前に紹介させていただいた台湾の映画「海角七号」を見ました。正直こんな素晴らしい映画を映画館で見なかったことを後悔しました。私は今の会社に入って初めての出張が台湾だったのですが、それ以来台湾のことが気にかかり、先日久しぶりの訪台で台湾の良さを再認識した次第です。
その台湾が生んだ映画が、日本敗戦後の台湾からの引き上げ者と居残り組の男女の間の恋の終焉というテーマで、美しい台湾南部の風景と日本人・台湾人の間の美しい情、また映画を通してずっと感じられる台湾人のほのぼのとした温かさが伝わってきて本当に素晴らしい映画でした。
私は知らなかったのですが、何故かこの映画は上映まもなくして中国政府が大陸での放映を一時禁止していたようですね。理由は「媚日映画」「皇民化の影」とのことだったようです。この映画が台湾で大ヒットしたことに私は嬉しさを覚えるとともに、日本人は改めて台湾のことを思い出すべきなのでは?と感じました。
本当に登場人物の一人ひとりが、人間であり台湾人なのです。最初はみな勝手なことをやってバラバラでも最後は情の部分で結ばれて、大きなエネルギーを発揮するあたりが何とも台湾人らしく、気持ちが明るくなります。最後のコンサートでの音楽も非常に素晴らしくて、余韻を残してくれます。
台湾の映画館では、滑稽な場面では笑い転げ、日本語で朗読される純愛ラブレターの部分では涙を流す人が多かったということを聞くと、台湾人の人間性の良さに改めて気づかされます。主演の田中千絵さんの「台湾はこんなに可愛い(愛すべき)」との発言がそれを象徴しています。
尚、男優の范逸臣は先日まで星光テレビで放映していたドラマ「宝島少女成功記」でも活躍していて、そのときの彼の歌ったエンディングテーマ曲が非常に心に残っていますが、今回の映画でもなかなか気骨のある台湾人男性を演じていて歌も上手く、好感を持ちました。
いずれにしましてもこの映画は「非常に」お薦めです。
その台湾が生んだ映画が、日本敗戦後の台湾からの引き上げ者と居残り組の男女の間の恋の終焉というテーマで、美しい台湾南部の風景と日本人・台湾人の間の美しい情、また映画を通してずっと感じられる台湾人のほのぼのとした温かさが伝わってきて本当に素晴らしい映画でした。
私は知らなかったのですが、何故かこの映画は上映まもなくして中国政府が大陸での放映を一時禁止していたようですね。理由は「媚日映画」「皇民化の影」とのことだったようです。この映画が台湾で大ヒットしたことに私は嬉しさを覚えるとともに、日本人は改めて台湾のことを思い出すべきなのでは?と感じました。
本当に登場人物の一人ひとりが、人間であり台湾人なのです。最初はみな勝手なことをやってバラバラでも最後は情の部分で結ばれて、大きなエネルギーを発揮するあたりが何とも台湾人らしく、気持ちが明るくなります。最後のコンサートでの音楽も非常に素晴らしくて、余韻を残してくれます。
台湾の映画館では、滑稽な場面では笑い転げ、日本語で朗読される純愛ラブレターの部分では涙を流す人が多かったということを聞くと、台湾人の人間性の良さに改めて気づかされます。主演の田中千絵さんの「台湾はこんなに可愛い(愛すべき)」との発言がそれを象徴しています。
尚、男優の范逸臣は先日まで星光テレビで放映していたドラマ「宝島少女成功記」でも活躍していて、そのときの彼の歌ったエンディングテーマ曲が非常に心に残っていますが、今回の映画でもなかなか気骨のある台湾人男性を演じていて歌も上手く、好感を持ちました。
いずれにしましてもこの映画は「非常に」お薦めです。
是非、また生きたい国の一つです。
私もこの前台北へ行ったとき、私は台湾人に似ているのか最初はミンナン語で話しかけられ、それが通じないとわかると普通語になり、その発音も少しおかしいと気づかれて「あなたはどこから来た?」となり、「日本から」と言うと親しげに話しかけてくる人が多かったです。でも勿論その逆の人もいました。
どうしてこんなに親しげに話してくる人が多いのか不思議でしたが、丁度その頃この映画が上映されていたのを後で知り、その影響もあったのかなあと感じます。
ただ、日本統治時代、日本人が台湾人にしてきた悪かった面もしっかりと見つめ直す必要があると思います。