鹅岭公園からタクシーで20分、運転手にここだと教えられタクシーを降り・・入口を探すが見当たらずウロウロ
やっと出口を見つけ、係員にもう入れないのかと交渉していると・・出てきた中国人の観光客が
「老人だから入れてやれ!」と、助け船を出してくれたらしく(夫に聞いた話)
係員の男性が「少しの間だけなら構わない・・」と、出口から入れてくれる(融通の利かない中国人にしては珍しい)
夫はこの石段を駆け上り見物に出かけた。
重慶市渝中区東水門の長江のほとりに位置し、市内にある広東公所、斉安公所など
清代(1616ー1911年)の建物群および古代の様式を復元した新しい建物群。
現在目にできるのは主に清の道光年間(1821-1850年)と光緒年間(1875-1908年)に再建されたもので
当時の重慶が貿易都市として繁栄していたことを物語っている。
また、清代初期から民国初期における重慶の移民文化、商業文化と建築文化の重要な記念物となっている。
と、説明があったので・・是非、見学してみたい所ではあったけれど、今日一日で見物できる所は全部しておきたいと
てんこ盛りのスケジュールで、時間の配分が不十分だったと反省している
主な建築物は以下の通り
<禹王宮>
この禹王宮が、所謂「湖広会館」の中の、本来の湖広会館の部分。
乾隆15年(1750年)に建築され、現存の建物は道光26年(1846年)に再建されたもの。
<第居区>
禹王宮を入ると古い看板を集めて展示した場所がありまる。
主に清代の看板で、なかなか見応えがある。
<広東公所>
湖広会館が湖広省出身者の同郷会だったの対して、こちらは広東省出身の同郷会の建物。
乾隆25年(1760年)頃に建設され、その後何度か改築されている。
<斉安公所>
こちらは現在は中がレストランになっている。
時間は5時をとっくに過ぎていたが、少し時差があってここはまだ明るい
出口近くに居たご老人に洪涯洞hongyadongまでの道を尋ねると・・「近いよ!」と言うので歩いて行くことにする
ここでも中国人の「近いよ!」はあてにならないことを実感!
15分程歩いてやっと到着
重慶の民俗的歴史を復元した伝統建築、 「吊脚楼」(水面にせり出した高床式家屋の意)方式で作られている。
長江とその支流である嘉陵江の合流点に臨み、山側に傾斜して建築され、
2006年に重慶の新しいリバービューシンボルとして姿を現す。
洪崖洞大酒店リバービューホテル、重慶火鍋老舗の「小天鵞火鍋食府」や「全聚徳重慶店」(北京ダック専門店)、
「富一」(日本料理店)、「桜桃小丸子」(寿司)などのレストラン街、土産屋の並ぶ商店街、
四川省独特の川劇が観賞できる劇場、スターバックスや喫茶店、バーが揃い便利な環境となる。
と、紹介されているが・・実際に来てみると迷路のようで、私一人では迷子になってしまいそうだ
入口
内部には面白いブロンズ像が幾対も並ぶ
夕食は重慶名物火鍋・・・火鍋は中国にはどこにでもある料理だが、重慶の物が正統らしい
私たちの口には他所の火鍋とどう違うのかよく分からなかったが・・美味しく頂いた
お腹が満腹になると不思議と眠くなる・・バスに乗って途中まで帰り、タクシーに乗り換えホテルへ
旅の一日目は重慶市内の駆け足観光で少々疲れた!
しかし・・・
今日のホテルにはバスタブがあった! ゆっくりお湯に浸かって疲れを取ろう・・・
が、最初に紹介したようになかなかお湯が出ず・・イライラしながらバスタブで長くなっておりました
明日は世界遺産「大足石刻」観光