お好み焼き

2011-11-27 20:13:07 | 日記・エッセイ・コラム
本日のディナー。

訳あって実家の冷蔵庫の残り物を消費しなければいけないんですが、残り少なくなって来るとやっぱり迷うんですよね。 でもホラ、小麦粉って何にでもできるじゃないですか。

キャベツ。卵。ベーコン。チーズ。ならばお好み焼きにしよう。

当然「お好み焼きのもと」とかは無いので自作なんですが、お好み焼きって小麦粉だけじゃないんだよね?長いもとか入るとおいしいんでしょ?あと何が要るの?(←お好み焼き文化圏から遠く離れた東北人)

普段牛母が管理してる台所で存在する食材は限られているうえに格納場所もわかんないので、結局小麦粉と片栗粉のみ・・・。

ま、いいっしょ♪

卵入れてー、塩ちょっと入れてー、刻んだキャベツとベーコンとチーズ。 じゅーっと焼いてー・・・できたぁっ!
お好み焼き
お好み焼き用のソースはなかったけど、たこ焼き用のソースがあった。 かつおぶしかけて、「元」マヨラーらしくマヨネーズもトッピングしてみた。

いっただっきまーーーーす!

うーん、中身がほとんどキャベツのヘルシーなお好み焼きでした(笑)

どみっさーん、残りのカツブシあげるから出ておいでー。


願い事

2011-11-26 23:43:48 | インポート
願い事
さぁインプレッサw。今夜はどこへ行こうね。

泉ヶ岳は途中からもう路面があやしくて、靴をはきかえてないインプレッサwは途中で断念。

だけど、手前のスキー場のあたりでも十分星がキレイに見える。

流れ星をさっそくひとつ。

♪素敵なことも寂しさも輝きに似て

歌いながら見上げてるとキリがない。 一瞬の瞬きは涙にも幸せにも似てるよね。

どんな願い事をつぶやこうか。


穏やかな1日を。

2011-11-10 21:44:22 | 飛行機

こんにちは、カエルです。

Sany0418

おっかしいなぁ。
草の上跳ねてたはずなのに。
ちょっと日の当たるところを移動してたばっかりに、やたらとテンション高い人間につかまってしまった。

こんにちは。牛です。

おっかしいなぁ。
朝、おフトンにくるまってゴロゴロしつつ「おフトン友の会」の会員らしく過ごそうかなぁと思ってたはずなのに。
一本の電話に出たばっかりに、暖かい1日をお日様の下で過ごしつつカエルまで捕獲してしまったw

阿武隈川のほとり、角田滑空場。
この日、Mikeさんに誘ってもらってなんと2回目のグライダー体験!
今年のゴールデンウィークに、Iさんにご招待いただいて以来だよね。

少し風が強めだけどとても暖かい日。
ゴールデンウィークに行った妻沼ではウィンチであがったけど、ここ角田では曳航機が活躍しているのだのだ!うわーい♪ 初めて♪

Sany0410

しかーも!
パイロットは競技会にもスポーツマンクラスに参戦していたYさん!
Yさんは、競技の前には人一倍熱心にイメトレをしている姿が印象的な方。

Sany0415

ふおぉぉおぉ~!(←変な感嘆の声を上げる牛。)
すごーーーーーーい!
曳航機カコイイィィ~!Yさんカコイイぃぃぃぃ~!
グライダー美しいぃぃぃ~!

まさか乗せてもらえると思ってなかった牛は、手ぶらで(しかも酔い止めの薬も飲まず)乗り込んだわけですが…それはそれは久しぶりに計器が並ぶシートに座らせてもらって大興奮。

しかもしかも!
なんと今回、モーターグライダーにまで乗せていただいてしまった!

Sany0424

うひゃ~!うひょ~!(←もはや通常のリアクション不能)
初のモグラさんですよ!!

…と、大喜び連発の牛ではありましたが、飛ぶ前にふと脳裏をかすめた不安があったんです。
角田。阿武隈川。
このあたりの地形はよく知ってる。
この滑空場の横に連なる山並みを越えると、海岸線がすぐそこに見える。
亘理、荒浜、鳥の海。…そう。津波で甚大な被害を受けた、まさに被災地。
それを上空から目にしてしまう事になる。

大丈夫だろうか、牛。
牛は今でも、女川を訪れる事ができていない。
家の近所の海辺ですら、一人では行けないのだ。

グライダーが高度を上げて山並みを越えて、そこに広がる海岸線の風景。
牛の胃の奥がきゅうぅと縮んだ気が。
陽の光が注いで空は晴れて、少し風と雲が出てるけどきれいな海原が見えるその手前。
やっぱり、酷い。
わかってはいたけど、破壊されつくした町並みが、浜が、否応なく目に飛び込んでくる。
姿を変えた浜辺。
一面に住宅の基礎だけが並び、ところどころに引かない水が。
そして仮堤防。

久しぶりの空はとてもうれしくて、だけど複雑な思いを抱きつつモーターグライダーの向かう先は…ええと、このまま行くと…

このまま行くと松川浦。

牛が大好きな場所のひとつ。
真夜中にインプレッサwと一緒に何度も訪れて夜光虫を見たり、夕方の潮騒を楽しんだり、夏の浜辺を歩いたりしたあの松川浦の砂洲。
津波で完全に分断された映像なら見た。牛にとって残酷で辛い事実だった。
「もともと自然の地形だった砂洲が、津波という自然の力で姿を変えたのだから仕方ないよ。」
そう言われて、確かにそうなんだけど、だからって仕方ないよねってただ納得できるほど簡単じゃなかった。
それを見る事になるんだね。
でも良い機会かもしれない。一人では来れないくせに、ずっとずっと気になってたから。

覚悟を決めて、だんだんと近づいてくる景色に目を凝らしてたんですが。
ん?あれ?あれって…

Sany0437

あれ?砂洲が。
繋がってる??

Sany0438

繋がってる!?よく見えないけど道路らしきものも見える!
つ、繋げてるの???人力で?
砂浜は無くなっちゃってて、少し霞んでてはっきりと確認できなかったけど、確かに何らかの構造物が。

ひ、ヒト、やるなぁ。
予想してなかった様子にびっくりだったけど、もし、もしもまた前のように通れるようになるのなら…どんな状況になっていたとしても行かずにはいられないだろうな。
このまま忘れるなんてできない。
あの日の記憶を、やっぱり牛は失うわけにいかないんだもの。

夢中で窓にかじりついていた、2010年11月3日。
あの日の翼の色も。

20101103_01

感動の涙に溶けそうなくらい美しかった砂洲も。

20101103_02

とても、とてもとても美しいところだった。

たくさんの水鳥が、魚が、昆虫や草木が暮らし、養殖棚が並んでいた松川浦が今後どうなるのかわからないけど。
時間がかかるとしても、また豊かな姿を見せてくれたらいい。

モーターグライダーが阿武隈川のほとりに戻る頃、よくわからないけど牛は、とにかく辛かったんじゃなくてとてもうれしかったのだと実感。

連日バタバタと動き回って走り回って、自分を擦り減らす事で何かをどうにかしようとし続けてきたけれど、この日、ゆったりと空を舞うグライダーに乗せてもらって、ひさしぶりに心のビタミンを体内で合成できたような気がしたのですよ。
ああ、こういう時間はちゃんと自分で作らないとダメだよねぇ。しみじみ。

…とか何とかいいつつ、その後も曳航機に載せてもらって、至れり尽くせりのフルコース!
「ひゃっほゥ♪」な牛なのでした(笑)

でもね、この日、最終的に一番嬉しかったのは。
2人ものヒトから「牛さんが楽しそうだったからこっちも楽しかった」って言葉をいただいた事。
いつも自分の居場所を求めて彷徨い続けている牛にとって、それがどんなにありがたい言葉なのかはたぶん伝えきれない。

乗せてくださった皆さん、牛を引きこもりから引きずり出してくれたMikeさん、心から感謝です。
角田の空に、レラカムイがいつも穏やかにいてくれますように!