清明節休暇⑤～威海；環翠楼，煙台へ移動

フェリーを降りてすぐに海鮮料理のお店が並んで居て、客引きのおばさんが手招きをします。

この様な水槽の中に居る魚や貝、海老、蟹などを選んで料理してもらいます。

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店内はとても広くて綺麗です。　
料理は1；红烧排骨（hongshao21paigu23)  2；红烧鲍鱼(hongshao21baoyu43） 
3；白菜炒虾（baica24ichaoxia31)　の3品です。夫はこれにご飯を付けましたが私はなしです。

因みに红烧というのは料理用語で「肉や魚などを油と砂糖を加えて炒めた後、醤油などの調味料で煮込む」料理方法です。

①海鮮のお店でも肉好きの夫は肉は欠かせません。　②鮑は2年物でとても小さいのですが柔らかくて美味しい！　③私にはこれが一番おいしくて海老は夫に任せ白菜ばかりを頂きました。

 

【环翠楼】
日本語の資料は無いので中国語の資料を読んでみますと、1489年（明時代）に周りの景色を望むための望観楼として建てられたのだそうです。
ここは威海市の中心地なので楼の周りは公園として市民に親しまれているようです。

楼の前の広場に立つ像は民族的英雄の邓世昌だそうです。

　　　　　　　

広場から結構長い階段を歩いて登ります。
所が楼は改修中で入ることが出来ません。　周りにある東屋はとても綺麗でしたからこれは先に改修されたのでしょうか？

　　　　

　　公園の中には色んな運動器具がありました。

もう一箇所行きたい所があったのですが時間がありません。　明日の観光地栖霞qixia12に行くには煙台を経由して行かなければならないので今日は煙台まで行って1泊します。

バスターミナルを出ると小雨が降っていてとても寒い！　すぐ傍に大きなホテルがありましたのでそこを当たってみることにしました。

　　　　

ここは威海のホテルより若干高くツインで199元（2500円強）。　三ツ星ですが室内は同じ感じ…あっカーテンが二重でした！（細かい）、朝食付きでテーブルの上には無料の飲料水が置いてありました（これは嬉しい）。

夕食の為に外に出ると近くに麻辣烫malatang244のお店がありました。
麻辣烫は大連の名物だと言うことでしたが、2年間で1度も食べたことがありませんでした。

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夫も初めてなのでどうしたらよいのかよく分かりませんでしたが、他の客の様子を見ながら何とか注文しました。
注文と言っても並べてある麺や野菜を選び①海鮮や肉、練り物②と一緒にカゴに入れます。
それをレジに持って行ってお金を計算してもらい支払いをする③と調理してテーブルに運んできてくれます。
待つ間に、色んな調味料、香辛料で自分の好みのタレを作ります④

　

左は夫；麺2種類、海老、青梗菜、モヤシ、椎茸　　右は私；麺、木耳、エノキ、台菜、椎茸で野菜のみ。

写真で見るとあまり美味しそうに見えませんが、麺に腰があってとても美味しくて、スープも白濁していますが薄い塩味です。　　ポイントは自分で調味するタレだと思います。　今回は様子が分からず練り胡麻に醤油、ラー油を入れてみました。　とても沢山の種類の調味料がありましたので研究すれば美味しいのが出来そうです。
これは他のお店でも賞味してみたいと思います。

 

今夜も早々にベットインしてグッスリです　　　　　　続く

清明節休暇④～中国甲午戦争博物館＆陳列館

遊覧バスを降りて私たちは「日清戦争博物館」向かいました。

私は戦争の歴史には興味がなくあまり好きではありませんが、歴史好きの夫には大変興味のありそうな所です。

 

　　　　　

初めは「北洋海軍提督署」跡を見学します。　執務室や会議室はとても綺麗に保存されています。

私は展示物よりも建物の様式に興味を持ちました。　

　　　　　　　　　

私が一番良いなと思ったのは屋根です。　今までこんな屋根瓦は何処でも見たことがありません。
何とも美しいではありませんか！？

敷地内も綺麗に整備されていて、どこからか海軍の軍服を着た兵隊さんが出てくるような気もしてきました。

屋根の下のこの部分を何と言うのでしょうか。　綺麗な絵が掲げられていて、夫々みな違う絵なのです。

　　　　　　　

　　　　　　　

夫が展示物を見ている間に私はコレクションをしていました。　とても綺麗でしたが、写真がまずくて分かりにくいですね。　興味のある方は拡大してご覧下さい。
　　

　　　　　　　　

日清戦争の時の兵器や、海底に沈んで居たものを引き上げて来たものが沢山並んで居ました。

　次は陳列館に向かいます。　左の建物は全て韓国のお土産屋さんです。

 

ここはまだ出来て間もないのでしょうか、真新しい感じがしました。

　　　展示物もとても綺麗です。　　　　

　　　　　　　

左の人物は北洋艦隊の提督丁汝昌で敗戦で自殺しました。　他は緻密な日清戦争の様子。

　下関「春帆楼」での日清講和条約の締結時の模様

ロープウエイがあって山の上まで行けそうだったので、上に何があるのか分からずに乗ってみることにしました。
天気は回復せず霞んでいます。

　　　　　

ロープウエイを降りて歩いて「旗頂山砲台」までいきます。　ところが、そこには大砲と砲台があるだけでした。　生憎の天気で眼下の景色は霞んでいて楽しむことが出来ませんでした。

 

残念な天気でしたが、雨の予報にも関わらず何とかもってくれました。
万が一の為に途中の売店で夫は雨傘を買いましたが、必要ありませんでした。

 

 

　　歩いて船着き場に向かう途中に面白い建物を見つけました。
左は郵便局、右はレストランです。

 

 

おまけです

帰りのフェリーで面白い風情の船を見ました。
３隻ほどでしたが、夫が言うには船の中で生活している人たちの船のだろうと言うのですが・・・

お昼になっていましたのでフェリーを降りたら海鮮料理を食べたいと思います。　　　続く

清明節休暇③～威海；劉公島景区遊覧

空模様を見ながら雨の降りださない内に観光を済ませたいと遊覧バスに乗り込みました。

殆どの施設は素通りですが、パンダと潜水艦は停まって見せてくれるようです。
然し、とても寒いのでパンダはパスしました。

　　
あちこちに鋳像が立っています。　車の中からですのではっきり分かりません（戦争関係？）

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1；中国甲午戦争博物館（甲午戦争とは日清戦争のことです）
2；劉公島博覧園　　3；旧教会跡　　4；海軍公所

 

夫が潜水艦の中には入って見たいと言うので入って見ましたが・・・

　　　　

　　　

結構大きな潜水艦でしたよ。　こういう物に興味のある方には面白いのでしょうが・・・
何の説明もされていないので、私には何が何だか分かりませんので興味のある方は拡大して見て下さいね。

 

　車を降りてここから「中国甲午戦争博物館」入ります。　　　続く

清明節休暇②～威海二日目の朝（バス＆フェリー）

昨夜のテレビの天気予報では、今日は雨との雨でしたのでちょっと心配でしたが曇ってはいるものの雨は降っていません。　感謝です！

今日の予定は午前中は「刘公岛liugongdao213」の観光です。

劉公島は威海湾にある島です。

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1；夫はタクシーで行きたい人なのですが、私はバスに乗って地元の人と交流することを望んでいますので、夫がフロントできちんと聞いてくれていた１号バスに乗ります。
2；バス停の傍では朝食の出店が出ています。　きちんとテーブルと椅子までセットしてあります。　今まででこんな小奇麗な出店は初めてです。　普通は立ち食いかヤンキー坐りをして食べているのです。
3；乗って暫くすると、隣に座っていた女性が「あなた達は日本人ですか？」と話しかけてきました。　とても流暢な日本語です。　
「日本語、お上手ですね。　どこで学ばれましたか？」 「１年間、四国の愛媛県に居ました」・・・
すると夫の傍に立っていた男性も又、流暢な日本語で話しかけてきたのです。　彼ら（男性の向こう側にはもう一人小柄な女性が居て）は福岡に２年間留学していたとの事でした。

こんなに狭い街で、しかもバスの中で日本語の話せる中国人と交流できたのは嬉しいことです。
男性は故郷の瀋陽に帰る為にフェリーで大連に行く女性を送って来たとの事でした。　どんなご縁があるか分からないので私たちの名刺を渡しておきました。　「青島にも遊びに来て下さいね！」

また、バスの中にはほかの土地で見かけたことのない張り紙を見つけました。

「残疾军人义务兵免费乘车」＝傷痍軍人と現役軍人は無料
「不要推不要挤 关心别人爱自己」＝押したり割り込んだりしない。　自分を愛するように他の人に関心を持ちましょう！

素晴らしいですね！　威海はこういう点でも他と違います。　流石、住み易い土地です！

彼らがフェリーの駅まで案内してくれたおかげですんなり到着です。
しかし、ここは大連や韓国行きのフェリー専用で劉公島行のフェリー乗り場は別になっていました。

　　　　　　

船着き場には沢山の船が停泊しています。　　この日は大学生の団体が居てとても賑やかでした。

　　

 　 乗車券

今にも降り出しそうな怪しい空模様です。
ここに待機していた島内遊覧バス（一人２０元）に乗って、島内を遊覧してきます。　　　続く

清明節休暇①～威海へ

今年の清明節休暇は威海方面に行くことに決めていました。

偶然にも相互学習のＺさんがそちらの出身で、4月1日に威海行のバスが大学から出ると言うので一緒に行くことにしました。

　　　　

Ｚさんのお世話でバス代を払い、バスに乗りましたがとても大きくて綺麗なバスです。
中国に来てこんなに綺麗なバスに乗ったのは初めてです。
少し離れた所にある青大の東キャンパスで乗客が多かったのか、終点まで行く人以外はマイクロバスに乗り換えるようにとの事でＺさんはそちらのバスに移りました。　おしゃべりを楽しんで行くつもりだったのにとても残念です。

バスの中で映画が始まりました。　初めは興味は無かったのですが、途中で準主役の男優を見たことがあるなと思っていると、何とケイン小杉ではありませんか。　一時期香港映画で活躍しているとの話を聞いたことがありましたが、偶然、見ることが出来て嬉しくて（ファンではありませんでしたが懐かしい・・）見入ってしまいました。

　　　　

威海までの風景～とても長閑な田舎の風景が続きます。　ほとんどがリンゴ畑です。

青島から威海までは4時間半のバスの旅でした。

 　　

バスを降りた所の真前にホテルがありました。　今回も行き当たりばったりの旅行なのでホテルは予約していません。　夫はいつも駅の近くのホテルを取りますが、偶然にもバスターミナルの建物続きのホテルでした。

 

早速、夫はフロントで貰ってきた威海の地図（今までの観光地のホテルは何処も5,6元したのですが、ここは無料でした）で明日の観光地のチェックを始めました。

　　　　

その間、私は部屋のチェックです。
二つ星とは言え、ツインで120元（1560円）と言う安さ！　
どんな部屋かと・・・寝具も清潔でバスタブが無いのは当然で洗面所周りもきちんとしています。
田舎町のホテルは本当に安いです。　大きい街だとこれ位でも300元はします。　

右端は窓からのぞいた街の風景。　左の方へ歩くとジャスコがあるので後で行ってみようと思います。

 

　　敷地面積が狭いせいでしょうか、ここは3Ｆまであります。
壁に「10元広場」の広告を見つけました。　日本の100円均一コーナーでしょうか。

正に日本のダイソーです。　　今のレートは13円強ですので130円コーナーです。

夕食は名物の海鮮料理を食べたかったのですが、海岸通りまで行かなければならないので諦めてジャスコのレストランで頂きました。

　　私はシーフードドリア、肉好きの夫はステーキです。
ホワイトソースの作り方が違うようで・・・ちょっと！？のお味でした。

夫も私もお酒を頂かないので、夜の街にはご縁が無く・・・食後は早々にベットに入りテレビを観ながら
グッスリ！でした。

清明節休暇

2012年が明けたのはつい先日のような気がしますが、今日からもう4月ですね。

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」とはよく言ったものです。

日本では新しい生活に踏み出す方たちが大勢いらっしゃることでしょう。

皆様の新しい日々に幸あらんことをお祈りしています

中国では明日から4日まで清明節で私たちも3日間の休暇（土日を入れて5連休）です。

私たちは今日の午後から威海に2泊3日で旅行に出かけます。


威海は昨年の清明節休暇の時に旅した煙台の近くの都市ですが、昨年は蓬莱の方に足を延ばしましたので、行くことが出来ませんでした。
東北地方の大都市はこの3年半で殆ど回りましたので、短期の旅行は近間の都市で“これぞ中国”の風情を味わってきたいと思っています。

威海は偶々、相互学習中のＺさんの故郷だとの事で、学生たちの為にでる大学のバスで帰郷する彼女と一緒に行くことになりました

中国では青島が中国人に一番人気の都市だと聞いていたのですが、彼女が言うには「威海は中国人が一番住みたがっている街の一番です！」と言うことですので、とても楽しみにしています　　　　　

 

と言うことで3日間ブログも留守をします。
帰宅しましたらできるだけ早く旅のお土産話をしたいと思っています。
どうぞ、忘れずにお立ち寄りくださいね。

那三天后见！