伊藤清彦 内野安彦 本屋と図書館の間にあるもの 郵研社 2021-07-04 15:51:34 | エッセイ こういう本を読むと、改めて、私は何ものであろうかと自問することになる。私は、何の専門家にもなることなく、ここまで過ごしてきてしまった。今になって思うに、人間の生き方の理想とは、何であれ、何かの分野の職人となること、ではなかったか。手に付けた職を生業とすること、そうして、その職で生を全うすること。 伊東清彦氏は、この本の表紙には「前一関図書館副館長」とあるが、「元盛岡さわや書店本店店長」とも記すべ . . . 本文を読む