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538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ビースト・ストーカー/証人

2012-12-17 22:39:01 | アジア映画
12月5日にDVDリリースされた2008年製作の香港映画
4月に劇場公開されていたけど見に行けずにいた
この作品のDVDは地元のGEOさんにもTSUTAYAさんにも
導入されているのに、この後の姉妹作品
「密告・者」がどちらの店舗にも導入されていないと言う
アンバランス感が私的には許されないのではありますが

エンターテナーとしては中々よくできた映画でした
オープニングの突入シーンの緊張感の中で
警官の登場人物の性格や関係を映像で説明し

その流れで物語の本筋に入っていくンですね
でカーチェイスの果ての交通事故と
検事の少女誤殺に
交通事故のシーンでのクラッシュも見事に伏線になってるし
ウインドウグラスの破砕が綺麗なこと
ってかこのお陰で登場人物のほとんどの人物の顔に
細かい傷があったのねぇ

なんかみんなの顔に細かい傷があるなと
だけで見てましたが、もう少しこっちも
注意してればオチに繋がっていたと気づくべきだったけど

香港映画はホント面白い映画を作るよね
殺し屋が不随の妻のために検事のもう一人の子を誘拐し
検事の子を誤殺した刑事は二人目の子をもう死なせられないと
必死で殺し屋を捜査していく
検事は子供を人質にとられて裁判の証拠品隠滅を迫られる

三者三樣の葛藤がドラマの芯として
それがエモーションとして映画にスリルとサスペンスを
増幅させてラストのオチに収斂される見事さに圧倒されてしまいました

主人公の刑事が鼻血を出すシーンが数回あったのですが
映画の中ではこれについて何も語られてないのですが
これって交通事故の影響だったのだろうか?

香港の現金輸送車の護衛は銃で武装してたですねぇ
現金輸送の警備が警棒だけってのは日本だけって、こと?

2008年製作、香港映画
ダンテ・ラム脚本・監督作品
ニコラス・ツェー、ニック・チョン、チャン・ジンチュー、
ミャオ・プゥ、リウ・カイチー出演

さらば復讐の狼たちよ

2012-12-03 00:04:04 | アジア映画
三茶中央の二本立ての1本
アメリカ映画との併映ですが
邦題が最近のフランスノワール映画か、
一時代前の香港ノワール映画によくつけられてたような
で、この映画はこのような邦題がつけられていた頃の
チョウ・ユンファが主演している

2時間13分の長尺映画です
結構長いのですけども見てる間は退屈しないけど
帰宅して調べるとあの「レッドクリフ」の興行成績を凌ぐほど
中国ではヒットした映画だとか
映画としての見せ場は「レッドクリフ」の方が上だと
ラストのカタルシスの銃撃戦とか見ごたえあるけども
お互い腹の探りあいの掛け合い台詞で見せる映画
で日本人客にはあんまよく分からない部分もあるのですが
台詞を聞き流して見てれば映像だけでも十分に楽しめるました

脚本を書き監督主演までしてるチアン・ウェンが渋い
チョウ・ユンファのコメディ演技が冴えてる
そしてグォ・ヨウ、この人でこの映画は成立していた

冒頭「羽生の宿」のメロディに乗って何頭だろう
10頭以上の馬に牽かれた機関車が走ってきて
煙突から煙吐いてたのですが馬車列車だろうか
これが空中を舞うンですから
時代は1920年ですか
日本年号でいうと大正10年ですか

ですから馬賊の銃器はモーゼルですか
オートマチックはコルトか
それにしても弾丸が尽きないねぇ
バレッツの飛び交う弾道のCGシーンは良かった
途中「大脱走」のテーマが使われるンだけども
50年経過してないよね?版権は?
なんて変なところに関心持ってしまいましたです

グロはないけども首チョンパがあったり
腹にナイフ刺して臓器えぐり出しての自殺ありーの
切り落とした首で相手を殴り殺したりと
ワクワクする場面もあったなぁ

馬賊たちの戦闘中コミニュケーションの鳥笛がいいよねぇ
戦闘中だけでなくて随所に使われてる
裸に剥かれちゃうお姉ちゃんの一瞬見えるオッパイが
でかくて柔らかそうだった(爆

映画終わって外に出たら冷たい雨が降って来てた
コンビニでビニール傘買って帰る羽目に・・・

2010年製作、中国映画
チアン・ウェン監督・脚本・主演
チョウ・ユンファ、グォ・ヨウ、カリーナ・ラウ、チョウ・ユン出演

盗聴犯 狙われたブローカー

2012-11-26 20:28:04 | アジア映画
11月9日にDVDリリースされた香港映画
この8月シネマート六本木での企画興行
“2012夏の香港映画祭り"で、「白蛇伝説」を見に行った時に
この映画の前編(と言ってもキャストが同じだけで別映画)の
「盗聴犯 死のインサイダー取引」を梯子で見ていたのですが
何故かこっちは見る機会を失っていたのですが

「盗聴犯 死のインサイダー取引」の方は経済犯担当の三人の刑事が
マル対を盗聴してる時に、彼らのインサイダー取引を知り
自分達もそれに乗っかって一攫千金を得たものの
三人ともに悲劇に見舞われていくと言った内容でしたが

続篇となるこちらは警官が盗聴する立場ではなく
交通事故のクルマから軍隊が使用する高性能盗聴器を発見し
株取引で香港経済の闇を牛耳る犯罪組織に果敢に挑む
元特殊部隊の青年の敵討ちを刑事があぶり出していくお話し

こっちの方が内容的にもアクション的にも華やかで
冒頭からカーチェイスで数段面白い映画だった
公開の日時も早いし、シネマート六本木での公開日数も多く
DVDリリースの順番も一月早いって理由はそこいらにあったかもねぇ

株取引売買にある程度の知識がある人だと
クライマックスの面白さが倍増するんだろうけど
私みたいにそっちに疎くても
映画のストーリー的に持ってる緊迫感は十分に伝わって来ます
日本映画みたいに商業ベースを女性客に絞った企画しか作らないのとちがって
映画の基本は面白さだと、その一点に絞っての映画製作ならではの
面白さだから、多分女性客が見ても引き込まれる映画だと思うのだが

映画見てホッコリしたいとか、恋の雰囲気に酔いたいとか
映画に副次的な要素を求める日本の女性客に迎合した
映画つくりばっかしてるのは
商業的にはそれなりの集客見込めるんだろうけど
映画がお客さんを育てないばかりか、いづれ先細るよね

2011年製作、香港映画
アラン・マック、フェリックス・チョン脚本・監督作品
ラウ・チンワン ルイス・クー 、ダニエル・ウー主演

捜査官X

2012-11-08 01:04:46 | アジア映画
金城武とドニー・イエンさんのW主演香港武侠映画
4月の一般公開時に何故か見に行く機会を失って
10月に先行レンタルリリースされたけども
あの悪評高き(って勝手に私だけが思ってる)TSUTAYAさんの
限定レンタルでした。

TSUTAYAさんでレンタルはしますが、
TSUTAYAさんの限定レンタルは否定的ですので
TSUTAYAさんで借りるのはどこでもレンタル可能の
DVDだけしか借りないとの個人的な儚い抵抗で意思表示してるので

Blu-rayを購入してきての鑑賞
購入しても後悔のしない内容でした

最初のイエンさんはごくごく普通のお父さん
村の両替商が強盗に襲われた時に居合わせ
強盗 の暴力に隠れていたのだが、勇を奮って強盗と
争うことになったンだけども、どっから見ても素人の反撃です
が、何だかんだの偶然が味方して強盗が死ぬ

後片付けに来た捜査官が指名手配の強盗を
素人が倒せるはずがないと言うことで
捜査という名目で徹底的に詮索をしたことから

イエンさんの過去が明るみに・・・
イエンさんが普通のお父さんの訳はなく
彼は凶悪な暗殺集団の頭目の息子で、そこのナンバー2だった

ということで、映画の後半は、彼を迎えに来た
暗殺集団とイエンさんの武侠アクションをたっぷり
アクション監督をイエンさんが務めていたようで

暗殺集団の頭目の強さが半端ないですねぇ
ってなんとお懐かしいジミー・ウォングさんではないですか
暗殺集団には片手を切断して差し出したイエンさんは
片腕でジミー御大と戦う羽目に

いや最初に片腕剣、剣の次は片腕でカンフー
ってのは片腕ドラゴンのジミーさんに対する
イエンさんからのオマージュでしょうか
ジミーさんの武侠映画には片腕剣の映画も沢山ありましたし
もうこれだけで私自身は感涙頻り
モニターが曇って見えましたです ホント!!

結局製作陣にもジミー御大へのオマージュが強かったのか
ジミー御大を倒すのは金城捜査官が足に刺した鍼と
首に刺した鍼に墜ちた雷とはねぇ

Blu-rayには特典として冒頭の強盗の一人として出演してる
谷垣健治さんと大槻ケンヂ両氏のオーディオコメンタリーつき

2011年製作、香港・中国合作映画
ピーター・チャン監督作品
ドニー・イェン、金城武、タン・ウェイ、ジミー・ウォング出演

寄生性獣2046

2012-11-06 00:56:00 | アジア映画
11月2日に「女囚701号さそり外伝 第41雑居房」と一緒に
竹書房から発売されたDVD
その他「愛と誠」とかいくつかのDVDも予約していたのを漸くとってきて
早速この香港映画から鑑賞

香港初の3D映画「SEX&禅」と興行成績を二分したとか、しなかったとか
いや、もう香港エンターテインメント満載なエロ映画
邦題はかなりな付け方してますが
原題はかのロレッタ・リーの流れを汲んだ
「密桃成熟時33D」英語タイトルが「33D Invader 」

invader が示すように2046年の地球は宇宙人に侵略され
地球の男性の99%の精子が奪われ、地球は存続の危機に
国連は健康な"未来"と言う女性を子種獲得の為に
2011年の地球にタイムワープさせる
宇宙人はそうはさせてならずと宇宙人1号2号を刺客として過去に送る

この宇宙人1号にはなんとJAPANAVの雄、加藤鷹さん
フィンガーテクニックで日本から参戦してる吉沢明歩を
クライマックスで昇天させてる

ヒロインの"未来"を演じるのは台湾の女優さんらしい
ま、エロチックコメディ映画で楽屋落ちネタばっかし
未来の地球から落ちてくる時は、全裸だし
宇宙人が警察署襲うとかは「ターミネーター」
で、かつエロチックな映画は香港エンターテインメントの真骨頂
だけども日本ではDVDスルーですねぇ

「ターミネーター」「アバター」とかの元ネタはわかるけども
香港エンターテインメント映画を見てないと
理解できない映画ネタも儘あるようですが
そこは香港エンターテインメントですからわからなくても
楽しめます

主人公の地球の精子提供男性の回りにいる
コメディ担当の三人がデブチビノッポと言うかお約束も含め
安心して楽しめました

2011年製作、香港映画
チン・マンケイ監督作品
メイシー・ウー、吉沢明歩、加藤鷹出演

画皮 あやかしの恋2

2012-10-21 23:40:52 | アジア映画
8月に有楽町で鑑賞した、2008年製作の映画「画皮あやかしの恋」の正当続篇映画、
監督のゴードン・チャン さんは『聊齋志異』 から
「チャイニーズ・フェアリー・ストーリー」を別枠で製作されたようですが

この映画では監督スタッフをそう入れ換えで
キャストのヴィッキー・チャオ、ジョウ・シュン、
チェン・クンの主役三人はそのままに
2012年に3D映画として製作された
東京中国映画週間の1本として渋谷で公開

大富豪と極秘結婚されただけならまだしも
母親になっていたヴィッキー・チャオさんですけど
やっぱ見たいよって、前売り買ってたので
ビ○コひきひき無理矢理行っちゃいましたけど
行ってよかった、2Dで十分な映画

製作の意図としては飛び出る演出がほとんど無くて
奥に引いた演出が見えるので奥行き重視の3Dだったのかしらね

前作とは別なお話しですが
妖狐のジョウ・シュンはそのままに
チェン・クンは前作の将軍の息子として
ヴィッキーさんは残念ながら今作では、過去に
熊におそわれたって設定で、顔の右半分に怪我を負い
右半分金のマスクを装着

で、今回は彼女の武侠シーンもあります
香港映画お得意の武侠アクションファンタジー映画は
本当に面白いですね2時間11分あっという間でした

ヴィッキーさんとジョウ・シュンさんとの
ファンタスティックな入浴シーンが2回もあるのね
お風呂で入れ替わってしまうけど
また人格が戻ったりするので、しっかり見てないといけませんが
CGでの人皮が剥がれるシーンはケレン味の醍醐味でしょう

ヴィッキーさんとジョウ・シュンさんの美しさに目を
奪われがちなんですが、
鳥の精であるヤン・ミーさんがものすごくカワイイ

さて、日本では3Dでの一般公開はあるのでしょうかねぇ
一応単館ではシネマート新宿では3D上映システムを備えているけど
3Dの公開があれば見に行きたい

この映画も究極の愛の映画ですよね、恋人救うために
目を潰してしまうのだから
ってオープニング目かくしして音だけで
弓を射るシーンってのがこの伏線だった訳ね
矢が観客に向かって飛び出す演出がないのねぇ
矢が飛んでくるといったら、デブキャラの人の使い方が見事でした

2012年製作、香港・中国合作映画
ウー・アールシャン監督作品
ヴィッキー・チャオ、チェン・クン、
ジョウ・シュン、ヤン・ミー出演

王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件

2012-10-17 22:44:57 | アジア映画
変な副題がついてはいますが、これは面白い映画だった
アンディ・ラウがディー判事として主役を
メガフォンはツイ・ハーク
面白くないはずがない

一応今年の5月に単館ロードショーされているのですね
配給会社が小さいと面白い映画でも
宣伝は少ないし、公開の規模も小さい
ま、今は二次使用の方が主体なのかも知れません
ってのはレンタルでもBlu-rayがリリースされてるし

中国唯一の女帝則天武后の即位の裏側で起きた事件
と言ってもフィクションですから
一応則天武后って人は中国では三大悪女の一人ですが
悪女の側面は描かれてはいないし
ラストの説明では判事ディーと約束したため
15年の在位で地位を降りたとのスーパーが入る

判事ディーの原作はシリーズものだそうで
副題の人体発火ってのは虫なのね
虫が体内に入り込んで日の光に当たると
体内から燃えてしまうと言う
日に当たって燃えちゃう様はまるでヴァンパイアですかねぇ

リー・ビンビンが凛々しくていい感じですが
中国の映画ってのはVFXがすごいのね
人的な展開もすごいよね、流石7億の民だわ
大仏もすごいよね、大仏の上から見る景色のCGもすごい

アクション監督はサモ・ハン・キンポーさん
ワイアーの使い方にも半端なかった
2時間強の映画の三分の二で、事件は判事が解決
しかし、やっぱ黒幕がこの事件の裏にいて
則天武后の命を狙う黒幕がいるのがこっちにもわかっちゃう

ってか、やっぱ小説だとわかりづらい黒幕も
映像になると役者の格ってのがあるから
レオン・カーフェイがある程度役不足感が否めなかった
こんだけの役じゃないよねェって見てるから、どうしても
ネェって・・・
あははネタばらしちゃたかも(焦

2010年製作、香港・中国合作映画
ツイ・ハーク監督作品
アンディ・ラウ、リー・ビンビン、ダン・チャ オ、
レオン・カーフェイ、カリーナ・ラウ出演

ロボット

2012-10-14 19:46:08 | アジア映画
インドは映画大国だそうで、
昔の日本のようにある意味娯楽は映画だけみたいで、
みんな映画館に群がるようですね
って私自身インド映画は見たことありませんが
劇中突然役者さんが歌い踊りだすそうで
踊りは群舞が見応えあるンだとか・・・

突然歌い踊りだす映画は日本でも昭和のプログラムピクチャーでも
映画として沢山製作されていたような気もしますので
そんな違和感は私自身にはないので
三池版「愛と誠」もすんなり受け入れましたし

初めて見たインド映画ですが
これは愉しい映画だった
楽しいじゃなく愉しい映画ということ
もうハチャメチャがメインなんですね
ストーリーには関係なく歌や踊りが入るもストーリーは
また繋がっていくのですね
あんな景色のトコってインドにあるのでしょうか
グリーンバックでの合成かしら

役者さんは演技だけでなく歌えて踊れなくてはやっていけないンだ
主役はインド映画で「ムトウ踊るマハラジャ」の人ですか
大分お年のようですが流石体にはキレがあるし
ヒロインはかなりな美人
ロボットが惚れるのも何となく分かる

ルンルンでヒロインのために食事作るロボットですが
作る食事はカレーじゃないのね
インド人ってのは誰しも三食カレーだとばっかと思い込んでいた(汗

さすがIT先進国インドでしょうか
VFXが半端ないよねぇ、同じロボットが何体出てくるンだ
それが一斉にあんなに勢いよく首を回すって・・・
さらにそのロボットが様々な形に合体しちゃって
あんなに激しく撃ちまくるのでもう警察も軍隊も
みんな射殺されてしまう
ってのに、オープンカーで、ヒロイン乗せて逃げる
ロボットに警官隊が情け容赦なく撃ちまくッテも
クルマにも弾一発あたらないなんて

見てる分にはそれなりに愉しいけど
ちょっと2時間20分の尺は長いような気がした
って3時間の完全版ってのも上映されてたようですが
さすがに映画はエクステンデッド版を見るのを信条としてる
私でも見たいとは思わなかった(愉しかったけどね

こういう映画を見ると、海外の映画祭で
色んな賞を日本映画はとってるとは言っても
そういう賞をとっていることにめがそらされてるだけで
携帯電話と同様、映画もガラパゴス状態で進化してるだけだなぁ

と・・・


2010年製作、インド映画
シャンカール監督作品
ラジニカーント、アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン主演

チャイニーズ・フェアリー・ストリー

2012-10-11 22:25:57 | アジア映画
9月28日日レンタル店舗用にリリースされた
日本では未公開DVDスルーの香港映画です
一般発売は11月2日に発売ですか

8月に劇場鑑賞した「画皮 あやかしの恋」
続篇としてゴードン・チャンが脚本書いて監督までしてる
ってか同じ中国古典の怪異譚『 聊斎志異』の「画壁」の映画化で
直接的な続篇ではない別なお話し
「画皮」は2008年製作で日本で遅ればせながらも公開されたのは
やっぱドニー・イエンさんのお陰なのかしらねぇ

アクションシーンが少ないってのもあるのかも知れないが
私は「画皮」よりこっちの方が断然好み
こっちの映画の方がいい悲恋物語の映画になってるので
ある意味ウリをこの悲恋に絞れば女性映画として成功したのかも

ってDVD配給会社もウリ方が間違ってるのかなって
思うのは、私だけ?
だってDVDの邦題がどっから見ても
「チャイニーズ・ゴースト・ストリー」を意識してるので
って確かにVFX主体のラブファンタジー映画ですが

怪異譚と言うよりは、一瞬の夢の世界でのお話し
女ばっかの世界に迷い込んだ主人公を巡って、
この世界に迷い込ませる ジェン・シェアが
キュートでかわいい

女王の片腕のスン・リーがこれまた美しい
スン・リーとジェン・シュアンのWヒロインを中心に
かなりのカワイコちゃんたちが
まさに百花繚乱とヒラヒラした衣装でもう眼福

そうですねまさに百花と言うと
これらカワイコちゃんたちの役名がすべて花の名前になってるのですね

この「画壁」ってのがちょい「邯鄲の夢」の
つかぬ間の夢って感じに似てるけど
邯鄲の夢のお話しも 『聊斎志異』のお話しだったっけ
VFX満載で125分飽きずに見れたですけど
エンドロール終了後にも映像あるンですねぇ

2011年製作、香港映画
ゴードン・チャン脚本・監督作品
ドン・チャオ, スン・リー, ジェン・シュアン,
イェン・ニー, エリック・ツァン出演

楊家女将伝~女ドラゴンと怒りの未亡人軍団~

2012-09-10 01:16:49 | アジア映画
4月に一応単館で公開されてる映画ですが
映画のタイトルは「女ドラゴンと怒りの未亡人軍団」でしたが
DVDでは「楊家女将伝」が付加されていて
より内容が理解しやすくなってるけど
「女ドラゴン」はまったく登場して来ない

武門の名家楊家は帝から辺境警護の戦闘を任され
将軍として代々男子を戦場に送り出すため男子が
絶滅状態に・・・
当主の宗保の軍団の全滅の報と同じに帝から出兵の要請

当主の息子
ってもう楊家の男子が彼しか居なかった
で、ひいばあさん筆頭に楊家のばさま、母、叔母、姉妹
全員が出兵の憂き目に
あ、使えてる使用人女性も髪の毛をボウズにして参戦しますよ

ということで、12、3人の女将軍の誕生
映画ではそれぞれの名前と得意技が紹介されているンだけども
兜と甲冑着用してるんで、残念ながら誰が誰だか
映画見てても分かりませんです
ってセシリア・チャンだけは分かりますけど
18歳の息子の母親の役だったンですねセシリアは

戦闘の陣形とかが楽しかった
戦闘アクションシーンはワイアーアクションで
これまた見応え十分
って製作はジャッキー・チェンだったノねぇ

ということでアクションシーンの合間合間にコメディチック
だった訳ね!
見てて退屈はしませんけど

2011年製作、中国映画
ジャッキー・チェン製作
フランキー・チェン脚本・監督作品
セシリア・チャン、リッチー・レン、リウ・シャオチン、
チェン・ペイペイ、キャシー・チョウ、 大島由加利出演