くてぎしぎしと寝返りをするたびに音はするし・・・


テレビもかなり古くて画面に雨が降っていて(?)、とても見られる状態ではありません
でした。




ああー、たぶんここも二度々泊まることはないでしょう・・・ロンドンで、80ポンド位で
快適なホテルを見つけるのは至難の業かもしれません。

アールズコートとか場所を変えればもう少しましなホテルがあるかもしれませんが、でも
やっぱり私はヒースロー空港に(エキスプレスで)15分で行けるパディントン駅周辺が好き
なのです。


ヒルトンに泊まりたいなあ・・・・


(これで、私がセレブではないことが証明できたと思います・・・・)
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お月見団子

2013年09月20日 | 日記
昨夜は十五夜とかで、我が家からもきれいなお月さまを見ることができました。
(私のデジカメではきれいに撮れませんでしたが・・・)


お月見団子も作りましたよ。





食後のデザートに、手作りの餡をかけてアイスクリームと一緒にいただきました。
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イギリス旅行記~ニューアークの街

2013年09月19日 | イギリス
ニューアークへはロンドンから列車で1時間40分ほど。

コベントリーよりもこじんまりとしていて、緑も多くて私は気に入りました。

ただ、初日に訪れた時には5時を回っていたためか、スーパーやお店もほとんど閉まっていて
歩いている人もあまり見かけなかったので「なんというさびれた街だろう・・・」と思って
しまいました。







ところが次の日、午後2時頃に訪れてみたら、広場には市場が開かれていて、たくさんの人で
賑わっていました。




アンティークフェアで疲れた体を公園のベンチで休めることができました。




次回行った際にはもう少しゆっくり街を散歩してみようと思っています。









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イギリス旅行記~アンティークフェアで買い付けたお気に入りの品~その1

2013年09月17日 | イギリス
初日目に屋内にあるお店を全部回ってみて、アクセサリーや陶磁器類、レースなどを
買い付けることができたので、2日目は屋外にあるお店を覗くことに・・・




日本人のディラーさんや日系の運送屋さんの車も見かけました。




イギリスだけではなく、ヨーロッパからの出展者も多いとのことで、フランスやイタリア製などの
品もたくさんありました。


そして、見つけたのがオランダ製のアンティークの帽子ボックスです。


このボックスの中にバカラのグラス類などを入れて日本に持ち帰ったのですが、壊れた品は
一つもありませんでした。

大事にしたいなあ、と思っていますが、欲しいという方がいたらどうしよう・・・


売るかどうかはまだ決めていません。




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イギリス旅行記~ヨーロッパで最大のニューアークアンティークフェア

2013年09月16日 | イギリス
8月22日、ヨーロッパで最大と言われるアンティークフェアの会場へ。


場所は自然豊かなカントリーサイドにあるので、ホテルからはタクシーで(チップ込みで10ポンド)。

開場は9時からとのことで、20分前にゲート前に到着した時にはすでに10人ほどの人が並んでいました。


スタッフから2日間有効の入場券を購入(20ポンド)。



9時5分前に開場。広さは84エーカー(10万坪)とかで、とにかく想像もつかないほどの広さです。







とにかく初めてなので目の前の建物から順番に回ることに・・・








家具などの大きな物からジュエリーまでありとあらゆるものがありました。





有料のカートもあります。




お天気に恵まれ(2日目はスコールがありましたが)、かなり暑かったのでアイスクリーム
屋さんが大繁盛(おいしかった!)。




会場内には軽食が食べれるレストランはもちろん、ホッドドッグやハンバーガーやさんの車もありました。





朝9時から夕方の4時頃まで、若干の休憩を取りながらも建物は全部周りました。でも、たくさん
買い付けも出来たせいか、テンションが上がっているので疲れをあまり感じることなく、初日は
無事に終えました。


買い付けた品はまたの機会にご紹介します。





















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イギリス旅行記~ニューアークでお薦めのホテル

2013年09月15日 | イギリス
今回ニューアークで泊まったGRANGEホテルを紹介します。


私が泊まった部屋は半地下のシングルルーム。





バスルームもきれいです。




レストラン&バーも併設しているので、外でビールなどもいただけます。




お庭がよく手入れされていました。












白いベンチの左横の部屋が私が今回泊まった部屋です。





ダイニングルームに飾られたアンティークのカトラリーのディスプレイも参考になりました。









朝食も豪華でした。






入口で出迎えてくれるゴリラ君に、毎回驚いた私でした。




オーナーもスタッフの若い男性も朝食担当のおばちゃまもとてもフレンドリーで感じが
良く、申し分のないホテルでした。ただ、半地下の部屋は陽があまり入らないためか湿気が
多く、洗濯物(下着)を2日間干していても渇きませんでした。

8月でも夜は冷え込みますので、私には寒いほど。でも、暖房は元詮が閉まっているので
入りませんでした。

次回泊まる際には「半地下の部屋以外で・・・・」とリクエストすることにします。


booking.comからの予約で、1泊80ポンドでした。















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イギリス旅行記~いよいよニューアークの街へ

2013年09月14日 | イギリス
8月21日、オックスフォード駅までK子さんに送っていただき、13時31分発の
列車でロンドンへ。14時半にパディントン駅に到着。

乗り換え時間が1時間しかないので、地下鉄ではなくタクシーで(チップ込みで13ポンド)
キングスクロス駅へ移動。


新しくなったキングスクロスの駅はかなりモダンで明るい。





イギリスのバスや列車のプラットホームは出発10分前位にならないとわからないので、ひたすら
掲示板を見つめることに・・・





予定通り発車し、16時43分、ほぼ予定通りニューアーク駅に到着。





タクシーで、宿泊先のホテルへ。





ホテルの紹介はまた明日・・・・




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イギリス旅行記~オックスフォードのカレッジ巡り

2013年09月13日 | イギリス
私がオックスフォードを訪ねたのは3度目(もしかして4度目)位だったと思うのですが、
いつも誰かに連れて行ってもらい、半日ほどで急いで回ってしまうので、カレッジの名前を
全部覚えきれずに・・・・












ハレー彗星を発見したハレー教授が住んでいた家が修復作業中でした。









近くにあった建物です。









門の外からお墓を・・・・





オックスフォードの街の写真はまだまだたくさんあるのですが、早く「アンティーク買い付け日記」
を書きたいので、今回はこの辺で終わります。






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イギリス旅行記~オックスフォードの街

2013年09月12日 | イギリス
再び「イギリス旅行記」を再開します。


オックスフォードは大学の街なので、観光と言えば教会とカレッジ見学ですが、殆どの
ところが入場料を取っています。したがって、私とK子さんは中には入らず大学の外側
の建物だけを見て回りました。

冒頭の写真は、クライスト・チャーチ。









蔦のからまるカレッジの建物が歴史を感じさせます。




庭も広いです。このカレッジで数学の講師をしていたLewis Carrollが学長の娘の
アリス・リデルのために「不思議の国のアリス」という童話を書いたそうですから
幼いアリスがこの広い公園を走り回っていたのかもしれませんね。




ほかにも皇太子が留学していたというマートンカレッジなどたくさん見て回ったのですが
またの機会にご紹介したいと思います。







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今日の料理教室は「ぶどう園」で・・・・

2013年09月11日 | グルメ
月に一度のほがらか会館の料理教室、今日は「課外授業」で「ぶどう園」へ。


訪れたのは、以前このブログでもご紹介した有田町にある「吉永観光農園」です。
(詳しいことは6月22日をご覧くださいね)


入園料は無料で(ぶどうの試食も無料)、自分で採ったぶどうを3キロで2千円で持ち
帰れます。でも、「もっと入れてもよかよ」と吉永さん。約8房ほどで千円におまけして
もらい、生徒さんたちは大喜び!




H君も理事長さんと一緒に頑張ってハサミを入れていました。





エフエム佐賀の取材を受けたり・・・・





ぶどう狩りをした後は、吉永さんの山小屋(といってもクーラーも付いているちゃんとした家です)で、
私手作りのお弁当をみんなでいただきました。





10人分を作るのは少し大変でしたが、おいしいと喜んでいただけたので嬉しかったです。




本日のメニューは、いなり寿司、カリフォルニアロール、チキンカツロール、ほうれん草のごまみそあえ、焼き
茄子の生ハム巻き、だし巻き卵、チキンとさつまいもの春巻き、チキンカツ、さつまいものクリームチーズあえ
そしてデザートは、梨のバターケーキ、イギリスの紅茶。


今日も残暑が厳しかったのですが、平日にも関わらずたくさんのお客様が見えていました。

「いつ死ぬかわからないから、やりたいことをやって毎日生きることだよ・・・」と笑い飛ばす
吉永さんのお人柄に癒やされて帰ってきました。

吉永さん、ありがとうございました!ぶどうも甘くてとってもおいしかったです。


また、ほがらか会館の理事長さん、私の分まで払っていただいてありがとうございました。


生徒のみなさん、お疲れさまでした。また、来月も楽しみにしていてくださいね。








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「枯れるように死にたいー 「老衰死」が出来ないわけ」を読んで

2013年09月10日 | 日記
秋田から戻ってきましたが疲れがとれずに、昨夜も10時に寝たのに朝7時に起きるのが
やっとでした。


入院している義兄の症状、そして明らかに認知症が進んでいると思われる義母の姿を
目の当たりにしたのはかなりショックでした。連れ合いの方が実の親や兄弟のことです
から、私よりももっと辛かったと思います。


9年前に我が家に来てくれたことを忘れてしまったのは仕方ないですが、30分前の
大切なこと(保険証を再発行してもらい、鞄の中に閉まったことなど)まで忘れて
しまっているのです。

元教師だった義母はおしゃれで、典型的な「秋田美人」と言われるほど美しい人でした。
それが、今では・・・・
「老いるということはこういうことなのだ・・・」と実感しました。


Sさんからいただいた、田中奈保美著「枯れるように死にたい」-老衰死ができないわけ
(新潮社)は、死の淵にいる老人たちが延命治療などによって管につながれ、苦しみ、
翻弄されている実態をレポートし、私たちがどう死と向かい合うのかを考えさせてくれる
本です。

田中さんから寄贈していただきましたので、長崎国際大学の図書館にもありますので、
お近くの方は借りて読んでいただけると嬉しいです。


私はこの本をいただいてからすぐに読み、さらに秋田に向かう飛行機や待ち時間の間に
読んでしまったので義母にも読んでほしいと思い、持参しました。しかし、義母はもう
こういった本を読んでも理解できないだろうと連れ合いも言うので、持ち帰りました。

84歳で、心臓弁膜症の持病も持つ義母はいつ亡くなってもおかしくない状態にあります
(実際に先月倒れて入院しました)。でも、それでも義母は自分の死を考えようとしない
のです。今回、思い切って義母に「死んだ後の希望=葬式など」を聞いてみたら「何も
考えていない」と言うのです(何年も前から私たちが言っていることですのに・・・・)。


「私は大丈夫、まだ死なないから・・・」と言い、自分が死ぬことなど考えられないと
言うのです。私は唖然としました。私ですら、連れ合いと「私が死んだら、葬式は絶対
しないでね」とか「樹木葬」もいいよね、とか話し合っているのに・・・・


個人差があるのだから比較してはいけないと思いつつ、94歳のミセステーラーの生き方と
のあまりの違いに「苛立ち」を感じてしまうのです。今回もミセステーラーの家を訪ねた際に、
彼女が身の周りの整理をしていることに気がつきました。彼女の車庫の中にあったいろんな
道具類がなくなっていたのです。行く度に、私が好きそうな品を「形見分け」として下さっ
ています。ところが義母は、いくら私が「要らない物は少しずつ処分してほしい」と言っても
いまだに廊下にまで「物」が積み上げられたままで、足の踏み場もないほどです。

9年前に私たちが、「自分たちが年老いた時に病気の義兄のことをどうするのか?」と尋ね
た時も義母は強気で、「お前たちの世話にはならないし、迷惑はかけないから安心しなさい」
と言いきったのです。

今回、そのことを言うと義母は「あらまあ、私、そんな失礼なことを言ったの?」とひとごと
みたいに笑ってごまかそうとするのです。

プライドの高い義母は自分の老いを認めたくないのだと思います。だから、「自分はまだ
大丈夫」だと強がってしまうのでしょう。いくら私が「年を取ったら物忘れをするのはあたり
前なのだから、恥ずかしがることはないんですよ」と言っても素直になれないのだと思います。

誰でも老いるし、迷惑をかけるのは仕方ないかもしれないけれど、でも私は義母のように
はなりたくない。今から自分の老いと死と向き合って生きて行こう、そのための準備もして
おかなくては・・・・と思うのです。
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イギリス旅行記~オックスフォードでお薦めのカフェ

2013年09月04日 | イギリス
8月20日、ナショナルエキスプレスのバスでオックスフォードへ。


友人の娘さんのK子さんがバスターミナルまで迎えに来てくださり、いったんスーツ
ケースを彼女の家に置いてから、徒歩で街中へ。


川でボート遊びをする人たち・・・




たくさんのカレッジを案内していただいた後、イギリスで最古のカフェだというお店へ。





店内の雰囲気もすてきでした。





もっとたくさん紹介したいのですが、実はまた明日から連れ合いの実家のある秋田に行く
ことになり、いま準備をしているところなのです。


一人暮らしの義母が急に倒れて入院したとの知らせがイギリスに行く前日に入り、もしや
キャンセルせざるを得ないのではないかと動揺しましたが、命に別条はないということで
予定通り出かけました。

でも、滞在中もいつ悪い知らせが入り、帰国をしなければならない状態になるのではないかと
ずっと不安でしたが、元気になり退院したとのことで安心した次第です(義母に感謝・・・)。

とはいうものの義母も84歳なので会える時に出来るだけ会いに行こうと二人で話会い、明日
から行くことにしたのです。

台風が来ていたので飛行機が飛ばないのではないかと心配しましたが、調べてみたら
通常通りに飛んでいるとのことで一安心(でも、これから大雨が東北地方にも・・・)


各地でこれ以上大きな被害がでませんように・・・








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