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建築を旅する

妻有-3 禅庭

2005-07-21 10:03:07 | Weblog
2003妻有第三弾。

大地の芸術祭は、とっても広大な妻有の地域をマップと立看を頼りに探し歩く、結構旅なイベント。
車で廻っていると、この地域の空気とか、音とか、香とかがずいぶんと身にしみてリラックスする。

川沿いの大きな木を取り囲む様に作られた、禅な空間。
気持ちのいい田園風景の中にこつ然と、しかし昔からそこにあったかの様に現れた。

カサグランデ&リンターラ建築事務所/Architect Office Casagrande&Rintala
ちょっと聴かない名前だ。
フィンランドの事務所らしい。

題名「ポチョムキン」
『自然、農業、工業の3つの要素からなる公園。ロシア革命の戦艦をイメージした公園の内部は、自然や廃材を用いた禅庭のような空間。工業的要素の象徴とも言える鉄をあえて自然の真中に置くことで里山の美しさを浮き立たせる。』
ってことらしい。ロシア革命がキーワードっすか。



大きな木を取り囲む様にたたずむ。


ユンボの頭。廃墟っぽいけれど、なんとなく前向きな空間。寺の庭の石の様な感じ。


奥には囲まれた、まさに庭。禅の庭だ。


とても日本的ミニマリズム


伸びやかなシルエット。緑の田園風景に映える。奥にはブランコなんかもある。まあ、地域に開いてみたというところだろう。
実際乗るととっても気持ちよかった。

写真を沢山載っける方法が解ったので、らくちんになりました。