物部川ファンクラブ

森と海を結ぶ川、流域住民のくらしの中を流れる物部川を、みんなの力で元気にしたい!

おいしい

2009-01-29 | 農業・林業・水産・道の駅・良心市ほか
ある研修会で、「おいしい土佐茶の入れ方」を習ったのでご紹介したいと思います。
ちなみに、「土佐茶」とは、高知県産茶葉を100パーセント使用し、仕上げ加工したものです。

産地としては、仁淀川流域、四万十川流域、吉野川流域の山間部が多いようです。品質は全国主産県のなかでも常に上位にランクされ、その8割が静岡県などに出荷され、高級茶のブレンド用として使用されているそうです。

その、良品質のお茶を、さらにおいしく入れるための方法を教わりましたので、みなさんも一度やってみてください。


① 必ず一回沸騰(3分程度)させた湯を使います。  3分間沸騰さすとカルキ臭は飛ぶので、水は水道水で十分です。

② 人数分の湯飲み茶碗に7分めまで、お湯だけを取って、お湯の温度を適度まで下げます。

③ 湯飲み茶碗一杯に対し、茶葉 3g(ティースプーンで山盛り一杯)が目安です。

④ 湯飲み茶碗の湯が適温(70℃)になったら、このお湯を急須へそそぎます。  湯飲みを持って、10秒くらい持っていられるくらいが約70℃です。
温度が高いと渋みが出ます。

⑤ お湯をそそいでから1分半待ちます。

⑥ お茶を少しずつ何回にも分けて、すべての湯飲み茶碗につぎ分けます。 これでお茶の量や味の濃さが均一になります。 最後の一滴まで残さずついでしまいます。

⑦ 急須のふたを開けて、熱を逃がします。  ふたをしたままで、蒸され続けると、渋みが出ます。

⑧ 二煎めは急須へ直接お湯をそそぎ、すぐに湯飲み茶碗へつぎます。

※ 茶葉の保存は密封できる容器で、光の当たらないところで、2~3週間で使い切るのがいいですね。 出し入れしたときに露がつくので、冷蔵庫には入れないほうがいいでしょう。
※ 良い茶葉は持ち重りがし、入れたときに水色が澄んでいて、水面に毛が浮かびます。

     (農業技術センター 茶業試験場資料より)

HN:あてい




1/25 野市小学校がエコまつりを開催しました

2009-01-26 | 物部川流域のイベント情報
皆さんこんにちは。高知県企画調整課 物部川の明日を考えるチームです。
今回は香南市立野市小学校が「かかわろう!つながろう!のいちのエコまつり」
と題したイベントを行いましたので、その報告をいたします。

野市小学校は以前から、全校を挙げて環境教育に取り組んでおり、昨年12月には
環境省「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」の環境教育・普及啓発部門で全国一位となり
環境大臣表彰を受けています。その取り組みを地域の皆さんに知ってもらい、一緒に
エコについて考えていこう、という趣旨で今回のエコまつりの開催となりました。

当日は時折雪が舞い、大変寒い一日でした。


それでも保護者の方や地域の方々がたくさん集まってくれて、祭りは終日大盛況でした。


それでは、どんな出し物があったのか紹介します。

まず、3年4組のゲームコーナーです(画像はペットボトルのボウリング)。

この他にも、カブトムシの幼虫の販売などを行っていました。

次に、 4年1組の「ヤギと触れ合おう!」のコーナーです。

この組はクラスでヤギを飼っていて、大変かわいがっていました。

野市小エコクラブの「エコ味噌汁」の試飲です。

宗田節の削り節と味噌をお湯で溶き、ネギを入れると、大変おいしい味噌汁になります。
またこのクラブは、物部川や学校周辺の清掃活動に積極的に取り組んでいます。

この他にも、5年3組によるバザーやぶったい(魚を獲る道具)、ホットケーキの販売、
たんぽぽ学級による「エコのみ焼き(野菜の端材を使ったお好み焼き)」の販売、
放課後子ども教室によるぜんざい・ポテトフライの販売(最後まで列が途切れない!)
またPTAによるうどん・おでんの販売などがありました。

学校の生徒以外にも、多くのブースが出ていました。簡単に紹介します。

高知県ケナフ普及会による、紙漉き体験です。


子ども森林インストラクターの皆さんが、巨大バウムクーヘンをつくってくれました。


森づくり助っ人隊による、丸太切りの体験教室です。


こちらは竹馬づくりです。

竹馬や竹とんぼをたくさん作りましたが、子どもたちは嬉々として遊んでました。

高知農業高校による、自分たちでつくったお米やベーコン、卵の販売です。

特にベーコンと卵は、非常に人気商品で、ご覧のとおりたくさんの方が行列をつくって
買い求めていました。私も買って、その日の晩にベーコンを使ってパスタを作りました。
大変おいしかったです。

その他の出し物としては、香南市商工会青年部による焼きそばやフランクフルトの販売や、
野市幼稚園と野市保育所によるバザーと綿菓子の販売、草笛教室などがありました。

体育館の中でも、いろんな出し物がありました。

野市小の子どもたちが、これまで取り組んできた環境学習の成果を発表するための、
ダンボールでつくったパネルの展示です。

パネルの枚数だけ、熱心に取り組んだ成果が表れています。

ステージでも、いろんな発表がありました。
そよかぜの会による、食に関する紙芝居の様子です。


エコクラブによる、「ステップアップものべ川」の歌の披露です。


その他、森林総合センター情報交流館によるヒノキを使ったマイ箸づくりの体験や、
高知県公営企業局によるペットボトルを使った風車づくり体験などを行っており、
まつりの終了まで大変にぎわっていました。

エコまつりのフィナーレは、「のいちちんどんくらぶ」による演奏の披露。


体育館での演奏の後、外のお祭り会場も練り歩いていただき、まつりは終了しました。


初めにも書きましたが、この日は本当に寒い一日でしたが、野市小の生徒の皆さんや
保護者の皆さん、また先生方や関係者の皆さんが大変熱心に取り組んでいたせいもあり、
あまり寒さを感じない、楽しいお祭りになりました。

今回のお祭りでもその一端が垣間見えましたが、野市小が全校を挙げて取り組んでいる、
全国に誇れるような環境教育の輪を、地域をはじめ、願わくば高知県中に広がることを
願いながら、この報告を終わらせていただきます。

野市小をはじめとした関係者の皆様、当日お越しいただいた地域の皆様、
本当に、お疲れ様でした。

ガッツ天敵君!

2009-01-23 | 農業・林業・水産・道の駅・良心市ほか
昨年、チチュウカイツヤコバチが思ったより活躍したので、「今年も」と思い注文したところ、メーカーさんの都合で遅れ、さらに「無い」とのこと。

そんなばかなー! さんざん待たされたあげく・・・。 

でも、無いものは無い。 しかたないので、チチュウカイより頼りないと思って使いたくなかったサバクツヤコバチを使うことにしました。

このツヤコバチはコナジーの天敵です。

コナジーの幼虫と葉との隙間に自分の卵を産みつけ、寄生するのです。

農薬によわ~いので、すすカビまみれになろうがどうしようが、この2ヶ月くらい、祈るような気持ちでとにかく我慢してきました。

3×4くらいのカードにツヤコバチの卵が貼り付けてあって、一週間くらいかけてかやります。

ししとうの樹に引っ掛ければいいのですが、樹にアリがいると、一夜にしてツルツルにされます。 なので、アリの多い北と、南のあたりだけでも、うちの若いしが考案、製作したこの引っ掛けに引っ掛けて置いています。

これなら、ゴキでも上がれません。

このツヤコバチが期待以上に働いてくれて。 今では沢山増えて、ししとうの周りをひらひらホバリングしています。 1ミリくらいの小さなツヤコバチ! がんばれ

HN:あてい



シカの食害シンポジウム

2009-01-22 | シカの害対策
こんにちは無ノ用です。

シカの食害シンポジウムが開催されるのでお知らせします。



どう守る危機に立つ三嶺の森(2)
―深刻化する物部川源流のシカ食害―







日時:1月25日(日) 13時00分~16時30分
会場:香美市保健福祉センター香北(アンパンマンミュージアムの隣:入場無料)




第一部:報告「三嶺・剣山系の自然植生被害の実態と流域」
坂本彰(三嶺周辺におけるニホンジカの影響調査-樹皮剥ぎの状況-)、
内田忠宏(剣山山域のシカ食害の現状) 石川慎吾(シカによる林床植生の変化と保護柵の効果)、
依光良三(シカ食害の流域に及ぼす影響)


第二部:講演「増えすぎたニホンジカの指標と対策」
梶光一(東京農工大学教授・専門「野生動物管理学」)


第三部:質疑応答・ディスカッション


主催:三嶺の森をまもるみんなの会(問い合わせ先~情報交流館0887-52-0087 常石)
共催:林野庁四国森林管理局、環境省中国四国地方環境事務所、高知県、香美市、南国市、香南市
後援:高知新聞社、RKC 高知放送局、朝日新聞社高知総局、NHK 高知放送局、KUTV テレビ高知


ガッツ天敵君!

2009-01-21 | 農業・林業・水産・道の駅・良心市ほか
    
この数ヶ月の間、コナジラミにやられ続けて葉の裏、こんなになって、葉も実もすすカビで汚れ、うちのハウスは薄暗~くなってしまってます。

昔はキラキラ光ってて、ハウスの中に入るとまぶしいくらいきれいなししとうだったのに・・・


でも、不思議 こんなにコナジーにやられているのに、なぜだか、出荷はできてて。

それは、多分このツヤコバチ君と、ボタニのおかげのようです。

でも、しかし、これから日が長くなってあったかくなると、コナジーの増え方が倍になって、それこそ、我がハウスはコナジー天国になってしまうかもしれないのです。

そうなってからでは遅いわけで。
そこで、待ちに待ったスワルスキー登場

救世主となり得るか

技術センターのH氏いわく「あんまり期待せん方がいいですよ。あははは。

天敵使っている方たちの期待がよほど大きいのでしょう。

そうなんですよ。 期待しているんです。

これから約2週間、また、じっと我慢の日々が続きます。

HN:あてい


土壌消毒なしで生姜ができました!

2009-01-15 | 農業・林業・水産・道の駅・良心市ほか

こんにちは。

㈱竹産です。弊社では放置された孟宗竹を使って竹粉脱臭剤と竹チップ鶏糞入り醗酵肥料を製造・販売しております。



今回は竹チップ鶏糞醗酵肥料で栽培した生姜を紹介したいと思います。

左の写真の生姜は、土壌消毒なしで栽培しました!

乾燥醗酵した竹チップで土の表面を覆い、竹チップ鶏糞入り醗酵肥料を使って栽培しました。

孟宗竹には抗菌作用があり、そのおかげで

虫がつきにくく、土壌消毒の必要がなかったわけです。

収穫した生姜は味もまろやかでおいしかったです。何より土壌消毒なしなので安心して口に入れることができます。



生姜のほかにも、ナス、きゅうりを栽培しましたが、大きく、おいしい実が育ちました。



そろそろ、皆さん、春にかけて家庭菜園等で種まきをと考えているころではないでしょうか。今年は、竹チップ鶏糞醗酵肥料を使って栽培してみませんか?野菜のほかにも花にも使えますよ。

お問い合わせは下記までお願いします。



株式会社 竹産

高知県香美市土佐山田町2172-1

TEL:0887-52-0679 FAX:0887-53-7111

メール shibata@chikusan-kochi.com

ホームぺージ http://chikusan-kochi.com

年末年始のたまった生ゴミの脱臭に!
竹粉脱臭剤隠して・・・