さて。
このブログの更新を終了しようと思います。
よくもまぁこれだけくだらない事を延々と続けてきたものだと、我ながらユカイに思います。
今まで、生存報告やら日々の日記、ハイパーよかった探し的につづってきたけど、さすが「自分晒し」ブログだっただけの事はあります。
振り返るだにどうでもいい話の数々(笑)
なんだろね。
未練が無い事は確かだ。
どみっさんとインプレッサwがいなくなった今、ここに書くことはモウ無い気がする。
からっぽになったビンをいくら振っても、牛乳は出てこない。
「元串焼屋」の東風も今月いっぱいで終わり。
牛がおいしくゴハンを食べる場所も無くなってしまう。
震災の後、大切だったものも、大好きだった景色も、たくさんあったけどたくさん無くなった。
たくさんのヒトと会ったけど、幾人かのヒトとはモウ会えない。
それでもなぜか牛は生きてしまってる。
どうして?理由はたぶん無い。
そう考えた時、旅の始まりを少しだけ思い出した気がする。
おかしいな。こんな事になるなんて。
あと何が残ってるだろ?
思い出すのは、関わったり、すれ違ってきたヒトたちの事です。
たくさんお世話になったり、名前も知らないままだったり、ほんの一瞬の事だったりしたヒトたちにお礼を言いたい。
十三浜白浜で牛と牛母に声をかけてくれたおばちゃんたち、元気にしてますかー?
名前も知らず探す事もできないけど、きっと生きててくれてるって信じてます。
あの穏やかな海に、また、行きますからね~。
そうだ、こないだ行ったC&EのUさま、お店でお声掛けいただいてありがとうございました!
そしてハガキまで!
びっくりしたけど嬉しかったです。
やっぱりハンドクリームはC&EのJojobaにかぎります♪
あのヒトも、あのときのヒトも、どうしてるかなぁ。
ありがとうって言いたくて、伝えたいけどむつかしい。
そしてこのブログ読んでくれたヒトたち、こんなばかばかしいブログでもささやかなつながりでした。
たぶんまた、何か書きたくなるんだと思う。
そしたら書くんだと思います。
どういう方法かはわからないけど。
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帯広郊外の河川敷。
WRCの、SSSを観戦するためにカッパを着て大雨に打たれながら豚丼食べて、ラリーカーを操る戦士たちが土砂降りにも負けずに走る姿に興奮して、最後まで観た。
シャトルバスに乗って、傘なんてもちろんささないでカッパのフードをしっかり被ったまま、インプレッサwを停めてある幕別の駐車場に戻った。
足元は一面の草原。
一面に雑草が生えた広大な敷地は雨でズブズブになってた。
広すぎて、しかも暗くなって、感だけを頼りにインプレッサwを停めた方向へ歩きだした。
どこだっけ、確かこのあたり・・・?
街灯の明かりにかすかに照らされる、たくさんの車。
その中にインプレッサwはいた。
濃紺のボディにたくさんの水滴をまとって。
牛の視界の中で、だけどインプレッサwのほうが牛を見つけてくれたみたいだった。
なんだかうれしくなって、ズブズブの地面に足をとられながら走りだした。
「ただいまー!楽しかったよー!!」
ドアを開けて、カッパを脱ぎつつ急いでシートに収まった。
エンジンを始動させて、靴を履き替え濡れたカッパをたたみながらしばらくすると、インプレッサwのエアコンが優しく温風を吹き出す。
冷え切った体が、少しずつ温まる。
大丈夫。
たくさんの景色を見よう。心を揺らそう。
どこへ行こうと、何をしようと、インプレッサwが牛を待っていてくれて、雨も風も強い日差しからも守ってくれる。
そして家まで、送り届けてくれるんだ。
それはただの依存ではなく、牛自身の意志であり力だったはず。
そうし続けるための、インプレッサwは大切な依り代のようなもの。
あの日暗闇の中に佇んでいた姿を、いつも思い出す。
今はモウ居ないインプレッサwを思い出して、ちょっと切なくなって、それでもモウ少し、走って行けるだろうか。
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このブログはしばらく残しておきます。
必要に応じて更新することがあるかもしれません。
牛はしばらく牛舎に引きこもります。
そのうち、気づかれないようにひっそりと脱柵しようかな(笑)
ありがとうございました。