ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

印度伝来・和の伝統

2009-04-25 23:39:54 | 寓話集まで
駅の広場を抜けて右に曲がると
通りの二km先に大きな山門

春は早朝(つとめて)
参詣人が
貫主様や上人様から
お数珠で頭をなでられ
ご本尊と
糸でつながった高い御柱をなでて
木造の巨大建築に入り
ありがたい御勤めを聴き
ご本尊の下を巡って
ご本尊の舌を想う

門前町の名物は
七味唐辛子
蕎麦
おやき
隣町から運んだ栗菓子
印度風カレー御飯
ほのかな抹茶アイスクリーム

前の晩の講演の
役回りの割には年若い高僧の
平易ながら聞かせる話の
中身が何だったか
今となっては思い出せないが
山門近くの洋食屋の片栗粉の入った和風の味わいの印度風カレー御飯はさわやか
なスパイスが効いて美味だった


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1 コメント

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善行寺 (私)
2010-03-02 20:19:01
 これ、長野の善行寺。その前のとおり。仏教も印度伝来、カレーももちろん印度伝来。
 でも、いつのまにか和風になってしまう。
 日本の不思議。

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