mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

「教学実践旅行」一日目①~青島⇒重慶

2013-05-26 08:13:48 | 旅行

旅行前にも書いたけれど・・今回の旅行の目的は「三峡下り」

折角重慶に行くのだからと、重慶市内の観光と付近の世界遺産を観光しようと

次の日の夕方出航の油轮youlun(大型定期客船)“长江黄金7号”を予約してあった



青島空港を7:30離陸→9:30武漢10:15→重慶着11:48

 機内ではモニターで飛行状況を説明してくれて、地理に詳しい夫は大いに興味を持ったようで

私にも細かく説明してくれるがよく理解できない

因みに学生時代山男だった夫は旅行には必ず磁石を持参し・・「今はどっち方向に移動している・・」等と、細かい!

 

いつも、空港からリムジンバスで市内に移動するので・・リムジンバス乗り場を探すがなかなか見つからない

どうも私たちの普通語がよく聞き取れないらしく・・とにかく市内方面行のバスに乗り込む(@15は妥当な価格の距離)

兎に角、終点でバスを降り・・明日の為に、長距離バスセンター近くでホテルを探すことにし、バス停を探す


私たちにも重慶の方言を話す人たちの話は聞き取りにくく、大いに難儀をしやっと最寄りのバスセンターにたどり着く

そこの係員の女性がとても親切で、私たちが聞き取れていないとわかると、すぐにメモに書いて説明してくれる


そのセンターから#108のバスに乗り、長距離バスセンターに向かうのだが


そのバスがなかなか来ず・・・

バスを待つ間、近くに可愛い犬を抱いた男性が居たので話しかける


先ずは可愛い犬について・・・名前はトントン(3か月)、とても大人しく全くなかず、私が抱っこしてもじっとしている

手入れも行き届いているので、因みにどのくらいするものだろうかと値段を聞いてみると「安いよ!1000元くらいかな」

ですって! 

私の関心は犬だけだったので・・ずっとワンちゃんと遊んでいたが、夫は彼からからいろいろ情報を得ていたようだ

彼も同じバスに乗ると言うので安心して待って居られたが、彼が居なかったらなかなか来ないバスに不安を感じたに違いない


ありがとう! この旅第一の出会い・・トントンと優しいお兄さん

 


 

教えられたバス停でバスを降り、長距離バスセンターを探す・・・すぐに場所は分かったが、どのように行けばいいのか?

兎に角、中国の道は広く・・案内板が少ないので難しい!

ウロウロした挙句・・この地下道を通って行かなければならないと判断する

 ちょっと怪しい感じ!


驚いたことに・・この地下道で商売をしている人たちがいるのだから不思議だ

この地下道でも、どうしても出口が分からず色んな人に尋ねるがお互いチンプンカンプンで手間取ったけれど

何とか聴き取れた言葉にしたがい出口を目指す(中国は北部と南部では同じ中国語と思えない程に違う)


長距離バスセンターのすぐ傍に华铁宾馆huatiebinguanがあり大きそうなホテルだったのでここにチェックインする

    

ツインで@160の部屋。  まあまあ綺麗だが少しかび臭い気がする(北部では経験しない匂い)

この安さでバスタブがあるのが驚き・・・しかし、観光を終えてゆっくり疲れを取ろうとお湯の線をひねるがお湯が出ない

クロークにお湯が出ないことを告げると・・「これがお湯です!」だって!

しかし、諦めずに暫くぬる~いお湯に浸かっていると・・・適温のお湯が出始めた!


日本のように「1日の〆はゆっくり温泉に浸かって・・・」といかないのが、中国の旅の最大の難点ではある

 

 

重慶市の説明

重慶は内陸にあり、四川盆地の東南部、中国最長の川、長江(ようすこう揚子江)上流の丘陵部に位置している(上海から約2,400キロ)。人口は約3,092万人で、面積は約8万2,400キロ平方メートル。

重慶市は、中国西南部最大の商工業の中心地で、中国最大の人口を擁する直轄市である。長江とその支流の嘉陵江(かりょうこう)との合流点を中心に発展し、美しい山々に囲まれていることから、「山城(山の町)」とも呼ばれている。古くから中国西南地区の水陸交通の要衝として、また、物資の集散地として栄えてきた。

三千年以上の歴史を持ち、春秋戦国時代には巴国(はこく)の首都だった。1189年、南宋朝の趙淳が王となり、その後帝位についたことから、二重の喜びを意味する「重慶」と呼ばれるようになった。第二次世界大戦中の1939年から1945年までの間には、重慶に国民党臨時首都が置かれた。現在では、輸送用機械、金属、医薬品、食品など幅広い分野の産業が活発に活動しており、中国六大工業拠点の一つとされている。

一方、水と緑に恵まれた重慶は、多数の文化財や景勝地など観光資源も豊かな都市である。川劇(千劇)と呼ばれる伝統歌劇など伝統文化の継承にも力を注いでいる。

因みに重慶は漢口、南京と共に“中国三大火炉”と言われるほど、夏は暑い日が続く

今回の旅も天気に恵まれたのは好かったが・・・毎日が暑さとの戦いであった


 

 「磁器口古鎮」につづく       


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