バラナシはインドを旅する者にとっては決して外せない場所だと言われています。
ヒンドゥー教の人たちはこのバラナシで人生の最期を迎えられることは、最高の幸福なんです。
詳しい説明は『タシデレ写真館』を検索
ガンガー(ガンジス川)に遺灰を流すために24時間火葬しているそうですが、それほどたくさんの死者が待っているわけです。 ガート(階段状の沐浴場)には北と南の2カ所に火葬場があり、南の火葬場で5体の遺体が燃やされているのを見ました。
ここで死ぬことが最高の喜びということは、ここに来られた死者達は思い通りの結果になり幸せを感じているわけです。
私は死についてあまり考えたことはなかったのですが、母が亡くなる前に「私、本当に死ぬのかなぁ」ポツリと信じられぬふうに また寂しそうに言っていたことを思い出します。口では「もう思い残すことは何もないから、延命治療はいらないよ」と言っていたのに。覚悟なんてなかなかできるものではないですよね。
インドの人達はこの聖なる川で沐浴してすべての罪を浄めているのです。
え~ウソ~!というほど汚い川で、流れは速いのですが水の中はまったく見えない 濁ったその上をゴミやら浮き草やらがどんどん流れて行きます。その中には火葬してもらうお金がなくてそのまま流される遺体もあるといいます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます