ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

淡交社から、ヒストリックリング88が出版されます…ルビーの原稿を担当。

2011年04月20日 20時39分15秒 | 宝物

今月、発売された婦人画報5月号に記載されている

「橋本コレクション」の橋本貫志氏の特集、

「指輪に絆されて」をご紹介します。

人類4千年の歴史が凝縮されたリングを収集された

驚異のコレクターの物語です。

この4年間、その橋本コレクションを手に取って

機会に恵まれました。

日本の宝石の老舗「諏訪貿易」の諏訪会長に

お声掛け頂いたのがきっかけです。

歴史的なリングをじっくりと見て研究することで

私の宝石ジュエリーに対する認識は大きく変わり

ましたが、その拝見したヒストリックリングに

ついて淡交社からヒストリックリング88という

本として5月12日に出版、発売されます。

光栄なことに…

そのうちのルビーのリング4本は私が原稿を

担当させていただきました。

ヒストリックリング88…書店で見かけられたら

是非、ご覧ください。

 


モリスが無処理の宝石しか興味がないのは…

2011年04月20日 17時40分55秒 | 宝物

モリスルビーは、原石から無処理で

美しいモノだけしか使いません。

その為に、使うエネルギーは、自分たち

言うとおかしいのですが、かなり大きい

と思いますし、途中であまり無処理で

美しいから宝石なんだ! と騒ぎ過ぎて、

お叱りを受けたこともあります。

お客様がお持ちのモノが処理をされて

いるもので、別に気にしていないので

自分の持ち物を否定されているみたいで

失礼だと怒られました。

おっしゃる通りです。


それでも、無処理しか扱わないのは、

自分で、処理をする前の姿を見て、

私には、宝石に見えなかったからです。


自分たちが持っていたいモノを探すことに

しました。

無処理のモノだけ、美しさは

見る人が主観的に判断頂けるので、私たち

は、そのままご覧いただけるように、宝探しに

励む…そういうスタイルになりました。


タイランドのチャンタブリの友人で、加熱処理

をして宝石の美しさを改良する職人さん曰く、

「加熱した宝石は、ジュエラーがきちんと
 説明して、「お安く」売ればいいんだよ!
 加熱していても美しく安いんだから、
 安く売れば誰も怒らないよ、それを無処理
 の宝石みたいな値段で売るから怒られるん
 だぜ…」

とのこと。

今でも、新しい処理方法を一生懸命に研究して

いるそうです。

写真は、加熱処理をする前のマダガスカル産

の原石です。

これを加熱処理すると、下の様な姿になり

ます。

磨くと最高のサファイア、ルビーになります。

友人も加熱処理の研究をしているので、

加熱処理が悪いとは全然思っていません。

加熱処理をしている宝石と無処理で美しい

宝石は別扱いすればよいと思うのです。


元々美しいルビー、サファイアの原石は

極端に少ないので、探すのが大変ですが、

モリスが無処理の宝石しか取り扱わないのは、

そういう理由からです。

だから、ちょっと美しさに欠けていても、

安価であっても「好きになってくれる人」を

探そうと思って活動しています。

これからもモリスは無処理の宝石しか

取り扱うつもりはありません。

無くなったら…モリスルビーのファンの方

「売って下さい」とまわるしかないですね。


懐かしいヤオハンを発見!

2011年04月20日 14時08分13秒 | 海外旅行記

1990年代にアメリカの西海岸の

ロサンジェルスで良くお世話になった

現地で日本の食材が手に入る日本人の見方

「ヤオハン」…。

経営が行き詰まって、無くなってしまった、

と聞いておりましたが、

上海で、発見!

オーナーは中華系の会社らしいのですが、

立派にヤオハン残っていました。

少し懐かしく、アメリカで吉野家を見て感動

していた時代にタイムスリップしてしまい

ました。


上海の朝焼けがルビー色なのは…。

2011年04月20日 07時17分44秒 | 今日の出来事

今朝の上海のキレイな朝焼けです。

でも、日本だと夕日の様な赤色だったので

「只今経済成長中の上海」らしいなと

思いました。

日本の高度経済成長期の「太陽にほえろ」の

太陽のように、空気が汚れていると、太陽は

赤いのです。

なぜ、都会の夕日と朝日は「赤」色に近いのか?

(砂漠は真っ赤らしいですが)

太陽は、地球の夕焼けに関係なくいつも同じく

燃えていますが、地球が丸くて、回っている

ことで、夕方と朝に地球から見た太陽の位置が、

地平線に近くなると、大気圏を突破してきた

太陽光が、大気の中を通過する距離が長くなり、

可視光線の赤色以外の光が空気中のチリなどで

停まってしまい、波長が長く、狭い「赤」が

眼に届くのです。

よく「赤外線=赤の隣の目に見えない波長」は

身体にあたると血行が良くなり、健康にいいのは

周知の事実ですが、これも身体の中を通り抜けて、

細胞を刺激し、血行が良くなるからだそうです。

ルビー色=赤色が元気をくれる色なのはこの為…

なのかどうか?断言できませんが、

「紫外線」よりは身体に良いように感じます。
(紫外線は、有害なので日焼けして止めようと
 するそうです)

それ以上、周波数が高くなると…X線など

今問題になっている波長になってしまいますので。

 

それでは、

今日も、ルビー色に元気にして貰いましょう。