射的

2010-10-26 02:12:23 | 温泉

毎年、ふくしまスカイパークのりんご祭りやもも祭りにあわせてやってくるhamとやっち、そして牛の3匹は、飯坂温泉に宿を取り、温泉とギョウザとコレを楽しむのがお決まりのコースとなってます。

101016212719

射的。10発500円。
コルク銃で、奥のぐるぐる廻る台に乗ってるお菓子を打ち落とすヤツです。
風俗営業に該当するらしいです。なんでよ???

実は牛、射撃が得意でした。
射的じゃなくて射撃。
ヒトが的だったら絶対撃てないけど。

自分自身の呼吸に合わせて上下に揺れる照門と照星、その向こう200mに見える白と黒の着弾点。
「あるがままにあれ」と雑念を払い、一切の強制を捨てて引き金を引く。
備えてはいけない。意識してもいけない。
ただ引くという行為のみを純粋に行うとある瞬間、ことんという手ごたえと同時にスライドが動く。
音や衝撃なんて法則のようなもので、全身でそれらを吸収することのほうが快感に近かった。
曳光弾を撃つと、薄暗い中にきれいな赤い光がすうっと流れて行って、兆弾する様子までがよくわかって…。
あの瞬間のあの緊張感。それが心地よくて夢中になってたのでした。

だけどコレは射的。
発射されるのは曳光弾でも減装薬でもなくただのコルク。
大事なのは構え方や撃ちかたじゃなくって、いかに近づくかだったりします(笑)
それなのに、照門と照星とその先のお菓子を一直線に見るのが楽しくて、ついつい本気で構えちゃったり。

だいたい一緒に行くと、やっちと牛が撃ちまくるんだけど、今年はhamも強制的に参戦させてみました。
構えるのが楽しくてやってる牛は、前半は決まってぜんぜんお菓子を取れないんだけど、後半になると「あのフーセンガムは絶対いただき!」「チョコボールははずせない!」的な欲が出てくるので、大人気なく身を乗り出したりしちゃうんだよねw

あれこれ騒ぎながらみんなで楽しんで、今年は写真の程度にほどほどにしておきました。
やっちもすっかり上手になっててびっくり。

このごろは射的なんて滅多に見なくなったから、飯坂のこの射的屋は貴重な存在です。
毎年必ず楽しみにしてるから、末永くあって欲しいなぁ。


いんぷれっさw×3

2006-06-25 23:04:00 | 温泉

白石から東北道を北上し古川へ。
最近、近辺の市村と合併して大崎市になりました。なじまないなぁ。
で、叔母宅について家の前に牛のいんぷれっさを停めてみたら。
Img223_1
手前:従妹のいんぷれっさw 猫の足跡付き。
右:牛のいんぷれっさw。
中央の白い車は、従弟夫婦のエスクード(ヘンリーハンセンモデルだ)ですが、そのずっと奥に見えるヤツ:叔母のいんぷれっさw
…しかもなんで全部w…ワゴン(笑)

富士重工の関係者がいるわけでもないんですが。
どれだけ売り上げに貢献してるんでしょう。
こんだけあったら、おひとり様をラリージャパンにご招待とかしてくれませんかねw
あ、せめてスバルグッズプレゼントとかでもいいんだけど。

ここと、古川のもう1件と、西古川の親戚宅へううめんをお届け。
なんかもう配送業者のノリです。
「こんちわー、ううめんお届けに来ましたぁ」。

で、配送が終わったら、叔母と、仙台から来てた従弟の奥さんと娘さんを巻き込んで鳴子温泉ツアーになだれ込みです。だって牛母が急に温泉入りたいって言うんだもん。このへんのノリはさすがに牛の母だけありますな;
本日は西多賀の湯へ。白い硫黄泉です。
目に見えてかけ流し。循環用の給水口なんてありゃしません。あったとしても、硫黄が強いのであっという間に腐食して朽ち果てそうです。洗い場もお湯が直接引いてあるので、水道無し。髪洗ったりはできませんが、湯治宿だけあって温泉らしい温泉。これこそ鳴子のお湯です。
つまりこういうことです。
20060625
……。
強いですよ、硫化水素ガス。説得力ありすぎ。
そのため、浴室は窓オープン、各所に換気用の通風孔や管が。
隣接する湯治宿のほうにガスが流れないように、2重の引き戸があり、そちらにも「ガスが流れ込んで危険なので戸はちゃんとしめて」という張り紙。
閉めます。閉めますとも。

いやー、暖まったぁ。暑い暑い。
駐車場が狭いのが難点ですが、ものすごくお奨めなお湯です。温泉好きなかたはぜひ。
ただし乾燥肌の方はご注意を。痒くなるかも。
温泉慣れしてない人もご注意を。湯あたり危険。