ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

エッセイ 気仙沼高校と言えば

2010-02-25 20:15:14 | エッセイ
これも、気仙沼高校PTA会報の原稿。内容からして、昨日掲載のものの前に載せたものと思われる。
 千田健一は、フェンシング選手、幻のモスクワ・オリンピック代表。この間の北京の千田健太くんの父親。同級生で名字同じだけど、親戚関係はありません。


 気仙沼高校と言えば、書きたいことは山ほどある。
 入学したての6月に、制服一部自由化、3年生の6月にようやく、ジーパン、Tシャツ含む完全自由化。
 中学生から始めていたロックバンド、文化祭のフォークダンスにも出ずに、翌日の体育館での演奏に向けた音楽室での練習。3年生の5月と、卒業目前3月の市民会館大ホールでのコンサート。中高生の、特に女の子にチケットを売りまくった。
千田健一との、間違いファンレター事件。あて名は確かに、私なのに、「ミニ・国体」とか身に覚えのない内容。
 直情な応援団出身の畠山昇一を押し立てた生徒会長選挙。「完全自由化」「生徒による自治」など、公約に立てたのだったはず。
 高橋台蔵くんらと取り組んだ生徒会誌「香稜」編集。適当な詩やら作文やら好きなことを書いた。
 その後に進んだ大学にも負けないような「自由」、「自主・自立」の雰囲気。
 それは、先輩から受け継いだ伝統でもあったが、私たち自身が積極的に継承し、発展させたものでもある。
 ただ一つの不満はと言えば、女の子のいないことだけだった。
 息子達は、3年生には共学になるという。何ともうらやましいかぎり。
 新しい校名はシンプルなものが良いとは思うが、まあ、議論すれば良い。ただ、現在の生徒たち自身の意思によらない制服の押し付けという事態だけは、杞憂とは思うが、何としても阻止しなければならないと考えている。ちなみに、宮一女には制服がない。


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