Bar FU-TEN

もじっとの瘋癲的なブログ
メニューなんぞ、ございません
記事もお酒も、その日の気分次第でございます

シュータースタイル

2009年05月29日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(ショットグラスを用意します)

比較的新しいカクテルのスタイルで「シューター・スタイル」というのをご存知ですか?
1980~90年ごろにアメリカで生まれたスタイルです

★トクトク(コーヒーリキュールをグラスに3分の1入れます)

主にショットグラスを使い、複数のリキュールやジュースで幾つかの層を作ります
(シェイクしたりする場合もあります)
似たカクテルのスタイルにプースカフェ・スタイルというのがありますが、シューター・スタイルはその名前の通り、ショットグラスの中身を一気に口に流し込むのが最大の特徴です

★ツー(クリームリキュールをグラスに3分の1、静かに注ぎます)

味を度外視して見た目だけのものもありますし、口に含むとそれぞれのリキュールが複雑に混ざり合い、かなり美味なものまでいろいろあります

★ツー(オレンジキュラソーをグラスに3分の1、静かに注ぎます)

試験管のような容器に入れて提供するところもあるみたいですよ
アルコール度数は中程度のものが多いですが、一気に飲むために酒の回りは速いかも
でも今日は週末、チャレンジしてみますか?

★お待たせしました、B52です。
一番有名なシュータースタイルのカクテルです
まぁあまりいいネーミングのカクテルとは言えませんけどね。
コーヒーリキュールとクリームリキュールがかなり混ざりにくいので、口の中に入れると「コーヒーだ!あっクリームがきた。をっまたコーヒーだ」という感じで、味の変化をかなり楽しむことができます
本来であれば、オレンジキュラソーはグランマニエを使うんですが、今回は普通のオレンジキュラソーを使いました。
そのためか…
いや、なんでもありません!
さっ、グッとどうぞ



三回忌

2009年05月27日 | 思ひ出
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(ロックグラスを用意します)

ニュースを見て思い出しのですが、今日はZARDの坂井泉水さんの三回忌だったんですね

★カランカラン(グラスに氷を入れます)

なんか時間が経つのが早いですね
…と同時に、なんか未だに亡くなったんだという実感がわきません。

★トクトク(ウォッカを40ml入れます)

学生時代に指導教官のいない深夜の研究室でZARDの曲を聴きながら、実験のデータ整理をしてたりしました

★(ドランブイを20ml入れます)

そういや、通学や通勤中にもよく聴いたし

★カラン(軽く混ぜます)

今宵はZARDをエンドレスにかけてみようかな

★お待たせしました、ルシアンネイルです。
ウィスキーとドランブイで作る『ラスティ・ネイル』の別バージョンで、ロシアのウォッカを使っているので『ロシアの釘』になります。
ラスティネイルは使うウィスキーによって味がかなり左右されますが、ウォッカを使うルシアン・ネイルはドランブイの特徴が活きています。
また、ウォッカの辛味が全体をスッキリさせています。
ただ、このカクテルは度数がとても高いので、飲みすぎには注意です!



レッドクリフ

2009年05月25日 | 雑記
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(カクテルグラスを用意します)

地上波でPart1を見たことだし、もうすぐ公開終了とのことでレッドクリフ Part2を見に行きました

★コト コト コトッ(シェイカーを用意します)

Part1では赤壁の戦いの前までのあらすじがメイン。
やはり一番の見せ所は諸葛亮が披露した八卦の陣
Part2での戦争シーンに大いに期待を持たせるものでした

★トクトク(ウォッカを40ml入れます)

まぁツッコミ所はかなりありましたが、そこまで野暮な「もじっと」ではありません。

そしてついにPart2

★トクトク(カカオリキュールを15ml入れます)

戦闘シーンの壮大さは文句なし!
さすが中国映画と言うべきです
(ちょっと地上戦が激しすぎ?)

★ツー(レモンジュースを5ml入れます)

いくつか気になったのが…
諸葛亮と周瑜、仲いいなぁ

お互いの命を懸けた諸葛亮と周瑜の「10万本の矢」と「蔡瑁の謀殺」の智略対決はお見事!
でもそれ以外がぬるすぎる!

やはり、諸葛亮が祭壇を作り赤壁の戦いで最も重要な勝因である『東南の風』を吹かせる儀式、そして天変地異まで操る諸葛亮(もちろん諸葛亮はこの時期にたまに東南の風を吹くのは知っていた)を恐れ、周瑜が諸葛亮殺害のために祭壇に兵を派遣するも、諸葛亮が見事に逃げおおせるシーンがぜひほしかった!

一時期とはいえ、同盟を組んだ友好国の参謀を殺そうとする周瑜と、それを巧みにかわし、呉を利用する諸葛亮。
この殺伐感がいいんじゃないか

★カランカラン カポ カポッ(氷を入れ、ストレーナとトップをかぶせます)

加えて言うと…
曹操が悪役すぎる
遠征の目的が“小喬目当て”というのが色濃く出すぎている気がする。
そんな小者じゃ、魏の猛将・智将を従えることなどできないのに…

赤壁の戦いでは諸葛亮がクローズアップされがちですが、三国志では影の薄い呉に視点を置いたことは大いに評価!
蜀の劉備は、とにかく美化されてしまうのですが…ちょっと美化されすぎ。
魏の曹操はその反対にもっと美化されるべき!

★シャカシャカ(シェイクします)

できることなら(三国志演義の逸話ですが)関羽が命からがら逃亡する曹操を追い詰めるものの、関羽は曹操に借りがあり、見逃してしまうシーンがほしかった。
そうしたら、曹操の人間性もグッと上がったのだろうけど…

★カパッ トクトク(カクテルグラスに注ぎます)

ちなみに周瑜は三国志演義では諸葛亮の度重なる挑発により、怒り狂って死にます
(レッドクリフの作中では金城武演じる諸葛亮がいい人過ぎたので、落としておきます

★お待たせしました、カウントストロガノフです。
意味はストロガノフ伯爵と言う意味です。
ストロガノフはロシアの名家です。
さてさて、このカクテルはウォッカが多めに入っていますから、ガツンと強めの味わい。
でもカカオリキュールが甘い香りを、そしてレモンジュースが全体の味を引き締めています
チョコのように甘いだけでは物足りない、オトナの女性に向いていますよ



ブランデー

2009年05月22日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(タンブラーを用意します)

いきなりクイズ

★カランカラン(タンブラーに氷を入れます)

Q.中世のころに誕生し、オランダ語の「焼けたワイン」が語源、フランスが有名な産地で、現在では様々な果実から作られ、世界中で親しまれているお酒は?








A.ブランデー

★ギュッ ポイ(ライムを搾り、皮もタンブラーに落とします)

ブランデーは「焼いたワイン」が意味するとおり、(白)ワインを蒸留したものです。
これをオーク樽で熟成させるとブランデー独特の香りと琥珀色を得ます。

もともとは錬金術師たちが「不老長寿の薬」として作ったもので、その当時は「命の水」とも言われていたそうです

★トクトク(ライチリキュールを30ml入れます)

今ではブドウ酒以外からもブランデーが作られ、リンゴから作ると「カルヴァドス」、サクランボから作るとカクテルには欠かせない「キルシュ・ワッサー」、木イチゴから作るとお菓子作りにも使われる「フランボワーズ」になります。

★シュポン トクトク シュワー(トニックウォーターで満たします)

ブランデーを使ったカクテルはかなりの種類があります
その多くは柑橘系リキュールや柑橘系ジュース、またベルモットなどのフレーバードワインと合わせることが多く、ブランデーの香りを活かしたものが多いです

★カラン(軽く混ぜます)

しかし、一番おいしい飲み方は…
やっぱり映画の悪役のように、ブランデーグラスでいただく、常温のストレート
(ネコはいなくてもいいですけどね

★お待たせしました、ライチトニックです。
(ブランデーベースのカクテルじゃないのかよ
今日使ったライチリキュールはDITAです
ライチは女性に人気のリキュールで、ジュースや炭酸飲料で割るととてもおいしく、ちょっとエキゾチックな気分にさせてくれます
ただ、ライチの香りと甘みが強いので、苦手な人もいるかも…
でもこのライチトニックは、ライムの酸味と香りが適度にライチの強さを和らげるので、そういう人にはオススメです
これからのジメジメした季節を吹き飛ばしてくれるような1杯ですよ
(ちなみに最近の「もじっと」流はライムを沈めずに、氷で挟みます。こうするとライムの香りが、より引き立つので)



google chrome

2009年05月21日 | チェイサー
ついこの前、ブラウザにgoogle chromeを導入

Firefoxは僕にとっては大満足だったんですが、唯一の欠点が

Firefoxで“gooあしあと”のブログパーツのあるブログを見ると、かなり高い確率でgooIDでログイン中のすべてのサービスから強制的にログアウトされてしまう

ことでした。

Firefoxユーザーの“友達”をはじめとして、僕のパソコン2台とも、さらにネット検索でもそのような症状の報告があったので、gooさんに問い合わせてみたのですが…

現在のところ火狐では回避手段もないので、とりあえずgoogle chromeに変更
なんかシンプルすぎて、逆に使いにくい印象ですが、まぁ『慣れ』ですね
(心なしか、少し重い

実は“gooあしあと”を利用されている方のブログへは、ちょっと足が遠のいていたのですが…
ちょこちょこ遊びに行きます

(ただリニューアル後のgooホームではgoogle chromeを使っていると、一部のボタンなどが機能しないとのこと…

ガンバレ、胡蝶蘭!

2009年05月20日 | 日記
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(タンブラーを用意します)

今年も4月の半ば頃から、社長室の胡蝶蘭が咲いてます

★カランカラン(タンブラーに氷を入れます)



ただ、去年よりはだいぶ花数が少ない…



★トクトク(コーディアルライムジュースを20ml入れます)

いつもはステムと言われる花茎が2本出るのですが、今年は1本しか出てない
その1本もあまり伸びなかったし…

★シュポン トクトク シュワー(ジンジャーエールで満たします)

まぁ去年は例年と比べると“咲き過ぎ”ぐらいだったので、その反動?

★カラン(軽く混ぜます)

それでも、これだけキレイな花を咲かせてくれたんだから、褒めてやらんとね

★トッ カラン(レモンを飾りつけ、マドラーを入れます)

もう1ヶ月咲き続けているけど、今年はいつまでキレイな花を見せてくれるかなぁ?

★お待たせしました、サラトガクーラーです。
久々にノンアルコールカクテルです
ちなみに僕の作ったサラトガクーラーは実はレシピに忠実じゃなく、甘さを抑えるためにジンジャーエールに炭酸を加えたプレススタイルで、色彩を壊さないためにステアしないで作りました。
ですから、よ~く見ると下からライムジュースの緑、ジンジャーエールの赤茶、炭酸の透明の3層になっています。
飲むときはお好みでレモンを搾ったり、沈めたりして、軽く混ぜて飲んでくださいね
テイストはジン抜きのジンバック、ウォッカ抜きのモスコミュールという感じで、アルコールはなくても甘みと酸味のバランスは絶妙です!




あ~もう!

2009年05月18日 | 日記
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(ワイングラスを用意します)

さてさて、今日の夕方のこと。
上司に取引先の人との話し合いのセッティングを頼まれてしまい、その取引先の人に電話…

★コト コト コトッ(シェイカーを用意します)

話し合いの趣旨自体は知っており、個人的には
「ここで話し合いをする必要はあるのか…?」
と思って、上司に頼まれていたときも確認をしました。

★トクトク(アマレットを40ml入れます)

やはり話し合いは決定事項、日時だけのセッティングをしろ
とのことでした

★トクトク(ブランデーを20ml入れます)

取引先の人に電話したときも
「あ~そのことね」
と言ったので、完全に話が通っていると思ってました。

★ツー(クレームドカカオホワイトをティースプーン2杯分入れます)

す・る・と
「行く必要、ある?」



★カランカラン カポ カポッ(シェイカーに氷を入れ、ストレーナーとトップをかぶせます)

僕の知る限りのことで事情を説明し、話し合いは継続、日時も決まりました。

★シャカシャカ(シェイクします)

受話器を下ろして…
「いったい、どーなってん

するとパーティションの向こうから
「もじっとさん、いま愚痴ったでしょ

★カパッ トクトク(ワイングラスに注ぎます)

さすが、みみどしm…優秀な事務員さん!

そのあと続けて言われたことに、ハッとなりました
「わたし、もじっとさんが愚痴言ってるの、初めて聞いたかも」

★カパッ カラン(シェイカーを開け、適当なサイズの氷をグラスに入れます)

う~~~ん…
自分で言うのもなんですが、本当にストレスを感じないと思い込んでいる人なんです
うまく発散しないと、あかんですね~

★お待たせしました、パバロッティです。
パバロッティはおそらくは有名なオペラ歌手の名前です。
特筆すべきは、その香りのよさ!
杏仁豆腐の隠し味にブランデーを入れるお店がありますが、杏とブランデーの愛称は抜群!
また、カカオの香りもそれらを邪魔しません。
香りも味も、濃厚で奥深いものを感じます。
ちなみに…今回はフルートグラスを使いました。
(うちにワイングラスがないんです。誰か買ってください)



おお牧場はみ~ど~り~

2009年05月15日 | ニュース
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(タンブラーを用意します)

おもしろいことになってますね、コレ
「男性を家畜扱い」「個人情報どうなる」 婚活サイト「男の子牧場」に批判殺到(J-CASTニュース)

★カランカラン(グラスに氷を入れます)

まぁいいんですよ。
僕がウマだろうが、ウシだろうが
なんせ、僕がgooブログで使っているアイコンだってクマですから

★トクトク(ペルノを30ml入れます)

どうせ動物にされるんなら、カワイイ動物がいいですね
(僕を登録してくれるような人はいないでしょうけど

★トクトク(冷水で満たします)

ただ、個人情報の扱いとしては、とてつもなくヤバいと思う…
どれだけヤバいかは「女の子牧場」を想像したら、容易に分かってもらえると思います。

IT企業だからこそ、そこら辺の配慮は必要だと思います

★カラン(軽く混ぜます)

と、いろいろ心配してみましたが…

※ただしイケメンに限る

僕には関係のなさそうなお話です

★お待たせしました、ペルノウォーターです。
ペルノの原産国であるフランスでは、居酒屋においてあるような、ありふれたドリンクだそうです。
ペルノとお水の割合は1:5程度がオススメ
ペルノは黄緑色の透き通ったお酒ですが、水を加えると濁ったレモン色になります。
これはペルノのオイル分が水と混ざらずに分離するからですが、何度見てもこの色の変化は神秘的
ペルノはアニスの入った、かなり癖のあるお酒。
歯磨き粉のような香りと味は、苦手な人が多いのですが、好きになるとハマります!



親友と飲む

2009年05月13日 | 日記
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(カクテルグラスを用意します)

ちょっと前の話になるんですが、GW中に中学校時代の友達と飲みに行ってきました
今でも飲みに行く友達はふたりいるのですが、ひとりは宮崎の大学にいるので、おそらくは帰省していないだろうと思い、静岡から帰省中の友達とふたりで、いつもの焼き鳥屋さんに

★コト コト コトッ(シェイカーを用意します)

その友達も僕と同じく、内臓系も好んで食べるので、様々な部位の焼き鳥がずら~り
(組み立てたら、鳥ができるかも

★クルクル ザクッ クルクル ピン(カクテルグラスのふちに果汁をつけ、塩をつけ、余分な塩は弾き落とします)

残念ながらもうアラサー(なんか沖縄の方言みたい…)と呼ばれてもおかしくない野郎ふたり

★トクトク(テキーラを30ml入れます)

僕は気ままなフリー(好きでフリーでいるわけではないのだが)ですが、その友達にはお付き合いをしている彼女が…
しかし彼女には“したいこと”があるようで、まだ先になりそうだと言ってました。
彼もそんなに焦っているわけではないのですが、下手に急かすと失敗するよと経験者が少し語らせてもらいました

★トクトク(ブルーキュラソーを15ml入れます)

まぁでも小学校、中学校と同じだと、話題も尽きないし、話題がなくても間が持たないこともなくて気楽

★トクトク(レモンジュースを15ml入れます)

2件目はショットバーへ行き、3件目は数年前から気になっていたバーへドキドキの初潜入

★カランカラン カポ カポッ(シェイカーに氷を入れ、ストレーナーとトップをかぶせます)

ふたりともお酒が飲めるから、変に気を遣うこともなく、楽しい時間が過ごせました

★シャカシャカ(シェイクします)

ひとつ、分かったこと…
酒は飲めるようになったけど、中身はガキのまま

★カパッ トクトク(カクテルグラスに注ぎます)

でもまた、夏にでも飲みに行きたいです

★お待たせしました、ブルーマルガリータです。
その名の通り、青い「マルガリータ」です。
今回はレモンジュースを使いましたが、ライムジュースを使う人もいます。
また、クラッシュドアイスとともにブレンダーにかければ、「フローズン・ブルーマルガリータ」になります。
(うちではブレンダーがないので、できませんが
マルガリータは狩りのときに流れ弾に当たって死んだ恋人を偲んで作られたカクテルですが、青色にすることで夏向けの爽やかな感じのカクテルになりますね