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Bar FU-TEN

もじっとの瘋癲的なブログ
メニューなんぞ、ございません
記事もお酒も、その日の気分次第でございます

アレンジカクテル

2009年03月13日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

今宵の『Bar FU-TEN』は「もじっと」のアレンジカクテルを2つ紹介します

★コトッ(タンブラーを用意します)

★カランカラン(タンブラーに氷を入れます)

★トクトク(コアントローを30ml入れます)

★トクトク(グレープフルーツジュースを45ml入れます)

★シュポン トクトク シュワー(トニックウォーターで満たします)

★カラン(軽く混ぜます)

★お待たせしました、名前は…特にありません。
スピリッツ(お酒)をグレープフルーツジュースとトニックウォーターで割る組み合わせって、意外とおいしくできます。
カンパリならスプモーニ、ウォッカでグラスをスノースタイル(グラスのふちに塩をつける)にすればソルトリックになります。
今回はコアントローでチャレンジ!
甘すぎず、苦みとのバランスが結構いいです




続けて、もう1作品

★コトッ(ロックグラスを用意します)

★カランカラン(グラスに氷を入れます)

★トクトク(テキーラを40ml入れます)

★トクトク(コーヒーリキュールを20ml入れます)

★カランカラン(混ぜます)

★ツー(生クリームを20mlフロートさせます)

★お待たせしました、ホワイトブル(仮)です。
こちらは水曜日に紹介したブレイブ・ブルのアレンジです。
テキーラからウォッカに替えると「ホワイト・ルシアン」になります。
コーヒーリキュールと生クリームの相性はとてもいいです。
またテキーラの香りも残っているので、ホワイト・ルシアンより強く感じられます。
即興のわりには、まぁまぁです←自画自賛



お薬とお酒のオイシイ関係

2009年02月18日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(カクテルグラスを用意します)

お酒とお薬が一緒になったものを薬酒といいます。
今ではやっぱり養命酒が有名ですよね
でもこの薬酒の歴史が古く、起源は紀元前の古代ギリシャにまでさかのぼります。
当時はワインに薬草を溶かし込んで飲んでいたそうです

★コト コト コトッ(シェイカーを用意します)

それから時代はだいぶ過ぎ…
11世紀になり、錬金術の発達により、アルコール(蒸留酒)を使って、薬草などから薬効成分を抽出がされるようになりました。
リキュールの誕生です

リキュールの中にはエリクシル(エリクサー)として、錬金術や薬酒の材料として、また不老不死の秘薬と呼ばれたものもあります。

★トクトク(ウィスキーを20ml入れます)

実はお酒と薬は意外に仲がいいんです
薬草などに含まれる薬効成分や香り成分は水に溶けやすいものもありますが、アルコールや油など水以外に溶けやすいものも、かなりあります。

★トクトク(ブランデーを20ml入れます)

現代ではこの原理を応用して、栄養素や大豆油、香り成分、色素の抽出にメタノール(飲めるアルコールはエタノールだけ)やヘキサン(ガソリンの親戚)が使われることがあります。
(もちろんメタノールやヘキサンは完全に蒸発させるのでご安心を。)

★トクトク(ジンを20ml入れます)

昔の人はアルコールで薬効成分などが抽出されることを、経験的に知っていたのかもしれませんね。
ちなみに日本のお酒である梅酒も梅の成分をホワイトリカー(蒸留酒)と砂糖の浸透圧で抽出するので薬酒といえます。

★カランカラン カポ カポッ(シェイカーに氷を入れ、ストレーナーとトップをかぶせます)

しかし薬学が進んだ現代では、薬酒に頼ることがなくなり、リキュールをはじめとする薬酒のほとんどは嗜好品として扱われるようになりました。

また認可を受けたリキュール類以外で、販売に際して効能を謳うと、薬事法などにも違反しちゃいます

★シャカシャカ(シェイクします)

もう薬として薬酒が活躍する時代ではなくなってきましたが、香り、色、味がいいものはいっぱいあります

★カパッ トクトク(カクテルグラスに注ぎます)

これからもお酒とお薬のオイシイ関係は続きそうです

★お待たせしました、サンダークラップです。
サンダー・クラップとは「雷鳴」のこと
ご想像通り、とても強いカクテルです。
ウィスキーとブランデーを混ぜる意外性、飲んでみるとジンが意外と強く出てる意外性。
いろんな意味で衝撃的なカクテルです。
シェイクをしながら「実はステアで作るんじゃないか?」と疑問に思って、調べてみるとステアで作る人もいるようですね。
飲みやすさはシェイクでしょうけど、ステアも香りがよさそうです
ウィスキー、ジン、アブサンで作る「アースクエイク」と似たようなレシピですが、サンダークラップも負けず劣らず強烈!
オーダーの際はご注意を。



テキーラ

2009年02月11日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(ショットグラスを用意します)

今日はテキーラのお話。
テキーラは言わずと知れた、メキシコ原産のお酒です

★ゴトッ(ビールジョッキを用意します)

原料はサボテン…ではなく、竜舌蘭(リュウゼツラン)というアロエの化け物のような植物の、巨大で太く短い茎です。
ちなみに竜舌蘭の花言葉は「繊細」です
(似合わねぇ

竜舌蘭を原料にしたお酒を総称してメスカルといい、特定の原料で、特定の製法で、特定の場所(テキーラ村とその周辺)で蒸留されたものだけをテキーラと呼ぶことができます
(シャンパンとスパークリングワインの違いのようなものですね)

★トクトク(ショットグラスにテキーラを注ぎます)

産地のメキシコではライムやレモン、塩などとともにストレートで飲まれることが多く、特に人差し指と親指の付け根に置いた塩をなめ、人差し指と親指でつまんだライムをかじり、ショットグラスのテキーラを飲み干す「メキシカン・スタイル」や、テキーラと炭酸水が入ったショットグラスを手でふたをして、カウンターに打ち付けて飲み干す「ショットガン」など、豪快な飲み方が多いです

テキーラは強いというイメージはありますが、実は度数自体は他のお酒(ジンやウィスキーなど)と大差がなく、むしろこのような豪快な飲み方をすることがあるので「強い」という印象を感じるのかもしれませんね

★シュポン トクトク シュワー(ビールジョッキにビールをある程度注ぎます)

テキーラを使ったカクテルには「マルガリータ」や「メキシコーラ」などメキシコをイメージしたものの他に、「ブレイブ・ブル」や「マタドール」などスペインをイメージしたものがあります
これはおそらく、テキーラが発明された時代に、メキシコはスペインに統治されていたからでしょうね。

★お待たせしました、サブマリノです。



飲み方ですか?
ビールジョッキの中に、テキーラの入ったショットグラスごと沈めちゃってください
(あっ一応、コースターは避けておいてください
このカクテルはビールグラスの中にショットグラスが沈んでいる様子から、サブマリノ(潜水艦)という名前が付けられました。
ビールにスピリッツ(お酒)を入れるカクテルは他に「ボイラー・メーカー(ビールとバーボン)」「ドッグスノーズ(ビールとジン)」などがありますが、どの飲み方も“安く、手っ取り早く酔う”ための飲み方で、ものすごい勢いでアルコールが回ります
(ビールの炭酸がアルコールの吸収を促進させるという説もあるようです)
このカクテルは由来も飲み方も上品ではないので、一見のお店やホテルのバーでは注文しないほうがいいですよ。
あと、グラスを傾けすぎて、ショットグラスが顔面を直撃しないように、気をつけてくださいね



ベース

2009年01月23日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(シャンパングラスを用意します)

今日はカクテルの分類のお話
カクテルはその種類の多さゆえに、いくつかの分類法があります。

以前紹介した、ロングカクテルとショートカクテル(2008年9月1日の記事『ロングカクテルとショートカクテル』参照)も飲み切る時間の目安で分類しています。

他にはTPO(食前・食後・寝酒など)や季節、色、味、アルコール度数、技法(ビルド・シェイク・ステア・ブレンド)で分ける場合もあります。

★シュポン トクトク シュワー(シャンパンをグラスに半量程度注ぎます)

カクテル本で一番ポピュラーな分類法に『ベース』で分ける方法があります。
ベースとは主体のお酒のことです。
例えば「ホワイトレディ」というカクテルの材料はジン、コアントロー、レモンジュースですが、風味付けのコアントローやアルコールの入っていないジュースはベースとは言わず、分類上は「ジンベース」になります。

★シュポン トクトク シュワー(泡が落ち着いたら黒ビールで満たします)

主なベースとそのベースのカクテルの代表的なものは、こんな感じになります。

ジン(マティーニ、ジントニックなど)

ウォッカ(ソルティドッグ、モスコミュールなど)

ラム(XYZ、クバ・リブレなど)

テキーラ(マルガリータ、テキーラ・サンライズなど)

ウィスキー(マンハッタン、ハイボールなど)

ブランデー(サイドカー、アレキサンダーなど)

リキュール(スプモーニ、グラスホッパーなど)

ワイン・シャンパン(アディントン、ミモザなど)

ビール(レッドアイ、ボイラーメーカーなど)

日本酒・焼酎(サムライ、チューハイなど)

ノンアルコール(シンデレラ、シャーリーテンプルなど)
※ノンアルコールの場合は「ノンアルコールベース」とはあまり言いませんが…

他にもベースとなりえるお酒はありますが、代表的なものはこんなとこです。

★サクッ(ごくごく軽く混ぜ、荒い泡はスプーンで取り除きます)

カクテルをバーテンダーさんに見繕ってもらうときは、ベースのお酒を先に指定すると、選びやすくて喜ばれると思います。

さて、今宵はカクテルがいいですかね?
お好みのベースがあれば、おっしゃってくださいね

★お待たせしました、ブラックベルベットです。
以前から、うちの常連さんのタヨさんからリクエストされていたカクテルです。

今日はベースのお話しをしましたが、ブラックベルベットはシャンパンベースでありビールベースでもあります。
(ちなみに僕の持っているカクテル本ではシャンパンベースとなっています。)
本来のレシピはシャンパンと黒ビールを同時にグラスに注ぎ入れるのですが、泡が吹き出すことなく同量を入れるのは、もはや神業ですので普通は一方ずつ注ぎます
片方ずつ入れるレシピでも、シャンパンが先、ビールが先とバラバラですが、僕はシャンパンが先のほうが注ぎやすいと思っています。
なんか客がこのカクテルを頼むとき、バーテンダーがどちらを先に注ぐかで「今夜はOK」「今夜はNG」…な~んて話を聞いたことがありますが、どうなんでしょうね?

ベルベットはビロードとも言われ、上品な手触りと光沢が特徴の織物です。
ブラックベルベットはおそらくは泡の上品なきめ細やかさ、スムーズな喉越し、そして色からこの名前が付けられたのでしょう。
味わいもシャンパンの華やかさと黒ビールのほろ苦さがあり、オトナな気分になれるカクテルです。
舌、喉はもちろん、唇でも味わえる素敵なカクテルですよ



カクテルの黄金時代

2008年12月17日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(タンブラーを用意します)

カクテルの黄金時代って、いつだと思います?
僕は今じゃないかと思っています
カクテルの発展には様々な要因がありました。

★カランカラン(タンブラーに氷を入れます)

まずは冷蔵庫が挙げられるでしょう。

カクテルも料理などと同様で、温度がとても大事です。
そのためには、冷蔵庫や氷などはとても重要です
昔は冷蔵庫も貴重品で、「マティーニ」の原型である「ジン・アンド・イット」は、製氷機が登場する前に誕生したカクテルですから、カクテル本によってはあえて常温が指定されている場合もありますが、作る人にこだわりがなければ材料やグラスは冷やすのが主流になってきていると思います。

★トクトク(ラムを45ml入れます)

次に法律による抑圧が挙げられます。

カクテルの必需品であるウィスキーが現在の地位を得たのは、麦芽に対する税を逃れるための密造、その酒を隠すためにシェリー樽に入れたこと、さらにそこにかけられる税金から逃れるために、他の材料で作ったウィスキーを混ぜたことが挙げられます。

また、アブサンはニガヨモギに含まれるツヨンに麻薬の成分があるとして、禁止されましたが、これによってペルノやリカールなど、アブサンの模造品(パスティス)が生まれました。
そのアブサンも再び製造、流通、販売が可能になり、さらにお酒のバリエーションが膨らみました。

そして、何より忘れてはいけないのは、アメリカの「禁酒法」です。
密造された質の悪い酒を、どうしたらおいしく、どうしたらバレずに飲めるか、これを解決するのが「カクテル」でした。

★トクトク(オレンジジュースで満たします)

そして流通も大きな役割を果たしました。

世界の裏側の国のお酒でも、昔より安価に手に入れることができるようになりました。
酒屋においてある数々のボトルも、ひと昔前なら見ることすらできなかったもの多くあることでしょう。
また大規模な戦争がないこともいいことです。
イギリスのチャーチル首相が大好きなマティーニを作るために必要なドライベルモットが、交戦中のイタリア原産であるがために飲むことができず、ベルモットのビンを眺めながらマティーニの主材料のジンだけを飲んでいた…という逸話(一種のジョークですけど)があるほどで、カクテルの発展に平和は欠かせません。

★カラン(軽く混ぜます)

今、おいしいカクテルが飲めるのも、長い歴史があったからなんですね。

★お待たせしました、キューバンスクリューです。
スクリュードライバーはロシアのお酒「ウォッカ」を使いますが、これをキューバのお酒「ラム」に変えるとキューバンスクリューになります。
飲めば気分は南国
外の寒さを忘れさせてくれそうな1杯です。



ステア

2008年11月14日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ ゴトッ カチャ(カクテルグラスとミキシンググラス、ストレーナーを用意します)

今日はカクテル作りのステアの技法について
ステアで使う道具たちはこちら

★カランカラン クルクル カチャサー(ミキシンググラスに氷を入れステアし、ストレーナーをかぶせて溶けた水を捨てます)



ちょっと見慣れない道具がありますよね?

ミキシンググラス(ビーカーのようなグラス)
ステアの技法でカクテルを作る場合は、このガラス容器に材料や氷を入れます。
円柱状の厚手のガラス容器で、ない場合はビールジョッキ(といっても、普通は家にないですよね)などでも代用はできます。

ストレーナー(画像右下の道具)
円状にバネがあり、網のように穴が開いている道具です。
ミキシンググラスで混ぜたカクテルをグラスに移すとき、氷や不純物が入らないようにするための網です。
網状ならなんでもいいので、茶こしなどで代用ができます。

バースプーン
ビルドでもシェイクでも使う道具ですね
ステアでは大きな氷の入った材料をかき回すので、なるべく大き目で柄の長いバースプーンがオススメです。

カクテルグラス
ステアで作るカクテルはシェイクと同じで材料が60ml、それに氷が溶ける+αが全量になります。
ですからシェイクで使えるグラスなら、そのままステアでも使えます。

カクテルピン(画像に入れるの忘れた
ステアではカクテルピンは結構重要アイテムかもしれません。
マティーニではやはりカクテルピンに刺したオリーブが必須

★トクトク(スコッチウィスキーを45ml入れます)

ステアのカクテルは、まずミキシンググラスに氷を入れ、次にバースプーンをミキシンググラスの底まで差し入れます。
スプーンの背を壁面に滑らせるようにして、ステア(混ぜる)します。
これで、ミキシンググラスが冷え、氷の角も取れます。

★トクトク(スイートベルモットを15ml入れます)

次にストレーナーをかぶせて溶けた水を捨てたら、いよいよ材料を入れます。
材料をすばやく入れ終わったら、再度バースプーンをミキシンググラスの底まで差し入れたら、15~16回程度滑らかにすばやくかき混ぜます

★サッ(アンゴスチュラビターズを1振り加えます)

ステアが終わったら、バースプーンを引き抜き、ミキシンググラスにストレーナーをかぶせて、カクテルグラスに注いで完成

★クルクル(ステアします)

カクテルを作るのに、シェイクではなくステアをする理由はいくつかあります。
ステアを使ったカクテルは主にワインを材料にしたものが多いです。
ワインはアルコール度数もそれほど高くなく、またシェイクで空気とともに激しく混ぜると風味が飛んでしまいます
アルコール度数を下げすぎないで、お酒自体の風味を活かしたいときにステアの技法を使います。
他にもウィスキーを使ったカクテルもステアで作るものが多いです。

★カチャッ ツー(ストレーナーをかぶせて、カクテルグラスに注ぎます)

ちなみにカクテルの王様マティーニ女王マンハッタンもステアで作ります。

★サクッ チャプン(カクテルピンを刺したマラスキーノチェリーを沈めます)

ミキシンググラスの内側を滑るように走るバースプーンは見ていて飽きませんよ

★お待たせしました、ロブロイです。
ロブ・ロイとはスコットランドの義賊“ロバート・マクレガー”通称“赤毛のロバート”のことです。
だから使うウィスキーもスコッチウィスキーです
義賊といえば荒々しい正義の味方…って感じがしますが、このカクテルは繊細で少し乙女チックな香りと味わいがします。
(チェリーも女の子っぽいですよね)



シェイク

2008年11月05日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(タンブラーを用意します)

今日はシェイクに必要な道具たちについて

★コト コト コトッ(シェイカーを用意します)



シェイクの技法で使う道具は…
シェイカー
シェイクの技法ではシェイカーがないと、カクテルが作れません
シェイカーは材料や氷を入れるボディ、そこにかぶせるストレーナー、さらに一番上にするフタのトップの3つの部位でできています。
カクテルを作る際は必ずストレーナーをかぶせて、トップをかぶせます。
もし、先にストレーナーにトップをかぶせた状態で、ボディにかぶせると空気圧の関係でフタが取れなくなることがあります
シェイカーに材料と氷を入れたら、人や壊れやすいものがない方を向いて、シェイカーを振ります。(バーテンダーが横を向いてシェイカーを振るのは安全をだから…という理由もあります)
振り方は1段、2段、3段振りなどがあり、材料によってはシェイクの時間や強さも考えなくてはいけないので、奥が深いです

バースプーン
ビルドの技法でも使うバースプーンですが、シェイクの技法の場合はひと回り小さいスプーンが使いやすいと思います。
ボディの中にある材料を混ぜたり、瓶詰めのサクランボを取り出したりするときに使います。

メジャーカップ
これもビルドの技法でも使う道具ですが、シェイクでは30mlと15mlを量ることが多いので、その分量が量り取れるカップがオススメです。
(もちろん45mlと30mlのメジャーカップでもOK)

カクテルグラス
これは…言うまでもなく必要ですね。
シェイクの場合はほとんどがカクテルグラスを使います。
だいたいは材料の全量が60ml、さらにシェイクするときに氷が溶け出すので容量は90mlくらいのものがオススメ
僕が使っているのは90mlと110mlのグラスです。

カクテルピン
これは使うカクテルと使わないカクテルがあるのですが、オリーブやマラスキーノチェリー、カットレモンなどを飾り付けるときに使います
なくても必ずしも困るものではないのですが、やはりあるとカッコいいです

★トクトク(シェイカーにアプリコットブランデーを45ml入れます)

シェイクは材料を冷やして、混ぜるのはもちろんのこと、溶けた氷によって水分を加え、さらに空気と混ぜる目的があります。

★トクトク(レモンジュースを20ml入れます)

シェイクでは振り方も大事ですが、氷も大事です
プレートアイスを買ってきて、アイスピックで砕くのが一番理想ですが、なかなかそんなことはできません。
でも、せめて氷はコンビニやスーパーなどで売っているロックアイスを使いたいものです

★サー(砂糖をティースプーン1杯入れます)

というのも、シェイクには硬い氷が必要だからです。
家庭用の冷蔵庫の製氷機で作った氷はやわらかく、シェイクをすると粉々に砕けて、水っぽくなってしまいます
ですから氷はロックアイス、しかも大き目のものを選んで使いたいですね

★カランカラン カポ カポッ(氷を入れ、ストレーナーとトップをかぶせます)

そしてシェイカー選びは、手にフィットする大きさの中で、一番大きいサイズを選ぶといいと思います。
ちなみに僕の愛用しているのは350ml、シェイカーとしては標準くらいの大きさです。

★シャカシャカ(シェイクします)

あとはひたすら練習!
氷の選び方を変えてみたり、振り方にひねりを加えてみたり…
バーテンダーによって振り方も全然違うので、バーなどで見取り稽古をするのも楽しいですよ

★カパッ トクトク(タンブラーに注ぎます)

★カパッ カランカラン(シェイカーに残った氷をタンブラーに入れます(足りない場合は適宜追加))

★シュポン トクトク シュワー(炭酸水で満たします)

★カラン(軽く混ぜます)

★お待たせしました、アプリコットフィズです。
「フィズ」はベースのお酒にレモンジュースと砂糖を加えてシェイクをし、それを炭酸で割る作り方をします。
ですから以前紹介した「ビルド」の技法と、今回紹介した「シェイク」の両方の技法を使うカクテルです。
アプリコットブランデーの甘酸っぱさと、炭酸のスッキリさがいい感じのカクテルです
シェイクすることで空気が加わり、甘さもすっぱさも嫌味がなく、口当たりもとてもいいので、特に女性にオススメの一杯です

ところで「フィズ」は炭酸の泡がはじける音から名づけられたそうですが…フィズって聞こえますか?


about APRICOT FIZZ(Liqueur&Cocktail サントリー)


ビルド

2008年10月27日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(タンブラーを用意します)

今日はカクテル作りに使う道具たちを紹介します
といっても、使う道具はいっぱいあるので、今宵はビルドの技法で使う道具たちです



★ギュッ ポイ(ライムを1/4個搾り入れ、皮もタンブラーに入れます)

まずは…
タンブラー(グラス)
容器がなくてはカクテルができません
ビルドで使うグラスは写真にあるタンブラーや、ロックグラスを主に使います。
ビルドはグラスの中で調合をするので、グラス内で撹拌できるように安定性の高いグラスが使われます。
形さえ気にしなければ、適当なサイズ(300ml前後)のマグカップやジョッキなどを使ってもいいと思います

次に…
バースプーン(スプーンとフォークが一体になったもの)
これはタンブラーやロックグラスに入った材料やグラスを混ぜる(ステアする)ときや、ティースプーン1杯分の材料を計量したり、瓶詰めのサクランボなどをフォークで取り出したりします
ビルドだけで使うのなら、よく中をかき混ぜられるように大きめなものがオススメ
なければマドラーや菜ばしで代用してください

そして…
メジャーカップ(三角錐を上下組み合わせたような器具)
材料の計量するときに使う器具です。
これが上手に扱えると、すごくカッコいいですよ
ちゃんと分量を量れないと、せっかくのカクテルが台無しです
ビルドでは30mlと45mlを量ることが多いので、この2つの量が測れるカップがベストだと思います。
なければ、計量カップや計量スプーンで代用できます

最後に…
シズラー(画面の右下にある器具)
王冠で蓋をしてあるビン入りの炭酸水やトニックウォーター、ジンジャーエール、コーラのビンを再度密栓するときに使います
必ずしも必要な器具…ではないのですが、気の抜けた炭酸水は不味くて捨てることになると思うので、ぜひとも持っておきたい道具です。
なければ、王冠ではなくスクリュー式で蓋をするタイプの炭酸水を買うといいでしょう

★カランカラン(タンブラーに氷を入れます)

ビルドは使う道具が少なく、また普通の調理器具で代用が利くものが多いので、カクテルを始めてみようかなぁという人には、ぜひチャレンジしてもらいたいです

★トクトク(ウォッカを45ml入れます)

ビルドの場合は材料を入れて何回混ぜるかがポイントです

★シュポン トクトク シュワー(トニックウォーターで満たします)

混ざりにくそうな材料同士であれば、数~10回くらい混ぜる必要はありますが、炭酸の入ったものはあまり混ぜすぎると気が抜けてしまうので、多くても3回以内程度にしておかないといけません
いかに少ない回数で、ちゃんと混ぜるか…コツをつかむのが大変です

★カラン(軽く混ぜます)

ちなみにビルドで…
ジントニック、ジンバック、スクリュードライバー、ブルドッグ(テール・レス・ドッグ)、モスコミュール、カシスやカンパリのオレンジ、ソーダ割り、ウィスキーなどの水割りなどができるようになります

★お待たせしました、ウォッカトニックです。
ジントニックのジンをウォッカに替えると完成です
ウォッカはジンよりクセがないので、スッキリとしてとても飲みやすいです
もし甘みがほしい場合は、フレッシュライムを搾るのではなく、コーディアルライムジュース(カクテル用のライムジュース)を使うといいでしょう



カクテルの技法

2008年10月24日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★カラン(冷やしたビアマグを用意します)

今日はカクテルの作り方のお話
カクテルといえば、やはりシェイクが花形だと思います。
暗く静かな店内では、輝くシェイカーとリズミカルな音は、ひと際目立ちますよね
でも、シェイクだけがカクテルではありません。

★カランカラン(ビアマグに氷を入れます)

カクテルは大きく分けて4つの技法を使って作られます

★トクトク(ウォッカを45ml入れます)

ビルド (Build)
グラスに直接材料を注ぎいれる方法。
「ジントニック」をはじめとするタンブラーで飲むカクテルや、水割りなど様々なカクテルで使われ、実は一番オーソドックスな技法。

シェイク (Shake)
材料を氷を入れたシェイカーで混ぜる方法。
バーでは花形の技法。
「ホワイトレディ」や「グラスホッパー」など、空気が混ざることで味がまろやかになります。

ステア (Stir)
材料を氷を入れたミキシンググラスで混ぜる方法。
ワインやウィスキーなど香りの華やかさを活かす技法。
カクテルの王様「マティーニ」や女王「マンハッタン」などもステアで作ります。

ブレンド (Blend)
材料と氷をミキサーにかける方法。
「フローズンダイキリ」などフローズンカクテルを作るために使う技法
ちなみに『Bar FU-TEN』では、できません

★ギュッ ポイ(ライム1/4個を搾り入れ、皮もマグに入れます)

もしバーでカウンターに座ることがあったら、バーテンダーさんの手元を見てみるといいでしょう。
どんな技法でカクテルを作るのか見てみるのも面白いですよ

★シュポン トクトク シュワー(ジンジャービアで満たします)

ちなみに…
バーテンダーさんの作り方にもよるのですが、一度に二つの技法が見れるお得なカクテルがあります。
その代表的なものがジンフィズです。
はじめにジンとレモンジュースと砂糖(もしくはシロップ)を「シェイク」、それをタンブラーに入れ、炭酸で割る「ビルド」が見ることができると思います

★カラン(軽く混ぜます)

★お待たせしました、モスコミュールです。
こうやってモスコミュールを紹介するのは3回目ですが、ビアマグで作り、ジンジャービアで割ったモスコミュールが一番原型に近いものです
銅製マグでキンキンに冷え、ウォッカのアルコールガツン、さわやかなショウガの香り、ライムでスッキリ
ジンジャーエールで作るモスコミュールより甘みも少ないので、「甘いのはちょっと…」という人にも、ぜひオススメです



とりあえずドリンク

2008年09月24日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

さて、今日は何をお飲みになりますか?

こんなとき、居酒屋なら
「とりあえず、ビールと枝豆
ですね?

★コトッ(リキュールグラスを用意します)

バーでも「とりあえずドリンク」をひとつは準備しておくと、とてもスマートです。

僕のバーでの「とりあえずドリンク」は食事を済ませた場合はジントニック、食事前なら生ビールを頼みます

★ツー(グレナデンシロップを10ml入れます)

「とりあえずドリンク」にふさわしい条件としては
①どこのバーにでもあるメニューであること
②手間がかかりすぎないこと
③ロングカクテルであること

が大事だと僕は思います。

①どこのバーにでもあるメニューであること
メニューに載っていないドリンクでも、バーテンダーさんは作ってくれることが多いです。
でもできることなら、レシピも分量もすぐにわかるメジャーなドリンクの方がバーテンダーさんに親切だと思います
(凝ったカクテルやオリジナルはバーテンダーさんの手が空いたときに、じっくりと話し合ってみましょう)

②手間がかかりすぎないこと
お店に入った直後では、お店がどれだけ忙しいかわかりません
ここでバーブレンダー(ミキサー)を使ったフローズンカクテルを頼んだり、飾りが凝りまくったカクテルを頼むと、バーテンダーさんがテンテコ舞いになるだけでなく、注文してから出るまで時間が掛かりすぎることもあります
特にお連れさんがいる場合は、お連れさんを待たすことにもなります。
(普通はお連れさんのドリンクも同時に出るようにするので)

③ロングカクテルであること
これは必ずしもロングカクテルである必要はないのですが…
ショートカクテルと違いシェイカーを振るものも少ないので、バーテンダーさんの手を煩わせないという理由もありますが、何より座ったらまずゆっくり座って、落ち着こうよ…という意味があります。
お店にどんなボトルがあるのか眺めたり、次はどんなカクテルを頼むかメニューを見たり…ね

★ツー(ミントリキュール10mlをグレナデンシロップの上に静かに注ぎます)

こちらは客ですから、店員のことなんて心配しなくてもいいのかもしれません。
でも、ちょっとした気遣いでも相手はプロですから、ちゃんと気づいてくれます
そして、運がよければちょっとだけうれしいサービスをしてくれるかも…
(僕はリキュール類の味見をさせてもらったり、メジャーカップやアブサンスプーンをいただいちゃいました

でもお店が
明らかにヒマだろ
ってときは、「とりあえずドリンク」でなくても、ゆっくり選んでもらっていいと思います。

★ツー(ラム10mlをミントリキュールの上に静かに注ぎます)

え?うちですか?
いつもヒマなので、面倒なプースカフェスタイルでも喜んでお作りしますが…
(プースカフェスタイルは作るのは苦手です

★お待たせしました、メキシカンフラッグです。
メキシコの国旗は左から白、緑、赤。
このカクテルも上から白(透明)、緑、赤のプースカフェスタイル(リキュールなどを混ぜずに、積み重ねる作り方)です。
ゆえにメキシカンフラッグという名前がついています。
本場では一気に飲んだりもするそうですが、アルコール度数も高いので、むせないように注意
でも少しずつだと最後にシロップをそのまま飲むことに…
飲み方が難しいカクテルです。

ちなみに僕のメキシカンフラッグは…
ラムにミントリキュールが混ざってしまい、完全に分離できてません
もっとキレイに作れたらなぁ~