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心療内科 新(あらた)クリニックのブログ

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血液検査

2011年05月10日 | 血液検査

精神科や心療内科でも、初診の際にしばしば血液検査を行います。「こころの病なのに、なぜ?」と思われる方も多いと思います。その目的は、“身体疾患による精神症状”の有無を確認するためです。

たとえば、精神症状を呈する身体疾患で代表的なものに、「甲状腺機能低下症」があります。甲状腺の機能が低下すると、気分が沈んだり、疲れやすくなったり、食欲がなくなったりします。これは、うつ病と似てますよねしかし、もし「甲状腺機能低下症」であれば、治療は甲状腺ホルモンの補充が中心となります。

他にも、継続してお薬を内服されている方は、その副作用として肝機能や腎機能、血糖値などの異常が起こっていないかどうかを確認するために、定期的(3~6ヶ月に1回)に血液検査を行います。

また、抗てんかん薬や炭酸リチウムで治療を行っている方は、その薬物の血中濃度が治療域にあるかどうかを確認するために、やはり定期的に血液検査を行います。