今日の放課後、担任のB老師から突然電話があった。
2時から運動会の行進時の表演biaoyan33(実演)の練習があるので行って下さいと言うのである。
来週の木曜日に青大の運動会があるが、私たちの学部は行進のみの参加となっている。
その際、メインスタンドの前で色んなクラブの有志が表演をする。 私は各クラス代表が参加する表演(今年は中国人の結婚式の朝、新婦が鳴り物入りで新郎の家に挨拶に行きそこで行う儀式を再現する)に参加することになっている。 私は新郎の母親の役を頂いた。
尚、結婚のしきたりは地方によって違うようで、新郎が友人たちと新婦の家に出向き、門越しに色々な条件を並べて門を開けて貰い花嫁を獲得する(その間新郎新婦の友人たちが色んな策を講じて面白おかしいやり取りが繰り広げられるらしい)と言う話も聞いたことがある。
息子とツーショット
彼は104班で学んでいるようだが、なかなか中国語が通じず名前も国も分かっていない。
これを着るようにと言われた衣装はとても大きくてぶかぶか。彼はセネガル出身でした。
L老師が直して下さると言って下さったが、もっと大きな人を選べばよかったかな!?
花嫁(多分ロシア人;フランスの方でした)を中心に、左は儀式の進行役(韓国人)、右は最後に新郎新婦が新郎の両親に挨拶して献茶をする時のお茶持ちさん(日本人のSさん)
彼女たちは列の先頭を歩く扭秧歌niuyangge31軽(扭と言うのは歩くときに体を左右に振ると言う意味で、秧歌は中国の北方の農村で広く行われる、どらや太鼓に合わせて歌いながら踊る民間舞踊で、節句や祝い事の時に行う)隊。 右の写真は去年の運動会の時のものだからこの様になるのだろう。 去年はこの扭秧歌隊だけだったように記憶している。
彼女たちはどらや太鼓の代わりに持つラッパ隊。 この中に前学期の同学のXさんを見つけた(一番手前)。
彼女たちは扭秧歌のステップを踏み、ラッパを振りながら歩かなくてはならない。 割と簡単なステップなのだが大きなリボンやラッパを振りながらではなかなか大変なようだ。
私は花嫁を迎えて照れている新郎に「早く花嫁を迎えに行きなさい」と背中を押して、無事に花嫁を迎えた新郎と新婦は二人からお茶を貰いそれを飲んで、最後に新郎に紅包hongbao21(祝儀の意味だが今回は中には長い赤いリボンが入っていた)を渡すという役。
明後日の3,4時間目に集まって最終の練習をするらしいが来週は中間考査があるのです。
しかも運動会は試験の最中に行われるのです。
どうしてこんな日程にしたのかなぁ!? 運動会の翌日にも試験を受けなければならないのですよ(汗)