Bar FU-TEN

もじっとの瘋癲的なブログ
メニューなんぞ、ございません
記事もお酒も、その日の気分次第でございます

Midnight お楽しみ

2010年07月22日 | 思ひ出
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(カクテルグラスを用意します)

ふと思ったんですが、エロい番組って減ってませんか?

★ゴトッ カランカラン クルクル ツー(ミキシンググラスを用意し、氷を入れステアし、溶けた水を捨てます)

僕が中坊だったときは、なんと言ってもギルガメッシュないと

裏番組はCDTVで、好きなアーティストのゲストライブとギルガメのエロいコーナーが重なると、致し方なくゲストライブを諦めたものです

★トクトク(ウォッカを30ml入れます)

あと午前2時とかにVシネマが放映されていて、タイトル的にこれはきっとエロいなと思ったものを予約録画して、そうでなかったときの喪失感も懐かしい

★トクトク(ドライシェリーを30ml入れます)

あっあと番組のタイトルは忘れちゃったんだけど、アイドルを全力で走らせて、そのままふとんにダイブ
ふとんの上で息を切らしてる(しかもエコーがかかってる)アイドルを見て、あらぬ妄想を繰り広げるって企画、大好きでした

★クルクル(ステアします)

それを思うと、今ってやっぱりエロいのが少ないように思えます
まぁテレビ的な流れらしいですけどね

★カチャ ツー(ストレーナを付け、カクテルグラスに注ぎます)

とはいえ、今はそんな深夜まで起きていられないけどね

★お待たせしました、オールドイングランドです。
ウォッカとシェリーでなぜイングランドなのかは不明ですが、アルコールがしっかりしているものの、シェリーの香りもとてもいいカクテルです。
シェリーの香りを活かすのは、空気を混ぜ込まないステアが定石!
シェリーは辛口ワインの一種で食前酒として飲まれることも多く、このカクテルも食前酒にオススメです。
2種類のお酒を混ぜるだけのシンプルなレシピですが、奥が深いです。



恋の争奪戦!

2010年03月19日 | 思ひ出
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(カクテルグラスを用意します)

大学の研究室では日々の実験で使う薬品はもちろんのこと、器具の洗浄で使うメタノールやアセトン、フラスコ類は、品名や型番、金額などを専用の用紙に記入して、学科の事務室に提出し、発注をかけてもらいます

★コト コト コトッ(シェイカーを用意します)

ある日、先輩から発注の方法を教わり、
「じゃ、これを事務室に出してきて」
と言われ、事務室に行きました

書類を提出し、事務室を退室した後、そのまま共用の実験室に行き、そこにいる女好きの先輩(失礼だろ)に開口一番

『事務の人、めっちゃ可愛いじゃないですか

「もじっと、あーゆーのがタイプなんか

★トクトク(スイートベルモットを40ml入れます)

その先輩と話していてわかったのは、お名前はカエさんというらしく、1年ほど前から事務室にいたみたいでした

★トクトク(ラムを20ml入れます)

事務室にはたびたび行く用事があるのですが、女好きの先輩はそのたびに
「もじっと、今日はカエさんと何話してきた?」
なんてからかってくるのですが、いつからか天然系の先輩(失礼だろ)から
「お前、彼女おるだろーが」
というツッコミがくるようになりました。

★ツー(レモンジュースをティースプーン2杯分入れます)

始めは単なるツッコミかと思っていたのですが、僕が事務室に行き、カエさんの話題になるたびに、だんだんとまるで僕が悪事をしているかのような物言い。

★サッ(オレンジビターズを1振り加えます)

不審に思っていましたがどうやら、天然系の先輩がたびたびカエさんが話題になるので事務室へ行った所、ビビッときたようです

★カランカラン カポ カポッ(シェイカーに氷を入れ、ストレーナとトップをかぶせます)

まぁ確かに僕には遠距離の彼女がいて、卒業後には彼女のいる地元に戻る予定だったんですが…

思わぬライバル(?)出現でした

★シャカシャカ(シェイクします)

その後、もちろん何かあったわけではなかったですが、事務室に行くのは楽しかったなぁ

★カパッ トクトク(カクテルグラスに注ぎます)

後日談ですが…
カエさんは学科中から人気があったようで、さらにその天然系の先輩と結婚したとか、しなかったとか。

★お待たせしました、マウントフジです。
グラスに現れたこの富士山は“赤富士”をイメージして作られたそうです。
そういえば新幹線から青い富士山は見たことあるけど、赤い富士山ってテレビや写真くらいでしか見たことないなぁ。
スイートベルモットを中心に、ラムが香りにさらなる華やかさを、レモンジュースの酸味とビターズの苦味がベルモットの甘みを適度に引きしめてます。
日本らしい材料は特に使われていませんが、味、香りとも複雑で調和のとれた1杯です。



物理をロマンで語る

2010年03月12日 | 思ひ出
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(カクテルグラスを用意します)

ロマン、感じるでしょ?

僕が高校生のとき、これが口癖の物理の先生がいました。

斉藤先生というおじいちゃん先生です。

★コト コト コトッ(シェイカーを用意します)

この先生、生徒の好みがメチャクチャ激しいんです

★トクトク(ラムを40ml入れます)

ひとり、お気に入りの生徒をみつけると、3回に1回は質問されます

つまり一度気に入られたら最期、授業で気が抜けなくなります

★トクトク(スイートベルモットを20ml入れます)

ただこれを回避する方法もあります。
何回か連続で質問に答えられないと、興味をなくし、次のターゲットを探します

★ツー(アプリコットブランデーをティースプーン1杯分入れます)

理科は物理より化学が好きだったので、正直なところお気に入りにならないでくれと、心の中で祈りながら授業を受けてました

でも神さまっていないね

僕の苦手な電気分野で、先生にロックオンされました

★ツー(レモンジュースをティースプーン1杯分入れます)

そのきっかけは教科書のコラムに載っていたベンジャミン・フランクリンのライデン瓶を使った命がけの凧揚げ実験を先生が解説していたときのこと

雷雲にライデン瓶をくくりつけた凧を揚げて、雷雲は電気を帯びていることを証明するための実験ですが、つい目がランランで話を聞いちゃったんです…

★ツー(グレナデンシロップをティースプーン半分入れます)

もじっとくん、ロマン感じるでしょ?

\(^o^)/オワタ

ライデン瓶に興味を示した僕は、めでたく苦手な電気系で質問責め決定

★カランカラン カポ カポッ(シェイカーに氷を入れ、ストレーナとトップをかぶせます)

コンデンサの仕組みや基本原理までは何とかついていけたのですが、コンデンサを利用した電気回路(コンデンサに蓄電して、放電したときの電圧、電流などの計算問題)で、だんだんと失速…


いつしか、再び平和な時間が過ごせるようになりました

★シャカシャカ(シェイクします)

でも物理を愛していた先生で、宇宙創成のロマンチックなビッグバン金融ビッグバンみたいに使われてるの、えらく憤慨していたなぁ。

★カパッ トクトク(カクテルグラスに注ぎます)

科学にロマンを感じるという考え方、5年後に卒業研究をするときに、助けられました。
先生には感謝です。

★お待たせしました、アップルパイです。
カクテルなのに、食べ物の名前。
バーで注文しようものなら「は?」ってなりそうですね
なんでアップルパイなんだろうと思って飲んでみると…
アップルパイかも!
といっても、パイの感じじゃなくて、アップルパイの中身に近い甘酸っぱさと褐色の度合いが似てます!
何と言うか…ちょっと笑いたくなる味です。
子どもの頃のささいな贅沢が果たされた感じですね。



雨の日

2010年02月15日 | 思ひ出
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(タンブラーを用意します)

最近ちょこちょこ雨降ってますよね~
普段は自転車通勤をしているんですが、こんな日は地下鉄通勤

★カランカラン(タンブラーに氷を入れます)

僕が高校生のとき(つい最近の話ですね)も、自転車で通学してました
で、雨が降るとバス通学をしていたのですが、そのバスが停まるバス停は家から遠く、さらに本数も少ない…

だから、これを逃してしまうと高校までは自転車で行かないといけませんでした…

★トクトク(カシスリキュールを30ml入れます)

自転車で通るコースは、左手から山、車道、歩道、で右手は川、細い道なのにトラックの往来も激しく、また落ちたらガケから川へ真っ逆さまなので、よく死人が出ていないなぁ…と思うようなところです

その道はアップダウンも激しく、坂を下るとそこにはいつも大量の水が溜まります。

トラックの激しい往来と、巨大な水溜り…
もうおわかりですね?

一度、頭から水をぶっ掛けられました

★トクトク(グレープフルーツジュースで満たします)

カッパを着ていたのに、顔の部分から大量に水をかぶり、中の制服まで完全にビチョビチョ

その日は模擬試験の日で、一日中震えながら試験を受けてました

★カラン(軽く混ぜます)

雨…ヤですね。

★お待たせしました、カシスグレープフルーツです。
居酒屋でも定番のカクテルですね
カシスとグレープフルーツの甘酸っぱさが、たまりません。
ご存知の通りアルコール度数も高くないので、とても飲みやすいですよ。
ちなみにカシスリキュールは薬局などでもハーフボトルで売っていることもありますから、おうちでもぜひ!



カットマン

2010年02月10日 | 思ひ出
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(ロックグラスを用意します)

中学校のころ、部活動をしていたある日、顧問に言われたんです。

明日からカットマンね

ほとんどの人は「は?」ですよね?

★カランカラン(グラスに氷を入れます)

カットマンというのは卓球でカットを得意とするプレイヤーのことです。

カットマンの戦法はバックスピンをかけたボールを打つことを得意とし、その真髄は相手のボールを“しつこくしつこく”返し続け、相手がミスをするのを待ちます。

★トクトク(ジンを45ml入れます)

僕はやっぱり卓球の花形である速攻タイプのドライブ型がよかったんですが、顧問にラケットを買い換えると言った瞬間に、その対極のスタイルのカットマンになれと…

★トクトク(カンパリを15ml入れます)

ちなみにその顧問の先生、いつもはフニャフニャで、無精ヒゲに、ボサボサの髪、返事は「んあぁ」、ラリーをするときは左手をトレーナーの中に突っ込みながらのトンデモ先生
でも、メチャクチャ強い

実力が伴っているだけに逆らえず、カットマンに転向したんですが…
意外とイヤらしい攻撃スタイルが僕に合っていたようで

★カラン(軽く混ぜます)

ちなみに卓球でバックスピンをかけることを“切る”といい、それが転じてバックスピンを得意とする人を“カットマン”というようになったようで、外国では“カットマン”では通じず、“チョッパー”というそうです。



ちょっと違うね

★お待たせしました、リチアアルバネーゼです。
リチア・アルバネーゼ、残念ながら名前の由来が分かりません。
甘苦いカンパリとドライなジンの出会い。
薬草の香りが複雑に絡み合う一方、甘くなりがちなカンパリをジンがドライにカバーして、まとまりの取れた1杯です。
アルコール度数はかなり高いので、ゆっくり飲んだほうがいいですよ。



オヤジ教官

2009年10月05日 | 思ひ出
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(シャンパングラスを用意します)

僕の運転免許は、もちろん『AT限定』ではありません
ただ恥ずかしい話、自動車学校に通っていたときに、一度MTを挫折しかけました

★ゴトッ カランカラン クルクル ツー(ミキシンググラスを用意し、氷を入れステアし、溶けた水は捨てます)

挫折しかけた原因はクラッチ操作です
(初歩中の初歩やんって、つっこまないで!)

★トクトク(ブランデーを40ml入れます)

クラッチ操作はマニュアル車では必須技術で、特にスタートから加速でうまく行えないといけません。
ただ、僕はもともと不器用で、その感覚をつかむのが遅かったんです

★トクトク(オレンジキュラソーを40ml入れます)

一度、担当教官に本気で「今の時代、オートマ限定でも困ることないぞ」と奨められちゃいましたが、粘り強くコツを教えてくれました。

★サッ(アンゴスチュラビターズを3振り加えます)

長いこと迷惑をかけて、僕がクラッチ操作を身につけたキッカケはセカンド発進!

もうマニュアル車の運転の長い人はこの発車をしていると思いますが、自動車学校ではロー(一番遅くて、力の出るギア)から発進するように習います。
このセカンド発進は、半クラッチ(クラッチを徐々に離して、動力を少しずつ伝える操作)をより丁寧にやる必要があります。

★クルクル(ステアします)

ところがこれがツボにハマったらしく、日に日に上達していきました

ある日、路上教習でいつもと違う教官と乗ったとき、“これくらいの坂なら、坂道発進しなくてもいいわ”って普通に発進したら…
「もじっとくん。うまいけど、こういうときに坂道発進の練習をしておこうね
って褒められた(?)ときは、担当教官に感謝

僕の意地に付き合ってくれて、本当にうれしかったです。
もう免許取ったのは10年前になるけど、元気にしてるかなぁ

★カチャ トクトク(グラスに注ぎます)

ちなみにその教官はかなりのオヤジ

一時停止線を少し越えてしまった僕に…
「出すぎたマネをするな」

路上を走っていると、「あの歩いてる姉ちゃん、キレイやな」と言われ、『そんな余裕ないですよ』と答えると
「姉ちゃんを見るくらいの余裕を持て」
(まぁ一理はあるのですが…)

教習所内で、駐車の練習のとき、ニヤニヤ笑いながら…
「お前、バックはうまいなぁ」
(下ネタかよっ)

今も元気かな?

★お待たせしました、ブランデーシャンパレルです。
やっぱりブランデーとオレンジの相性は最高!
アンゴスチュラビターズの苦味もたまりません。
シャンパンのように泡立ちはしませんが、シャンパンを飲んでいるような豪華な気分になりますよ
何かいいことがあったときに飲みたいです。
ちなみにアルコール度数はかなり高いので、注意してくださいね。



ハイシャ

2009年07月24日 | 思ひ出
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(タンブラーを用意します)

僕の友達が歯並びの矯正のために、抜歯したとのこと
痛そ~~~
(その子、歯並びが悪いなんて、全く気づかなかったけど

★カランカラン(グラスに氷を入れます)

ところで歯医者が好きな人、います?
実は僕は歯医者は生まれてこの方、1度しか行ったことがなく、しかも歯医者に行った理由は乳歯を抜きに…でした。
その乳歯も、最初の1本は歯医者で抜きましたが、それ以降は親が、最終的には自分で抜いてました

親知らずも歯茎を破るときに痛みはあったのですが、
知らん間に生え揃ってました

★トクトク(ジンを45ml入れます)

それに虫歯って何?

★トクトク(グレープフルーツジュースで満たします)

こんな歯医者と無縁の僕なんですが…
虫歯にならない代わりに、歯医者に診てもらわないから歯周病などになる可能性が高いようで…
一応、歯磨きはしっかりやっているんですけどね。

★カラン(軽く混ぜます)

気をつけないとね

★お待たせしました、ジングレープフルーツです。
バーや居酒屋で人気のソルティドッグはもともとウォッカではなく、ジンを使っていました。
だからジンとグレープフルーツジュースの相性も悪いわけがありません。
とはいえ、あまりバーでは見かけないカクテルですね。
たぶん、ソルティドッグのほうが人気があるのと、カクテルとしての派手さがないからでしょうけど、苦いもののスッキリしていて、おすすめの飲み方です



Lupin the 3rdの恐怖

2009年07月01日 | 思ひ出
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(カクテルグラスを用意します)

「もじっと」はルパン三世が好きです

★コト コト コトッ(シェイカーを用意します)



違った

★トクトク(テキーラを36ml入れます)



赤いジャケットを着ているほうがルパンです
(みんな知ってるか)

★トクトク(カシスリキュールを12ml入れます)

ただ、「もじっと」が若干トラウマになっているものがあります
それは『ルパン三世のテーマ』

★トクトク(レモンジュースを12ml入れます)

高校1年生のとき、アミダくじで応援団に入らされました
(1年生は各組2名ずつ、強制参加)

★カランカラン カポ カポッ(氷を入れ、ストレーナーとトップをかぶせます)

野球部の応援では、各選手ごとに応援テーマ曲と振り付けがあるのですが、5回(7回だったかな?)になると、その回の攻撃が終わるまでぶっ続けで『ルパン三世のテーマ』

★シャカシャカ(シェイクします)

振り付け自体は至って簡単で、左手を腰に当て、右手はリズムに合わせて、胸の前でグーをしたあとに、天に向かって手刀を突き出す感じです
簡単でしょ?

でもコレがツライ

はじめのうちは3分もやっていると、手が痛くなって上がらなくなります
手が落ちてくると先輩の指導があるので、こっちも必死

★カパッ トクトク(カクテルグラスに注ぎます)

背中で泣いてる 男の美学
こっちが泣きたいわ!
ルパンの回が三者凡退で終わると、残念な気持ちのほかに、無性にうれしい気持ちになっちゃたりしてました


まだ僕の母校に応援団があるのなら、今からが大変だろうなぁ~

★お待たせしました、メキシコローズです。
テキーラがメキシコ原産で、カシスの彩りをバラに例えた情熱的な1杯です。
カシスリキュールは甘いのですが、レモンジュースが適度に味を締めてます。
赤いドレスを着た女性に似合いそうですね



三回忌

2009年05月27日 | 思ひ出
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(ロックグラスを用意します)

ニュースを見て思い出しのですが、今日はZARDの坂井泉水さんの三回忌だったんですね

★カランカラン(グラスに氷を入れます)

なんか時間が経つのが早いですね
…と同時に、なんか未だに亡くなったんだという実感がわきません。

★トクトク(ウォッカを40ml入れます)

学生時代に指導教官のいない深夜の研究室でZARDの曲を聴きながら、実験のデータ整理をしてたりしました

★(ドランブイを20ml入れます)

そういや、通学や通勤中にもよく聴いたし

★カラン(軽く混ぜます)

今宵はZARDをエンドレスにかけてみようかな

★お待たせしました、ルシアンネイルです。
ウィスキーとドランブイで作る『ラスティ・ネイル』の別バージョンで、ロシアのウォッカを使っているので『ロシアの釘』になります。
ラスティネイルは使うウィスキーによって味がかなり左右されますが、ウォッカを使うルシアン・ネイルはドランブイの特徴が活きています。
また、ウォッカの辛味が全体をスッキリさせています。
ただ、このカクテルは度数がとても高いので、飲みすぎには注意です!



バッサリと

2009年04月13日 | 思ひ出
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(カクテルグラスを用意します)

先週の土曜日に髪をバッサリと
暖かい季節に向かって、髪も準備が整いました

★コト コト コトッ(シェイカーを用意します)

ただ、今回は髪を切ってくれる人が違って、髪があまりすかれなかったので、短髪だけど、いつもよりボリューミー

髪をセットすると、いつもよりツンツンです

★トクトク(ジンを30ml入れます)

その髪形を見て、ふと思い出したこと。

★トクトク(アプリコットブランデーを15ml入れます)

昔、タリーズに行く前は、某化粧品メーカー系列のカフェに通ってました
で、今回のようにツンツンの髪でお店に行ったときのこと…

★ツー(レモンジュースを15ml入れます)

「おはよう!コーヒー持ち帰りでひとつ」
『はい。あ…髪、切られました?』
「うん、ちょっとツンツンだけどね」
『いえ、お似合いですよ』
「ほんと?剣山みたいじゃない?」
『じゃあ、季節のお花を活けましょうか?』

★カランカラン カポ カポッ(シェイカーに氷をいれ、ストレーナとトップをかぶせます)

(ヲイッ)

★シャカシャカ(シェイクします)

その子も3年くらいに辞めちゃったなぁ
元気でいるといいなぁ~

★カパッ トクトク(カクテルグラスに注ぎます)

意外とお客さんって、店員さんのことを覚えているし、特にお気に入りの店員さんは、今でも「元気でいるといいなぁ」って思っているもんですよ

★お待たせしました、リゾリュートです。
リゾリュートはカナダの街の名前で、北極圏クルーズの船が出る港街でもあります。
そういえば、ジンとシャルトリューズをシェイクするとアラスカです。
ジンをシェイクすると、北極的なイメージになるのでしょうか?
しかし、味は甘酸っぱく、春をイメージさせるようなアプリコットのフレーバー。
ひょっとしたら、北極圏の人たちの春を待ちわびる心をイメージしたカクテルなのかも