マイバディ、フェバリットツール。

2006-10-13 22:35:27 | Tools

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共に旅をした仲間が引退するのはやはり寂しい。

車の免許を取るときに出会った友人K子は、車中泊も厭わない人だった。
まだ寒い浄土ヶ浜や、秋田の健康センターの駐車場で、二人で寝るには狭いインプレッサwで寝たものだった。
目覚めてすぐ目の前に見える朝の海の美しさに、共に感動の声を上げたのも、彼女と一緒。
白石で「佐藤清治製麺所」をみつけて初めて生麺のうーめんに出会った時も、七北田川の河原で「2人芋煮会」をやったのも。
山形の月山道では工事の大渋滞にハマって、お腹が空いてたまらなくて、おみやげに買ったはずの「おしどりミルクケーキ」をもりもりと食べたのも彼女と一緒だった。

そういえば、よく一緒に遊んでた彼と「付き合ってるんだ」と白状したのは、日本海岸線ツアーの道中、青森市内の1泊3000円の素泊まり宿だったっけ。
なんでも「牛も彼の事が好きなんじゃないかと思って、でも言えなくて、黙って付き合い始めた」とか言って、フトンの上に手をついて「ゴメン!」と急に謝るところからはじまったんだな、あの話。
当然そんな事はなくて、牛は心から二人を祝福したんだけど。
そういえばその少し前から、彼氏とK子と3人で遊ぶ時、妙に牛を悪く言ったりこきおろしたりする事が多くて、もしかしてと思ってたんだ。
しかも旅行中、ずっと携帯持ってメール打ち続け。女の子って、わかりやすくてかわいらしいなぁ。
…思い出すと必ず笑いがこみ上げてくる。

そんな彼女も、めでたく彼と結婚して、今じゃかわいらしい男の子の母親になっている。
むろん、一緒にそんな旅に出ることはもう無い。
2人で海賊みたいに遊びつくしたのは、すばらしい思い出だ。
けどそれ以来、なかなかインプレッサw泊を良しとしてくれる女友達はいなくって、牛も急に旅に出ることが多くなって、一人旅が多くなった。

そんな旅の歴史を共に過ごしてきたのは、まさに相棒のインプレッサwであり、牛の旅を支えてくれるさまざまなツール類。
コンパクトでも実力十分のバーナー。暖かなシュラフ。基本の四徳ナイフ。折りたたみイス。車載温泉セットなどなど。
先日、そんな中でも地味に活躍してくれたツールが壊れてしまった。

「ペットボトルホルダー」。
春夏秋冬の山、川、海、ラリー観戦や各種イベントで、飲み物の確保はとても重要。
兵隊さんだって腰に水筒ぶらさげてるでしょう、アレと一緒。
灼熱の太陽の下で長時間歩いたり、お店なんて当分無い所を延々移動したりする時、牛は必ず500mlペットボトルを持っていく。
背中にバック、腰にはペットボトルホルダーで飲み物。
牛は人一倍水分摂取するし。…しなくちゃいけないし。
なのに突然、壊れちゃった。
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これは某アウトドア用品の店で衝動買いしたものだけど、そのわりに大活躍してくれたなぁ。いったい何年使ったんだろ。
一般的にペットボトルホルダーって袋状のものが多いけど、保温保冷効果なんてたかが知れてるし、使わないときはなるべくコンパクトなほうがいい。
気軽に付けられるから、大勢で同じようなドリンク飲んでるときには、自分の分の目印にもなって便利だったのに。
カラビナのところのばね部分が壊れちゃって、直そうと思ったけどダメっぽい。
本体は全く問題ないから、もったいないのでコレに合うカラビナを当分探し続ける事に。

その間不便なので代役を立てないとね。
で、コレ。
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片側吊り下げタイプ。
ペット用品量販店で購入したためかわいい足跡柄なのはやむをえないとして、このカラビナはちょっと使いづらくないかなぁ。
それでも役割は果たしてくれるので良しとしようか。

ちっちゃくて地味だけど、牛の命をつなぐ(?)水を今後運んでくれる大事なアイテムの一つ。
これぶら下げて、今度はどこに行こうかねぇ。