mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

Lさんと九州旅行Ⅰ~長崎①

2011-09-03 10:12:07 | 旅行

Lさん来日の最大イベントの九州旅行に出かけます。

夫の立てた計画は、何故か大分が除かれていました。 
別府の地獄や温泉を味あわせてあげたかったけど、時間が足りなくて4泊5日の旅になりました。
私は宮崎と鹿児島には行ったことがありませんので、高千穂や桜島に期待しています!

 車は先日のプリウス、夫一人の運転です。(私もLさんも免許を持っているのですが・・・)
Lさんは助手席で、夫の作った計画表の記録係です。

お天気を危ぶみながらの出発でしたが、時々小雨がパラついたものの観光には支障はなく良かった!よかった!


長崎に入ると、先ず、夫は40年前に新婚時代の5年間を過ごした町に車を進めました。
20数年前に子供たちに幼い頃過ごした町を紹介しようと訪れた時には、まだ昔の面影を留めていましたが、今回はまったく別の町に変っていました。
私たちの過ごした家も崩されて駐車場に・・・「昔は遠くなりにけり」の感がしました。 
もう訪れることは無いだろうと思います・・・さようなら!

 

【長崎平和公園&原爆資料館】
平和公園は原爆の実相を訴えるとともに、世界平和と文化交流のための記念施設として昭和26年に整備を行い、これまで国内外の多くの人々に親しまれてきました。
和祈念像の正面には平和の泉(へいわのいずみ)があるり、周囲には「世界平和シンボルゾーン」として、世界各国から贈られた平和を象徴する15個のモニュメントが配置されている。
現在、平和公園は、次代を担う子供たちの貴重な平和学習の拠点として、また祈りと願いにあふれたやすらぎの場として多くの人々に利用されています。

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1;平和祈念像 2;折鶴の塔 3;長崎の鐘 4;平和の泉  ⑤ボランティアの案内の方が居て、親しくお話を伺いました。

    
資料館は新しくなっていて昔とイメージが全く違っていました。
入口を入った壁面に1枚の紙で折られた連鶴が飾られていて、Lさんは「どうやったらこんなにできるの?」
先日、Lさんには日本文化の体験に折鶴の作り方を教授していたのでした。 「1羽でも難し~いのに!」

「長崎に落とされた原爆は本来小倉に落ちる筈だった!」 
この事は最近よく取り上げられ、資料館にも細かに記された資料が展示されていました。
最近までは知識として知ってはいたものの、心で受け止めてはいなかったように思います。
当時私の両親は投下目標の小倉陸軍造兵廠のすぐ近くに住んで居ました。
もし、小倉に投下されていたら・・・本当に少し歯車が狂っただけで・・・長崎の被爆された皆さんに申し訳ない気持ちで一杯です。
「生かされた命」 この歳になって・・・遅くはないですね! 精一杯生きて、生きて、何かのお役に立てればいいな!

資料を探していたらウィキペディアに詳しい説明がありました。 是非
こちらをご覧になって下さい。



【浦上天主堂】
   
この浦上教会は「キリシタン殉教と原爆廃墟」として有名な教会です。
ここには被爆マリア像や幾つかの被爆した石像が置かれています。


【中華街】
   
昼食は新地の中華街です。

「長崎皿うどん」は40年前に初めて食べてに嵌ってしまい、毎日、昼食に出前を取って食べた懐かしい一品です。
今では日本中どこでも食べることができますが、中国の東北地方の料理にはありません。
Lさんにも是非味わって欲しいと注文しました。 他には夫の好物の酢豚とエビチリ。 
食後にぶらついていて見つけた“豚角煮饅”をどうしても食べたくて、一つを3人で食べました。 “很好吃!” 

【孔子廟】
 入口まで行きましたが、本場の孔子廟を知っている私たちはパスしました。


【大浦天主堂】
  
大浦天主堂は長崎県長崎市にあるカトリック教会堂で、日本最古の現存するキリスト教建築物で国宝に指定されています。
天主堂までは車で行けないのでお土産屋さんの並んだ道を暫く歩きます。
お土産屋さんは帰りに覘きましょうね!
途中、Lさんは子どもの本の店「童話館」と書かれた建物に興味を持ちました。 「素敵な雰囲気!」

【グラバー園
グラバー園はグラバー、リンガー、オルトの旧邸があった敷地に、長崎市内に残っていた歴史的建造物を移築している観光地です。
    (拝借写真)
 旧グラバー住宅                 旧リンガー住宅     旧オルト住宅     旧ウォーカー住宅

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1;ここにもボランティアの観光案内の方が居て、現在の長崎の観光事情を説明して下さいました。
  とても整備されていて観光がし易い環境になっているようです。
2;幸いに晴れ間が見えて長崎港の景色はとても素敵でした。
3;旧三菱第2ドッグハウス
4;お蝶夫人を演じる三浦環像

偶々帰国中に見たテレビドラマで知ったのですが、園内の石畳の中に2箇所、ハート型の敷石(ハートストーン)が埋め込まれていて、これを探し出してハートストーンに触れると恋愛が成就すると言われており、若い男女に人気となっている。 2つ見つけると、いい事が起きるといわれているそうです。 本当かな!?
私たちは・・・勿論、探しませんでした!


 園内を歩き回って少々疲れ気味、長崎名物の“枇杷ソフト”を見つけて「食べた~い!」



【崇福寺】
寛永6年(1629年) 長崎で貿易を行っていた福建省出身の華僑の人々が、福州から超然を招聘して創建。中国様式の寺院としては日本最古のものである。福建省の出身者が門信徒に多いため福州寺と称せられた。

    
説明のように純粋な中国式のお寺です。
初めて行ったのですが、何とこのお寺、国宝に指定されているもの二つもあるのです。

「第一峰門」と本殿である「大雄宝殿
がそれです。

残念なことに雨が大降りになり時間も迫ってきていましたので、ゆっくりと味わうことができずに残念でした。

 おまけに、帰り際に見つけた私のお宝。 多分錫製だと思うのですが、これが銀製なら本物のお宝発見!ですよね。 山門の扉に二つ付いていました(把手かな?)。

 

一日目の長崎観光は終り、ホテルに急ぎます・。