Bar FU-TEN

もじっとの瘋癲的なブログ
メニューなんぞ、ございません
記事もお酒も、その日の気分次第でございます

イケメン論

2016年03月16日 | 雑記
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(ロックグラスを用意します)

もじっと、イケメンを語る!!
あぁ、水ぶっ掛けようとしてません?

★クルクル(ロックグラスのふちにグレープフルーツジュースの果汁を付けます)

いや、なぜこんなことを書こうかと思ったのかというと、僕がイケメンだからじゃなく、コイツを見て思ったことがあったからです。

★ザクッ ピン(グラスを逆さにして塩をつけ、余分な塩をはじき落とします)



ご存知の方も多いと思いますが、東山動植物園のイケメンゴリラシャバーニです。
ほんと、イケメンだと思います

★カランカラン(グラスに氷を入れます)

もちろん彼はただのイケメンではなく、頼れるリーダーであり、さらにイクメンでもあります

★トクトク(ウォッカを45ml入れます)

こんな風に言うと、人間社会なら「天は二物を与えた」って妬まれもしそうですが、ひょっとしたらゴリラも、他の動物も、そして人間も、オスらしいことをしたら、イケメンになるのではないか…と思えてしまうのです。

★トクトク(グレープフルーツジュースで満たします)

オスとしての役割と責任、それを全うするための(物理的に限らず)力、それを表現するための威厳が、顔つきに表れるのではないかと。
だからゴリラだけではなく、サバンナのライオン、森に棲むクマなんかも、リーダーをやっているオスは種を超えて「カッコイイ」と思えてきません?

★カラン(軽く混ぜます)

ゴリラに感化されるのもなんですが、イケメンもじっとになれるように、日々精進せねば…

★お待たせしました、ソルティドッグです。
どのお店でも見かける定番カクテルですが、塩のしょっぱさとグレープフルーツの渋みが男らしさを感じさせる一杯です。
実際にバーでも比較的男性に人気があるようですね。
名前の由来は潮風に吹かれて作業をしている甲板員のことを「ソルティ・ドッグ(塩っぽい野郎)」と呼んでいたという説が有名で、そこからも男らしさを感じますよね。
度数は比較的高めですが、グラスのふちの塩分とグレープフルーツの渋みが次の一口を誘います。
ついつい飲み過ぎてしまわないように注意してくださいね。
グラスのふちに塩をつけるのは「スノースタイル」といい、このスノースタイルをしないとブルドッグやテールレスドッグなんて言われる別のカクテルになります。
これはこれでなかなか美味です。