観劇☆備忘録

ミュージカル大好き!

『M!』11/29井上君

2007年12月09日 | モーツァルト
まずは、お笑いネタから


<ザルツブルク 居酒屋>

ノリに乗ってる吉野シカネーダー

「私が誰だかご存知か!」と、腰を左右にクイックイッ

客席からクスクスと笑い声。

その時、居酒屋・市民の「知らな~い」の声に混じって「気持ち悪るッ」の声が(笑)

吉野さん、「気持ち悪い!?

 今、『気持ち悪い』と言ったのは誰だ!」と、即座に切り返し。

大ウケ

吉野さんもツボに来たらしく、その後の台詞(「(君達の前に居るのは)あの有名な…」)で笑い出しそうになり、またまたお客さん爆笑(笑)

実に楽しい『シカネーダの登場』でした(^O^)


<猊下おトイレシーン>
大きく悶えた後、太股を引っ付けて足先だけ横移動。
ほんの一瞬だけだったけど、可愛かった(笑)


<美女の胴切り>
アルコ伯爵の「私が切られるの~~」の前のセリフ、今日は「へ~、服は来たままで切るんだでした。

ここのノリが好きです


<井上君のカツラ投げ>

見事、猊下のアソコにヒット

猊下、アソコを庇いながら色っぽく「あっ…」と反応

井上君はワザと狙ってくれる上に、命中率が高いから好きだ(笑)


<カーテンコール>
市村さん、山口コロレドに投げキッス
軽い感じではなく、レオポルトらしい重々しいキッス。
山口さん、たじろぎながらもキャッチ
ウケてました


では、真面目な感想を。


<井上ヴォルフ>
演技力に歌唱力に表現力、いろんなものがレベルアップ。

井上君の成長を改めて感じさせてくれました

コミカルとシリアスなシーンのメリハリがバッチリでドラマチック


踊りが上手くなったというか、『チョッピリ・オツムに~』と『並みの男じゃない』などのコミカルなシーンの動きの切れが良くなり、楽しさ倍増

元々井上君の『チョッピリ・オツムに~』は楽しくて好きだったけど、今回は本当に良い。

公式の動画にもあったけれど、シカネーダと左右交互に別れて重なり合う振り付けが凄く好き


弾けるシーンは思いっきり弾けてくれるから、その落差で悲劇的な場面がより引き立つ。
ラストに向かって壊れて行くヴォルフに圧倒されました。

井上ヴォルフの世界に引き込まれた二時間半でした