IKEAの仙台店に行ってみました。僅か1時間半ほどだったので、寝具・BEDを中心に見て参りました。
最初に驚いたのは、日本規格の「シングルサイズが無い」ということです。日本のBEDマットはメーカーによって若干の誤差はありますが、概ね100ｘ195（～200）㎝です。ところがIKEAのサイズは、80ｘ200㎝・90ｘ200㎝、次は120ｘ200㎝（セミダブル）・140ｘ200㎝（ダブル）・160ｘ200㎝（クイーン）となっています。
北欧の方々の体格からしたら、120㎝幅はシングル・140㎝幅はワイドシングル・160㎝幅はダブルといった感覚なのでしょう。
本川裕著 統計データはおもしろい！より
図から見ても分かるように、日本人と北欧の方々とは男女とも10㎝程度、身長（体格）が違います。それに応じて身長だけでなく体重も総じて違ってくると思われます。
次に、ベッドの硬さです。売り場でベッドに横たわってみました。正直柔らかいと感じました。つまり、日本ベッドのシルキーと比べると、「ふつう」の硬さが、ソフトとレギュラーの中間、「かため」がレギュラーとハードの中間といったところでしょうか（爺の感想）。
さらにビックリした点は品質表示が無いということでしょうか。日本のベッドメーカーなら、コイル数が何個・鋼線の太さが何ミリなどと表示されています。また、中素材（詰め物）は「たっぷり」と表示されているだけです。
最後に、「ウソっ！でしょ」と思わず叫びそうになりました。すべてのコイルマットではありませんが、24㎝の厚さのコイルマットが「ロール巻き」でお持ち帰りできますと言う。マットが軟らかく感じたと言うのも、納得です。軟らかくないと、ロール巻きはできません。ノンコイルマットなら可能でしょうが、２4ｃｍ厚のコイルマットが本当にロール巻きができるんでしょうか。でも、できるんでしょうね。
品質保証25年 パーツの材質または加工の不良に対して 25年間の品質保証を行ってます。
とカタログにも書かれています。 （下線は爺が付しました）
最近は、いろんなメーカーが長期保証を付していますが、使用劣化については保証の対象外であることは当然です。だが、消費者の皆さんからすると、あたかも25年は快適に使用できるかのような錯覚をされる方も多いでしょう。でも、カタログ等を読むとこんな書き方がされています。
品質保証に関する条件
品質保証期間は製品購入日から起算します。品質保証サービスを受けるには、ご購入時のレシート原本が必要です。
故障や破損が以下に記載された原因で生じた場合、本品質保証は適用されません。
不適切な保管。不適切な組み立て。不適切な使用。許容範囲を超えた過度の負担がかかる使用。誤用。本来の目的とは異なる使用。改造。誤った方法あるいは不適切な洗剤によるお手入れ。
本品質保証は、日常的な使用による磨耗、破損、傷、あるいは衝撃や事故による破損、間接的損害、付随的損害には適用されません。
製品が屋外あるいは浴室のように湿度の高い場所に保管・設置されていた場合、本品質保証は適用されません。
特に記載がない限り、本品質保証はご家庭で使用した場合にのみ適用されます。本品質保証は、製品のご購入者本人に対するものであり、譲渡することはできません。詳しくは、各製品に個別に定められた品質保証規約をご覧ください。 （下線は爺が付しました）
当たり前と言えばそれまでかもしれませんが、これなら弊店のオリジナル商品でもつけることができそうです。
最後に、こう書かれていました。
保証期間内に受けられる品質保証について
お買い上げいただいた製品に生じた故障や破損について、イケアが独自に調査を行い、製品自体にその原因があると判断した場合に、本品質保証が適用されます。
・・・・・・・・・・（中略）・・・・・・・・・・・
高品質のマットレスでも、長年使用すると快適さが損なわれ、ホコリやダニがたまりやすくなります。イケアではマットレスに25年間の品質保証を行っていますが、快適で衛生的にお使いいただくために、8～10年ごとにマットレスを交換することをお勧めしています。（下線は爺が付しました）
それでも、もし10年近く(快適に？？？）使えるとしたら、安くて良いベッドと言えそうですね。 ああっ、急いでいたので見落としたかもしれませんが、生産国表示も無かったような・・・。
店内僅か1時間半です。かつ、寝具とベッド売り場にいた時間はほぼ1時間ですから、見落としも多かったかもしれません。間違ってましたらごめんなさい。今度はもっと時間をかけてじっくり見てきます。でも、中京地区はまだ出店がないようです。大阪まで行く必要がありますが。。。。。
ノンコイルマット10種類。コイルマット9種類を展示してます。
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