物部川ファンクラブ

森と海を結ぶ川、流域住民のくらしの中を流れる物部川を、みんなの力で元気にしたい!

11/9 物部川川祭りを開催しました

2008-11-14 | 物部川流域のイベント情報
皆さんこんにちは。高知県企画調整課 物部川の明日を考えるチームです。
以前このブログでもご案内をしていましたが、先日(11月9日)に、物部川川祭りを開催しましたので、その報告をいたします。


前日からあいにくの雨模様で、川祭り当日は小雨交じりの非常に寒い天気でしたが、何とか開催することができました。


午前中に開催した、いざなぎ流神事の様子です。

川べりで風が強く吹くあいにくのコンディションでしたが、神官さんも参列者の方々
(流域で活動されているいろんな団体の皆さん)も、最後まで本当にお疲れ様でした。


川祭り本体は11時に開会しました。
野市小の子どもたちによる、開会宣言の様子です。

川の環境を守っていく大切さについて、劇仕立てで披露してくれました。
本当にありがとうございました。


その後、ステージ上では音楽祭として、まずは山田太鼓の演奏です。

山田太鼓の皆さんも、物部川流域で活動されていることもあり、
物部川にありがとうのメッセージをくださいました。


続いては香美市(楠目地区)子ども会の皆さんによる、よさこい鳴子踊りです。

寒さを吹き飛ばすような、元気な踊りを披露してくれました。


物部川流域に在住し、音楽活動をされている一江(ヒトエ)ウタカさんのコンサートの模様です。

非常に透明で心地よい響きの音色が、物部川に響き渡りました。

以下に、一江ウタカさんのブログをご紹介します。
ブログ 「一江ウタカ~有多佳~」
興味のある方は一度ご覧になってください。


また、今回の川祭りのテーマが「この川にありがとうを言う日」ということもあり、祭りに出展している団体の皆さんが、ステージに上がってもらってそれぞれ一言ずつ、物部川に「ありがとう」のメッセージを送っていただきました。

ちなみに写真は、JA南国市 かざぐるま市の皆さんです。


川祭りでは他にもいろいろな体験コーナーを構えてました。そのうちの一部ですがご紹介します。
こちらはウェーダー(胸まで履ける長靴)を着用して、実際に川の中に入って、川の虫や魚を捕まえる、川虫ビンゴという教室です。

非常に寒い中、子どもたちは元気に虫取りに夢中になってました。


またこちらは、高知県公営企業局による、ペットボトルで風車をつくる教室です。

この日は風が強かったので、子供たちがつくった風車はそれはそれは勢いよく回ってました。

その他、いざなぎ流の神官さんによる御幣切り教室や、川原の石を削ってお地蔵さんをつくるワークショップ、また間伐して発生した木の皮を使って紙をつくる紙漉き教室など、多彩な体験教室が開催されました。


また、物部川流域でとれた食材を使った物産展も盛況でした。
こちらは、野市小の子どもたちが出展した、芋を使ったお菓子の販売ブースです。

ご覧のとおり大盛況で、売り切れまで人の列が切れませんでした。


こちらは、流域土地改良区連合の皆さんが出展した、土佐ジローを使った焼き鳥に並ぶ行列です。

こちらも、もう本当にあっという間に売り切れました。

その他、昨年も好評を博したシカ肉を使った焼肉の試食(物部森林組合提供)や、地産のニラをふんだんに使ったチヂミ(JAとさかみ提供)、また地元の野菜をこれでもかと使った豚汁(水土里ネット山田ぜき「なでしこ」提供)などなど、写真でお見せできないのが残念ですが、本当においしそうな食べ物が沢山並んでました。


冒頭にも書いてますが、いかんせんこの日はものすごく冷たい風が吹き続ける天気で、予定していたイベントが一部中止せざるを得なくなるなど、残念なこともありました。また、この祭りは本当に流域内外の皆さんが手弁当で集まってくれて開催しており、運営上不行き届きがあったかと思います。しかし、初めて川祭りを開催した昨年よりも多くの団体の方々に集まっていただき、さらに多くの皆さんに祭りに来ていただき、おかげさまで盛大のうちに無事終了することができました。

祭りに集まっていただいた流域の団体の皆さん、また祭りに来てくれた皆さん、本当に、ありがとうございました。

この祭りに参加することをきっかけとして、物部川が私たちに恵んでくれている沢山のものへの感謝の気持ちを、一人ひとりの方々が感じていただければ、こんなに嬉しいことはありません。

この川祭りは、流域のみんなが一緒になって、50年続く祭りを目指そうとして取り組んでます。祭りへの参加はもちろん、祭りの運営への参加についても大歓迎ですので、こちらをごらんの皆さん、ぜひ来年もご参加ください。
よろしくお願いします。

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