ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

マース…ルビーの星

2011年04月17日 16時07分46秒 | 宝物

最近の研究では、火星に生命が存在していた、とか

していなかったとかの議論が盛り上がっており、

実際に火星に探査機を送り込んだり、身近に感じら

れる惑星ですが、その昔は、戦いの神様の星でした。


古代ローマでは、戦いの神様マースのシンボル

がルビーであったことから、王様が王冠にルビーを

着けるようになったという説もあります。
(古代エジプトが赤い石を大切にしたのは太陽神の
 関係)


今でも火星のことを「マース」といいますが、

夜空に赤く光る火星には、エネルギーが満ち溢れ、

強さを与えてくれる、まさに戦いの神様が住んで

いると信じられていました。

想像してみて下さい。

今から戦うという時に、胸に、剣につけたルビーを

見て勇気を出したのでしょう。

とてもルビーらしい言い伝えだと思います。

私もいつもルビーを着けていますが、何か勝負の

時には、いつもルビーを無意識のうちに触っています。


いまでは…

探査機を送り込んで、マースに戦いの神様はいなさ

そうなのが分かったのですが、ルビーとの結びつき

はとても古く、今後もルビーの神様としてファイト

する人々を勇気づけて欲しいなと思います。

月探査情報ステーションのHPより拝借しました。


ミャンマーの翡翠の値段も急上昇

2011年04月17日 10時02分00秒 | 宝物

翡翠は、ミャンマーが産地です。

古くは日本でも産出されていましたが、

今はミャンマーが主産地です。

そのヒスイですが、この5年間で、現地の

価格は上がる一方です。

中国が経済力をつけてきたこと、

また、その中国が古くからヒスイが重要な

宝石であることなどが重なって、ミャンマー

へ購入に来られる中国人が多くなったのが

原因だと思います。

政府の宝石入札会では、参加される外国人

もほとんどが中国人です。

写真は、5年前にモリスミャンマーでお世話に

なっている方にお見せ頂いたヒスイですが、

そのころと値段は3~4倍…
(ルビーも価格が急上昇しています)

社会情勢に大きく影響されている様ですが、

宝石類(限られた種類ですが)は、貨幣経済

よりも古い文化です。

あまり目くじらを立てない方がイイかも知れません。

(処理をされた宝石に関しては、この限りではありません)


正義? 正しいか悪いか? 問題を作っている様な気もする

2011年04月17日 06時56分40秒 | 今日の出来事

カンガルーだと思ったら、ウサギが2匹、

ケンカをしています。(じゃれ合っているだけかも)

この2匹、かわいいですね…ケンカしていても。


不思議ですね。

同じ動物のケンカや子供のケンカは、一部の例外を

除いてあまり酷いことにならないのに、

人のケンカ(戦争)はとても酷いことになります。


なぜでしょうか?

私は、「正しい、悪いを考えているか?」

考えていないかの差だと思うのです。

物事を判断せずに行動するということではなく、

正しいと言われたから、信じたからそれをやって

良い、と思考停止するのが怖いなと思うのです。


正しい、正しくない…と言えるのは考えているから

かも知れません。


正しいの逆には、悪い=悪者がいますから、

酷いことをしても許されるという無意識な気持ちが

あるのでしょう。


正しい、悪い…という固定観念を捨てて生きて

行ければいいなと、フッと感じました。