タウシュベツ橋梁を、穴があくほど眺め続けた牛。
もういいんじゃね?と思いつつも、立ち去るとき、何度も何度も振り返り、またここに来る事はあるだろうかと立ち止まり…白樺の流木を、ほんの数本拾ってきました。水溜りに写った梢と空さえ、記憶に焼き付けつつ。
気を取り直してインプレッサwは出発。
もと来た道を引き返し、273号線、241号線を南下します。
このへん(士幌)の道ってまっすぐなんですよ。たいてい北海道の道って、街に入ると碁盤の目に整備されてて、どこ行ってもまっすぐなんですけどね。
これはモウってくらいまっすぐ。延々とまっすぐ。
運転してて、信号さえなければクラッチペダルなんて無くていいんじゃないかと思うくらい(笑)
途中、道の駅で食事とったりしつつ、目指すは帯広。その日、10月25日はラリージャパンのセレモニアルスタートが帯広駅前で行なわれる日。本来の目的に戻らないと。
で。セレモニアルスタート。
セレモニアルって言うくらいなので、ラリーの一部とはいえ要はお祭り騒ぎです。
経験上、ポディウム前には行きません。
ポディウム近辺は15時頃から場所取りしないとまともなトコなんて立てないし、設置される観覧席だのメディアの方々向けの場所しかないし、写真なんてたいしてキレイに撮れないし。
加えて、哀川翔や長野博が来るっていうけど彼らを見たいわけでもなく。
…やはりスタート前のラリーショウですわよ奥様w
WRカーが手の届く距離で見られるうえに、ドライバーやコドライバーですら手の届く距離で接する事ができるんですものw(いや、たいして接したいわけでもありませんが。)
アトキンソンのインプレッサの向こうにヒルボネンのフォーカス。
これ確かソルベルグのインプレッサ。
(この雄々しくも凛々しいインプレッサが、次の日さっそくあんな姿になるなんて思いませんでしたよ牛は。ラリーってホント何が起きるかわかんない。。。)
スタート前、ポディウムのずっと手前で、始まるちょっと前から待ってると、たいていスタッフがカードを配ってくれるんです。ドライバーや車のカード。で、そらへんにWRカーを止めて、ドライバーがサインに応じてくれるんです。英語が堪能なかたは、直接話しかけたりもしてます。
ただし。
ハンパじゃなくもみくちゃになるんですわ。
ものすごい人数が結構な勢いでサインをおねだりするんですよね。いい大人が。(←牛?)
最前列でサインもらい終わった人が、場所を譲ろうとしても振り返れない位。
「場所空けるから通してください!お願い!」と叫んでる人もいたりしてw
その中で牛は、ソルベルグとアトキンソン2人からしっかりとサインをもらいましたが。
…だって、立ってるだけで後ろから押されるんだもん(笑)
で、セレモニーが始まると、エントリーしてる車が1台ずつポディウムに上がって、紹介されてスタートを切るんです。
その後、帯広駅前のメインストリートを駆け抜けていくわけですが、どの車両もゆっくりと走りつつ、手を振ったり、窓から手をだしてハイタッチしてったりするわけです。
これはずーっと下流にいても楽しめるので、牛は長ーい距離を移動。程よい位置でフラッグ振りつつ、蛇行したりハコ乗りしてたりするドライバーとコドライバーに声援を送ります。
そして今年も、大井さんというステキな女性ドライバーに「がんぱってねぇぇ~♪」と声をかけて、「はぁい!」というお返事を頂きました。うひひ。このかたおいくつなのかしら。尊敬しちゃうなぁ。。。
そしてペター・ソルベルグ先生ですが…あのぅ、すみません、ソレどうやって運転して…;
でもかっき~♪
そして、長崎屋の駐車場にインプレッサwを留めていた牛は、戻るついでにマーカス・グロンホルム御大の後姿を帯広駅前の交差点まで追っかけて、左折するのを見送ったんですが。
…これが、グロンホルムのフォーカスの、「最後のまっとうな姿」だったなんて、このときは思いませんでしたよ牛は。 ラリーってホント何が起きるかわかんない…(苦笑)