もく窓

~良い映画と究極の手抜き料理を探して~  

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛

2008年06月01日 | 映画館
 お気に入り度:銅  アンドリュー・アダムソン監督 2008年

第1章は、ロンドン空襲で始まり、子供たちだけでの疎開、疎開先のお屋敷にあった古い衣装箪笥、衣装箪笥の奥に広がる冬のナルニア国、雪降る森の中のガス灯、半身獣のタムナスさん、言葉をしゃべるビーバー夫妻、エドマンドを幻惑したお菓子ターキッシュディライト、白い女王の乗り物シロクマ等々、これぞファンタジーと思いました。映画館で観なかったことを深く悔やみましたので、第2章はファーストデイ1000円で映画館で観てまいりました。
第2章、、、。 第1章のほうが良かったです。
戦いのシーンが多かったです。一対一の対決で済むのかと思ったらアララ、、
戦闘シーンがお好きな方は良いと思いますが、私は好きでないのでどっちが勝つのか早く決めてほしいとばかり思って観ていました。少年少女向けのファンタジーに戦闘シーンを多く盛り込む最近の傾向はいかがなものかと思います。第1章のように子供たちの心の動きを丁寧に描いたものが好きです。
王位継承争いですが、カスピアン王子に魅力がないので応援する気持ちになれませんでした。見た目が悪くても聡明で信念を持った王子にしたほうが良かったのではないでしょうか。
大鷲に乗る、水が生き物のように変化する、樹木が動く等々の映像はロードオブザリングと比べてしまい、早い者勝ちだと思いました。後から映像化する方は相当趣向を凝らして頂かないと文句屋のオバサンを満足させることは出来ません(笑)
しかし、ルーシーちゃんとエドモンドの成長ぶりは嬉しくなりました。
このご~く普通の顔をした四人兄弟が大好きです♪ 地下鉄がナルニアの出入り口になるところと、学校帰りの制服のままナルニアの海岸へ移動しているところはお気に入りです

幕張シネプレックス9番シアターは、音はとても良かったですが映像がイマイチでした。吹き替え版を上映していた10番シアターのほうが映像は良いかもしれません。
白い魔女の手下ハングリーとサースティ、出番は少しでしたが、このサースティの声はINTO THE WOODSで魔女を演じたBERNADETTE PETERS(バーナデット・ピータース)の声だと思い、エンドクレジットを注視していたのですが見逃しました。DVDになったら確認しましょう。特徴がある声なので多分そうだと思いますが。

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4 コメント

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もくさん、こんばんは♪ (りでる)
2008-06-04 02:43:58
コメントありがとうございます!えへ、TBも入れさせて下さいね。
1000円デイ良いですね~映画の日をもっと増やして欲しい♪
私もファンタジー色が強い第1章の方がまだ好みでした。
同じく、第2章では現代の地下鉄からあっという間にナルニアに移動しちゃうシーン好き♪
地味な4兄妹、でも成長して威厳も備わってたりと、かっこ良くなってましたね。
指輪とかと比べちゃったりなど、思わず『そうそう』と言いたくなる程、もくさんと似た感想持ちましたよ(笑)
第3章ではカスピアン王子もかっこ良くなって、もっとワクワク感を入れて欲しいなあ~の第2章でした。
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>りでるさんへ (もく)
2008-06-04 17:20:41
タンスの次は地下鉄でしたネ。どちらもナルニアの入り口にピッタリでした~
第3章では入口はどこになるんでしょうか。楽しみです。知りたいですが、原作を読まずに待ちましょう。
カスピアン王子は映画のポスターが凛々しく写っていたので期待してたら、早々に木にぶつかっちゃうし、すぐに笛は吹いちゃうし、一騎討ちを高校生のピーターにさせるし、国王になるかもしれないお方だったのに応援してくれる家臣は博士以外いないようだし、、、
ハイ、第3章に期待しましょう。
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ようやく鑑賞 (Any)
2008-06-10 23:09:35
もくさん、こんばんは♪感想はアップしていませんが、お邪魔します
仰る通り、本当に戦闘シーンが多かったですね。・・・というか、殆どでしょうか。今日の鑑賞は、最近の事件とも思いが重なり、観ていて正直辛い部分もありました。(映画の選択を誤ったかも)

地下鉄⇒ナルニアの移動シーンは私も好きです!
ロケ地は何処なんでしょう?絶景でしたね~ 
そして今作で一番の成長を感じたのはエドモンド、冷静な状況判断や兄へのフォロー等、エライ!(笑)しっかり魔女への恨みも晴らしたし。
でもちょっと淋しかったのは、タムナスさんやビーバーさんを観れなかったことかな? その代わりに、ねずみの騎士が大活躍でしたが☆
「ロード・オブ・ザ・リング」は別格なので比べちゃ~気の毒と思いつつ、同じく比べてしまいました~
記事を書いたら、改めてTBに伺いますね。
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>Anyさんへ (もく)
2008-06-11 21:02:18
Anyさんも戦闘シーンは多いと感じましたか。
悲惨な場面や残虐な場面は、その場面がストーリー展開に必要であるならばしかたないと思いますが、迫力ある場面として楽しむためだけのものならば、ナルニアには必要ないと思いましたョ。
今思うに、パンズラビリンスの残虐な場面や気味悪い場面は、あれなくしてはお話が成り立ちませんものネ~。

ところでエドマンド君、本当に素晴らしい成長振りで凛々しくなっていました。
ルーシーちゃんは髪も背も伸びてお姉さんぽくなったいましたね。
でも、アスランを抱きしめて たてがみに顔を埋めた場面で、元のままのルーシーちゃんだと思い、なんだか胸がいっぱいになりましたT_T
タムナスさんは壁画になっていましたね。もう伝説の人となってしまったのですね~~。ビーバー夫妻も会えないと思うと寂しいです。
いつももう一度映画を観たくなってしまうAnyさんの記事を楽しみにしています。ごゆっくりとマイペースでどうぞ♪
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