Bar FU-TEN

もじっとの瘋癲的なブログ
メニューなんぞ、ございません
記事もお酒も、その日の気分次第でございます

やっちまった…

2010年09月21日 | 日記
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(カクテルグラスを用意します)

泣きそうです、コンチクショー

★コト コト コトッ(シェイカーを用意します)

ちょっと大きな支出があり、その代金を振り込むために銀行へ…
ATMで振り込めたらと思ったのですが、限度額を超えていたので、窓口での振り込みになりました。

窓口はATMより手数料が高いので、痛い出費です

★トクトク(ジンを45ml入れます)

引き出し票に判子をついて、振り込み票と一緒に窓口へ…
手数料840円。
ランチ食えちゃうぜ

★ギュッ(生ライム果汁を10ml入れます)

まぁでも支払いも終わり、仕事をしていたら電話が…

★ツー(コーディアルライムジュースを5ml入れます)

支払先の口座名義人のところに“株式会社”が抜けていたとのこと。
で、組み戻し手数料が840円

★カランカラン カポ カポッ(シェイカーに氷を入れ、ストレーナとトップをかぶせます)

そりゃこっちのミスだよ。
わかってる。
でもATMなら絶対に起こらないミスなんだよね。
(口座番号を入れれば名義人を入力する必要はないから)

★シャカシャカ(シェイクします)

何のために高い手数料払ってんだよ…
電話してきた人も、最初から原因は“株式会社”抜けだって、絶対分かっていたはずなのに、遠まわしに金額や相手口座を聞いてくるし…
始めは振り込み先や金額間違いだと思って、血の気が引いたよ。

★カパッ トクトク(カクテルグラスに注ぎます)

調べてみたものの、やっぱりこの手の失敗は手数料を払わないといけないようで…
ガッカリだ

なんか最近、更新頻度が減っているのに、愚痴の頻度が増えてる…

★お待たせしました、ギムレットです。
前々回のジントニックと同様、これも作り手の好みの出るカクテルです。
基本レシピとして、ジンを45ml、ライムジュース15mlをシェイクなのですが、問題となるのがライムジュース!
ギムレットは17世紀後半から18世紀初頭、海軍の軍医であったギムレット卿が、配給されていたジンの水割りを将校が飲みすぎていたことを憂慮して提唱した飲み方だとされています。
でも船の上では生ライムは手に入りません。
つまり誕生当時は砂糖を加えて保存性を高めたコーディアルライムジュースが使われていたということになります。

ところが今はその辺のスーパーでライムが買えちゃう時代です。
ということは、生ライムを使うか、コーディアルライムを使うかは作り手に委ねられていることになります。
生ライムしか使わない人、僕のようにコーディアルライムやシロップを加えて甘みをつける人、そしてコーディアルライムしか使わない人(…は少数だと思いますが)、様々なバリエーションがあるということです。



デザート的お酒

2010年09月16日 | チェイサー
今夜のお酒のオススメ的飲み方

今宵はドランブイをロックで
ドランブイはウィスキーをベースにハチミツやハーブ、スパイスから作られるリキュールの一種です

独特の強い甘みと、ハーブの爽やかな香りが特徴的です。
アルコール度数はウィスキーと同等の約40%ですが、強い特徴(特に甘さ)ゆえに、ゆっくり飲まざるを得ないお酒です。
そういう点では、女性は知識をひけらかしつつ、男性からのお酒を奨めるペースを抑えることもできる飲み方です

男性はやはりロックもいいですが、「ラスティネイル」がオススメ。
でもウィスキーの銘柄を選ぶ必要があるうえ、度数はカクテルブック最高峰なので男泣かせのお酒でもあります。

ちなみにこのお酒はゲール語で「満足すべき飲み物」という意味であり、昔はイギリス王家の秘酒でした。
満足していただける1杯だと思います


ラブラブ ノーサンキュー

2010年09月09日 | 日記
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(タンブラーを用意します)

いや~今日のランチは参った…

★ギュー ポト(ライム1/4個を搾り入れ、果皮もタンブラーに入れます)

前金制のところだったんだけど、一足先に会計していたお客さんに「ではご案内します」と言って、僕らは放置…

ゑ?

★カランカラン(タンブラーに氷を入れます)

しばらくして優雅な足取りで戻ってきて、注文と会計を済ませて、いよいよ席案内
あ~奥も意外と広いんだなぁと思いながら歩いていると、「こちらへ」と案内されたのがカップル席

あの…男二人で仲良く寄り添って食べろと?

★トクトク(ジンを45ml入れます)

しかも真夏の窓際…
暑いわ

★シュポン トクトク シュワー(トニックウォーターで満たします)

さらに僕たちも含めて、客はまだ結構残っていたのに掃除機…
逆さ箒か

★カラン(ごく軽く混ぜます)

ひさしぶりの記事だってのに、愚痴っちゃいました。
スンマセン

★お待たせしました、ジントニックです。
暑い日の定番カクテルですね!
今年はまだ暑い日が続き、ジントニックがおいしい夜が続きます。
本来はマラリアの予防飲料であったトニックウォーターに、ジンを入れて飲んだところ「うまい!」とのことで、その人気は世界中に広がりました。
(日本のトニックウォーターには法律上の関係でマラリア予防の作用がある“キニーネ”は入っていないですけどね…残念)

さてこのジントニック、作り方を語るとキリのないカクテルです。
作り方も実は様々なバリエーションがあり、そのバーテンダーの好みとこだわりが凝縮された1杯であることは間違いありません。
グラス、氷の選び方、トニックウォーターの注ぎ方や混ぜ方は他のカクテル同様に重要なポイントですが、それに加えてジンの銘柄とその温度、トニックウォーターの銘柄、ライムを使うかレモンを使うか、果実の搾り方やその後の果皮をグラスに入れるかどうか、中にはビターズ類を使ってアクセントをつける人もいます。
「バーテンダーの数だけジントニックがある」と言っても過言ではありません。

この作り方のバリエーションやこだわりが、元来のおいしさと相まって、世界で不動の人気を誇るカクテルになったのでしょうね!