ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

谷川俊太郎 詩に就いて 思潮社

2015-05-05 13:49:04 | エッセイ
 これは、はじめての書き下ろし詩集だという。普通、詩集は、書いてどこかに発表したものを後から集めて詩集にする。確かにそうだ。同人誌に参加していれば、まずは、その同人誌に発表して後に集めるというのがパターンとなる。私などもそうだ。注文を受ける詩人であれば、どこかの雑誌に依頼を受けて書くというのが初出というパターンにもなる。  しかし、中には、まず、詩集にするために書きためて詩集の形で発表するという . . . 本文を読む

主権はどこにあるか 変革の時代と「我らが世界」の共創 内山節 農文協

2015-05-05 08:01:49 | エッセイ
 参ったな。これはたかだか45ページのブックレットである。しかし、このブックレットに対する応答は、ほとんど私の全生命をかけたと言って過言でないくらいの内容を要求される。  先日、職場に確か名古屋の方から電話があった。何か私が前に、ぎょうせいの「ガバナンス」に書いた文章のコピーを取っておいたのだが見当たらない、バックナンバーを見たが見つからないということで、しかし、「ガバナンス」に寄稿したことはな . . . 本文を読む