今日も一日良い天気でした。気温が低かったのか肌寒く感じました。
その分空気が凛として、景色が鮮やかに目に映ります。
今日も桃畑で仕事をしました。脚立に上って空と景色を時々眺めています。
陽射しが強い中で、退屈そうに寝転んでいるロックが見えます。
午後2時過ぎになると、熊よけの鈴を鳴らして黄色い帽子の一年生の女の子が二人。
ロックと遊ぼうとやってきました。
「ロック、ロック」と二人で何度も呼ぶのにロックは寝たふりを決め込んでいます。
何度呼んでも反応しないので、諦めたのか「暑くて可哀想だね。また明日ね。」と優しい
言葉をかけて帰っていきました。(カワイイ)
黙って見ていたのですが・・・「ロック起きて遊んであげなさい!」と言いたくなりました。
次にやってきたのはやっぱり黄色い帽子の男の子と女の子。
「ロック、ロック」と呼ぶのに、またまた知らん振り!そばによってきて頭をなでたら
耳だけ動かしたらしく「耳が動いたよ!」とかわいい声。
それで満足したらしく「じゃあまた明日ね、ロック。バイバイ」と帰ります。
観ている私は「まったく!このものぐさ犬!」と呆れてしまいました。
(親の顔が見てみたい・・・?)(^^;
今度は3年生ぐらいの子達がやってきて、呼んでも反応の無いロックのそばで
声掛け攻撃!さすがのロックも起き上がって少しだけお愛想を振りまいていました。
お好みの子でもいたのか?ご機嫌のときの「仰向けゴロゴロ」ポーズでサービス。
楽しそうな子供たちの笑い声がはじけて、ほっこりする光景です。
「田舎道ではまだこんな子達と出会えるんだなあ。」と嬉しくなりました。
一人で気の重い仕事をしていた私を幸せな気持ちにしてくれます。「アリガトウ」
「幸せになる道には二つある。一つには願い事すべて叶えること。
二つには願い事すべて捨てること。」と中島みゆきさんの詩にあります。
さあ!どっちを選びましょうか