内山節「共同体の基礎理論」のこと。東浩紀と開沼博にも若干触れて。 2012-04-08 00:49:59 | エッセイ ここで、私が述べることは、地方自治に関わる論者にとっては、議論の自明の前提であり、あれやこれやと惑うような問題ではないのだろう。「自由な自立した個人」の絶対視はもはや時代遅れであり、可能性は「共同体」の復権にしかないと。だが、私はいつまでも「自由な自立した個人」にこだわり、ぐずぐずと思い悩んでいる。 作家・批評家の東浩紀は、「思想地図beta」の第2号(9月1日)巻頭言において、「震災でぼくた . . . 本文を読む