Bar FU-TEN

もじっとの瘋癲的なブログ
メニューなんぞ、ございません
記事もお酒も、その日の気分次第でございます

年末年始のお休みのお知らせ

2008年12月25日 | 行事・お知らせ
日ごろから『Bar FU-TEN』を可愛がっていただき、ありがとうございます

さて、誠に勝手ながら『Bar FU-TEN』もお休み(月・水・金の定期更新の中断)をいただきたいと思います。

予定としましては、お休みは本日より来年1月6日(火)までで、1月7日(水)より、通常営業(定期更新)をしたいと思います
(長くてすいません。いろいろ予定があるもんで…

なお、お休み期間中でもコメントの返信や、不定期更新は随時していけたら…と思っております。

休暇中のもじっとへのラブレターやデートの約束等はこちらまで
mojitto@mail.goo.ne.jp

それでは皆さん、よいお年を

メリークリスマス

2008年12月24日 | 日記
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(リキュールグラスを用意します)

メリークリスマス!

あれ?
今日はクリスマス・イヴなのにおひとりですか?
えっ、このあとデートなんですか…チッ

いらっしゃいませ
えっ、今日は独り身バーテンダーを慰めに来たって?
そういうお客さまこそ、お子さんのプレゼント買って、早くお家に帰らなくて、いいんですか?
あっ、2杯飲んだら帰られるんですね

でもこんなステキな晩に、わざわざ『Bar FU-TEN』の扉を押してくださったこと、本当にうれしく思います。

★トクトク(アマレットを適量入れます)

恋人と過ごす人、家族と過ごす人、友人と過ごす人、そしてお一人で過ごす人。
クリスマス・イヴの過ごし方は人それぞれですが、皆さんにとって、今夜がステキなものでありますように

僕ですか?
僕はこのあと…
行きつけのお店へちょっくら行って、クリスマスの晩を満喫してきます

★お待たせしました、アマレットです。
アマレットはアンズの核を原料にしたリキュールで、杏仁豆腐のような香りがします。
アマレットはイタリアの画家であるベルナルディーノ・ルィーニが、ミラノ北部のサローノ村にあるサンタマリア・デレ・グラツィエ教会の聖堂にキリスト降誕の壁画の作成を依頼された際、滞在した宿屋の女主人に恋をし、彼女への贈り物として作ったとされるリキュールです。
(この壁画の聖母マリアのモデルは、その宿屋の女主人です)
ですから、アマレットは「愛のリキュール」と言われています。

アマレットを使ったカクテルは数多くありますが、今宵はぜひストレートでお試しを。
度数は28%ですから、ショートカクテル並みです。
美しい琥珀色、アーモンドのようなやさしい香り、上品な甘さ、そして何より愛情から誕生したエピソード、どれをとってもクリスマスにふさわしいと思いませんか?



景気のよくないお話

2008年12月24日 | チェイサー
消費税、事業者「納められない」 事業に流用し倒産も(asahi.com)

普通に考えたら怒れることなのですが、経営や経理にタッチをしている人が読むと、複雑な気分になるのではないのでしょうか?

「利益」も「現金」もある会社ならいいのですが、利益が出なかったら払わなくてもいい「法人税」などとは違い、「消費税」はボディブローのように効きます

預けたお金を「騙し取られた」というのは確かにその通りなのかもしれませんが、財政難の会社ほど首が締まる消費税の支払いのシステムを考えたほうがいいのでは…と思います。
(だって、財政難の会社にお金を預けるって、普通ならしないですよね?)

ラブリー×ラブリー

2008年12月22日 | 雑記
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(タンブラーを用意します)

たびたび、「チェイサー」のカテゴリーでやる「ラブリー○○」シリーズ
もじっとのイチオシ女性を熱狂的に紹介させてもらっていますが、今回はいずれも過去に取り上げた女性2名です

★カランカラン(タンブラーに氷を入れます)

まずは合田倫子さん
地下鉄の車体の広告なんですが、以前の写真と比べると、オトナの色気が



メーテレなんかより、あなたにかぶり(ry

★トクトク(ラムを45ml入れます)

続いては水樹奈々さん





たびたび見かけるのですが、未だにこの方のご職業がイマイチわかりませんけど…
でもとりあえず、可愛い

★トクトク(グレープフルーツジュースで満たします)

このクソ忙しい年の瀬に、「もじっと」は妄想モード全開ですよ

★カラン(軽く混ぜます)

はぁ~今年一年、いい子にしていた僕に、サンタクロースさんは何をくれるのかな?
(少なくとも合田さんや水樹さんみたいなステキな彼女でないことは、確か
きっとクリスマスイヴの晩はユニクロで買った靴下を枕元に置いて、枕を涙で濡らしていることでしょう

★お待たせしました、モンキーレンチです。
モンキーレンチとは工具の名前です。
ボルトを締めるときに、ネジで幅を調節して使う、スパナに似たアレです。
工具の名前がついているカクテルでは、そう、スクリュードライバーが有名ですね!
油田の労働者がウォッカをオレンジジュースで割って飲んだとされるスクリュードライバーは、飲み口がとてもよく、通称レディーキラーと言われています。
そして、このモンキーレンチも飲みやすさは抜群!
どんなボルトでも、サイズを調節できるモンキーレンチのように、どんな人にも受け入れられやすい味です。
工具もカクテルも使いよう…ってことですね。

(スクリュードライバーはねじ回しで混ぜたのが起源といわれてますが、モンキーレンチはモンキーレンチで混ぜた…んなわけなかw)



愛について語ろうか

2008年12月19日 | 思ひ出
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(カクテルグラスを用意します)

僕が大学4年生のとき、とても変わり者だけど、尊敬している先輩がいました。
隣の研究室の大学院生なのですが、外見はメガネをかけた水嶋ヒロっぽく、趣味は紅茶と読書
あまりモテるので、逆に女嫌いでホモ疑惑(笑)まであった人で、理系の研究室にはかなり不釣合いな人でした

★コト コト コトッ(シェイカーを用意します)

研究室に出てきて、まずすることは新聞を読むこと。

★トクトク(ブランデーを30ml入れます)

隣の研究室といっても、隣が教授、うちが(当時)助教授の研究室で、共同スペースもあったので、お互いの交流はありました。
そして、その先輩は後輩の面倒見のいい人でした

★トクトク(ラムを30ml入れます)

ある日、先輩が僕に唐突にこう言います。
「もじっとくん、愛について語ろうか」
この先輩はこの手の語り合いがすごく好きなんです。
しかも聞き上手な上に、僕自身がうまく表現できないところは的確に補足を入れてきます。
もちろん読書が趣味な人なので、語るときは今まで読んできた恋愛小説のエッセンスをわかりやすく語ってくれます。

★ツー(オレンジキュラソーをティースプーン1杯分入れます)

いままで本と言えば、教科書と宗田理さんの僕らのシリーズくらいしか読んだことがなかったのですが、ものすごく本に興味がわいてきました

★ツー(レモンジュースをティースプーン1杯分入れます)

愛について語ったあとに薦められたのが、この2冊

潮騒 (新潮文庫) 三島 由紀夫 (著)
不朽の名作。
純愛って、こういうのをいうのかな…って思えます。
情景の描写もとてもよく、まるで目に浮かぶようでした。

やけっぱちのアリス (新潮文庫) 島田 雅彦 (著)
こちらは一転、ハチャメチャな青春小説。
いや、青春をバカにした感じもある小説ですね。
主人公がレズに好かれ、主人公が好きになった相手はゲイや先生に好かれていたり、何やらで…
(面白いんですが、好き嫌いが分かれそうなので、僕としてはオススメしません

★ツー(グレナデンシロップをティースプーン1杯分入れます)

その先輩が他にもいろんな本を薦めてくれたおかげで、僕も読書が趣味だといえるようになりました

★カランカラン カポ カポッ(シェイカーに氷を入れ、ストレーナーとトップをかぶせます)

愛のほかにも友情や、学生として何をすべきか、ニュースに至るまで、いろんなことを語り合いました。
(たまに助教授に見つかり「サボるな!」と怒られましたが)

★シャカシャカ(シェイクします)

ご結婚された話は聞きましたが、元気にしてるかなぁ?

★カパッ トクトク(カクテルグラスに注ぎます)

さて…
愛について語りませんか?

★お待たせしました、サーウォルターです。
サー・ウォルターはイギリスに実在した貴族で政治家であり、探検家であり、作家であり、詩人です。
エリザベス女王の前の水たまりの上に、ウォルター卿は自らのマントを広げて渡らせたという逸話がある、英国紳士の鏡とも言える人物です(実話かどうかは別としてw)
なるほど、このカクテルも淑女に接する紳士のように、鮮やかかつ気品にあふれたカクテルです
ただし、忘れてもらっては困るのがアルコール度数の高さ。
ほとんどブランデーとラムなので、数字にすると意外に強烈
(32~34度ほど)
ステキなものにトゲがあるのは美女に限ったことではなさそうです。



うれしいこと

2008年12月18日 | チェイサー
最近、『Bar FU-TEN』の売り上げが伸びはじめてきました

来店者数(訪問者数:IP数)は以前と比べて約1.5倍

出たドリンクの数(閲覧数:PV数)は以前はIP数に対して約1.5倍でしたが、12月に入ってから、訪問者数の約4倍になりました

先月あたりから急に伸び始めたので、(実は少し)戸惑ってはいるのですが、とてもうれしいです

まだまだ話の腕もカクテルの腕も未熟ですが、末永く可愛がってやってください

カクテルの黄金時代

2008年12月17日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(タンブラーを用意します)

カクテルの黄金時代って、いつだと思います?
僕は今じゃないかと思っています
カクテルの発展には様々な要因がありました。

★カランカラン(タンブラーに氷を入れます)

まずは冷蔵庫が挙げられるでしょう。

カクテルも料理などと同様で、温度がとても大事です。
そのためには、冷蔵庫や氷などはとても重要です
昔は冷蔵庫も貴重品で、「マティーニ」の原型である「ジン・アンド・イット」は、製氷機が登場する前に誕生したカクテルですから、カクテル本によってはあえて常温が指定されている場合もありますが、作る人にこだわりがなければ材料やグラスは冷やすのが主流になってきていると思います。

★トクトク(ラムを45ml入れます)

次に法律による抑圧が挙げられます。

カクテルの必需品であるウィスキーが現在の地位を得たのは、麦芽に対する税を逃れるための密造、その酒を隠すためにシェリー樽に入れたこと、さらにそこにかけられる税金から逃れるために、他の材料で作ったウィスキーを混ぜたことが挙げられます。

また、アブサンはニガヨモギに含まれるツヨンに麻薬の成分があるとして、禁止されましたが、これによってペルノやリカールなど、アブサンの模造品(パスティス)が生まれました。
そのアブサンも再び製造、流通、販売が可能になり、さらにお酒のバリエーションが膨らみました。

そして、何より忘れてはいけないのは、アメリカの「禁酒法」です。
密造された質の悪い酒を、どうしたらおいしく、どうしたらバレずに飲めるか、これを解決するのが「カクテル」でした。

★トクトク(オレンジジュースで満たします)

そして流通も大きな役割を果たしました。

世界の裏側の国のお酒でも、昔より安価に手に入れることができるようになりました。
酒屋においてある数々のボトルも、ひと昔前なら見ることすらできなかったもの多くあることでしょう。
また大規模な戦争がないこともいいことです。
イギリスのチャーチル首相が大好きなマティーニを作るために必要なドライベルモットが、交戦中のイタリア原産であるがために飲むことができず、ベルモットのビンを眺めながらマティーニの主材料のジンだけを飲んでいた…という逸話(一種のジョークですけど)があるほどで、カクテルの発展に平和は欠かせません。

★カラン(軽く混ぜます)

今、おいしいカクテルが飲めるのも、長い歴史があったからなんですね。

★お待たせしました、キューバンスクリューです。
スクリュードライバーはロシアのお酒「ウォッカ」を使いますが、これをキューバのお酒「ラム」に変えるとキューバンスクリューになります。
飲めば気分は南国
外の寒さを忘れさせてくれそうな1杯です。



胴上げ ご用心!

2008年12月16日 | チェイサー
せっかく定年を迎えたのに…

定年送別会の胴上げ落下で死亡、遺族が部下3人を告訴(gooニュース)

胴上げは素人がやるもんじゃありませんね、絶対に

胴上げに慣れている野球選手や運動部員でも、役割分担をしっかり打ち合わせてやるそうです。

忘年会、新年会シーズン、特に気をつけてください

怠けモード

2008年12月15日 | 日記
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コト コト コト コトッ(カクテルグラスとシェイカーを用意します)

いや~金曜日は皆さまに心配おかけしました。
まだ少し声に難があるものの、週末中に回復できました

★トクトク(シェイカーにウォッカを20ml入れます)

え~「もじっと」の週末を掻い摘んで話しますと…

★トクトク(ミントリキュールを20ml入れます)

金曜日の晩
家に帰る→テレビをつける→音もなく故障…
少しだるくなる→記事を書く→「もじっと」も故障…

★トクトク(ホワイトカカオリキュールを20ml入れます)

土曜日
昼前まで寝て、体調は復活
晴れていたので布団を干す
昼ごはんがてら、テレビの価格を見に家電量販店へ
テレビの価格にあ然…
リサイクルショップも見て回ろうかと思いつつ帰宅
布団を取り込んで、寝っ転がったら、気持ちのよさに爆睡
起きて、晩御飯
満腹感と発泡酒1本分のアルコールにより、睡魔襲来、結果爆睡
12時ごろ、歯を磨く。
あまりに寝すぎたため、しばらく寝床で目がランラン
おやすみ

★カランカラン カポ カポッ(シェイカーに氷を入れ、ストレーナーとトップをかぶせます)

日曜日
少し早めに起きて、部屋の掃除やら、何やら…
14時からいつも行く飲み屋さんの常連さんの結婚パーティーがあるので参加
座席指定だったのだが、なぜか僕の座ったテーブルは大酒飲みばかり
(後にこのテーブルは「居酒屋チーム」と呼ばれる
お祝いムードそっちのけの宴会
(うそうそ、ちゃんとお祝いしましたよ

★シャカシャカ(シェイクします)

ろくにお天道様を見ない、グータラ、自堕落な生活をしてました

★カパッ トクトク(カクテルグラスに注ぎます)

たまにはこんな日を送っても、いい…ですよね?

★お待たせしました、ウォッカグラスホッパーです。
その名の通り、グラスホッパーのウォッカバージョンで、生クリームの替わりにウォッカを使っています
グラスホッパーはそれ自体がデザートの役割を果たしますが、ウォッカグラスホッパーはミントのさわやかさがさらに活きるので、お口直しに向きそうなカクテルです。
彼女はグラスホッパーを、彼氏はウォッカグラスホッパー。
なんかカッコよくないですか?