まな板の上の牛。

2006-10-10 23:18:27 | 健康・病気

10月も10日ですか。
…あれから10日ですか。

やれやれ。どおりで仕事中、腕が痙攣するワケですよ。
もう慣れちゃったけどさ。あーまたピクピクしてるよーまいったなーなんて。
そういえばおととい角田で室屋さんが飛んだときに、お約束で上空を見上げたまま両手を振りつつぴょんぴょん飛び跳ねてたら、首の後ろのほうで「みしっ」って音がしたんだよね。だから。

整骨院に行かねばならんのだよ。

このまま放置したらマジで逝ける事はイヤって程よぅくわかってるんですが。
だってさー。通いなれた所から変えるのって大変なんだよ。
そう。先月末で閉院しちゃったからさ、今までのトコ。
月をまたいでから変えないと保険の適用がうんぬんって言われるしさ。
もしハズレだったら来月まで持つかなとか、常に混み混みでも困るなとか、本質が人見知りな牛としてはヒューマンスキルの無い人だったらどうしようかなとか、いろいろ考えてしまうワケで。
それでも今日は、チャリこいで行ってみましたさ。

「○接骨院」…あ。整骨院じゃなくて接骨院?
しかも入っていくのは若い人ばっか。
どうしようかなぁ。と、前を2往復くらいしたんですが。

ここに入らないとしたらどこへ行くのだ?
六丁の目までインプレッサwで通うのか?(可能ではあるが)
むにゃむにゃ通りのアッチまで行くのか?(すごくハンパ)
保険がきくかわからない中国鍼か?(場所すらわからん)
めんどくさい。ダメ元で入ってしまえ!
逝け、牛よ!いずれ終末は近いのだ!

言われるままに、問診票を勢いで書く。
「牛さん奥へどうぞー。」
後へは引けん。…こわいよぅママン;;

「えぇと、首ですね。よく寝違える、と?」
「ハイ。かくかくしかじかで、ずっと治療受けてたんですがこういう事情で。」
「なるほど。…じゃちょっと首見せてくださいね。」
比較的若いっぽい人が、うつぶせになった牛の首を指先でグリグリと。
「…これは…寝違えるでしょうねぇ。支えようとして首の周りの筋肉がこるんですね。」
「あい。頚椎のレントゲンもサンマのホネで…(略)」

で、そのままマッサージ。
珍しいなぁ。いわゆる電気治療無しで最初っから手技のみって。
牛、整骨院の類はいろいろ行ったけど、ほぼ全てのところで低周波とかスパイクと呼ばれるやつ(違いが今ひとつ判らないけど;)を使用するんですよ。
ソレを使ってからマッサージだの矯正だのに入るんですが、そういうの無しでいきなりって、個人でやってるあんま師ヒトの所以外じゃ初めてかも。
手つきと強さからすると、それなりに経験は積んでる人なんだろうな。
オドオド感は無いから一応安心できそう。

「お仕事はどんな?」
「一日中座ってパソコン使う仕事です。」
…これ以上的確な答えがあるだろうか。
いくつか普段の状況について話をした後は、無言でマッサージを受けました。

牛、いつも思うんですが。
マッサージ受ける時って、自分側でもちゃんと「今ココをほぐしてもらっている」という感覚をきちんと感じる事が大事なのではないかと。
ただなんとなく揉まれるのと、その部分に意識を持っていくのとでは、ぜんぜん違うと思うんです。
感じる=緊張ではなくて、「リラックスして受ける体制」が自分に無いと十分な効果が出ないっていうか。
うまく表現できないけど、自分側が緊張してたら筋肉はほぐれないのだと。
だからこそ、安心して任せられる所…人じゃないとねぇ。

で、最後までその人かと思ったら、途中で「少々お待ちください」といわれ、おとなしく待ってたんですが、なにやら隣から話し声が。
「首が…云々で、ひんぱんに寝違えるらしくて…」
「ふぅん…ああそう。ちょっと診てみるわ。」
む?!交代?!
…出るかボスキャラw
よ、よぅし、かかってこーい。

「こんばんわー。」
「お、おねがいしまーす。」
うつぶせで顔みえないけど、ちょっとは年配のヒトなのかな?
「あー、これは。このあたりでしょう。」
「( °Д°) ぐぅっ。 は、はい、でも酷いときは右のほうが。」
「ああ!ここだね?!」

「。°(°´Д`°)°ぐはっっっっ! …そそそそうです(泣)」

牛の首の右側のソレ。
ちょっと触ってわかってもらえるのは嬉しいんだけど。

力強っ。
牛、もともとは強もみタイプで、あんまり強くてもダメってわかるから今までおまかせコースで揉んでもらってたけど、牛でもチョト引き気味なくらい、すっげー強っ!
強いっていうかもうグリグリゴリゴリ。容赦無し。
…ここって体育会系か?!;

今まで行った整骨院・接骨院の中には、文系も古典系も宗教系も哲学系もあればサークル系もあったし、先月までの所は、文系と見せかけて理数系、特に物理学が程よくミクスチュアされてたけど。(多くの方には何の事だかようわからんと思いますが他に表現がわからん;)
ここまで体育会系ってのも久しぶりだ。

「ここがね、少しずれてるんですよ。長年ずれてる人だと、なかなか戻らないから思い切って矯正しちゃったほうがいいですね。…痛いのイヤですよねぇ?」
ああ;バリバリ矯正方式か…懐かしいと言えばそのとおりだが。。。
「ある程度は慣れてますけど…」
「あ!そう!」
嬉しそうだなこのヒト。言いつつ手元は緩めずグリグリゴリゴリ。
「じゃぁコレをこうして、横向いて。」
ええい。ままよ。逃げられん。

ごりゅっ。
………………。
「ハイ次はこっちむいて。力抜いてねー。」
がりゅっ。
………………。

牛、正直いって、経験豊富で良かったと思う。
チョト左が痛かったけど。
慣れないヒトが首の力抜くのって大変なんだよマジで。
牛も調子悪いと十分力抜けない事あるし。
このヒトどうなんだろう?あらゆるヒトにこの調子なのかい?それとも牛が慣れてるって言ったからなのかい?

この類の治療院って、ホントに治療方針ってのがそれぞれ違うんだよね。
今回みたいにおもいきって矯正から入ることもあれば、周りの筋肉の緊張をほぐしてからここぞという時だけ矯正するヒトもいるし。
どっちも理屈はわかるから、何が起きても面倒みてくれるならおまかせするんだけどさ。
もちろん、ろくに状況も確認せずただひととおりグネグネ揉んで終わりってトコは論外ですが。
ま、初回だし。次はどうなるんだろう。
とりあえず何回か行ってみるつもりですが。
でも、なんだかなー。何か足りないような。

アレだ。
治療中の猫話とか、くだらないバカ話するとかが無いんだ。

…ってか大事なのはソレか?(汗)