経営技法を究める: システム, デザイン, データ,機械学習

経営技法に関する雑感,エンジニアリングとマネジメントの融合
クオリティとリスクの考究,システムズ・データとAIの構成

品質の技

2014-04-07 00:32:20 | 日記
品質の専門教育だけど,実践テーマによる能力開発が効果的なの.企業の方々向けなんだけど,実際の問題を持ち込んでいただいて,それを解くプロセスをディスカッションしながら発見してもらう,というやり方.

実は,グループと個別での違ったディスカッションを2つ組み合わせる,そんなことが良いの.まず,個別のテーマを持った方々が数名集まったグループになってもらうの.それで,そのグループ内でそれぞれのテーマをプレゼンし合い,それでディスカッションをする機会を与えて,さらに個別指導でのディスカッションも,というもの.半年程度かけて,何度もこういったことを行いながら問題解決を進行してもらって,そのプロセスを基盤あるいは参考にして実際の問題解決を完結させるの.

一般的なゼミのやり方?でもあるけど,コレって実践の能力向上では重要で,特に品質の技を会得には効果的なの.ただし,頭の固くなってしまっている企業の方にとっては,苦痛でもあるの.要は技法の理論構成をしっかり理解して,その応用としての実践を創造しながら問題解決プロセスに落とし込む,という概念がわかってこないと,一向に解決が見えてこない,そんなことに.で,不平不満に・・・.こういうのって,実践の取り組みが発散的で,自分の考えに固執し過ぎて,他の方々の意見を聞かない,そんなことが原因になっているけど.

また,理論の学問的な構成に入り込んでしまって,実践にならない,そんな思考の方々もいらっしゃって・・・.要は,ご自身の企業の問題解決から逃避してしまって,技法の理論の方に深く入り込んで,結局,何も進まない,という場合.よくある? のが,理論の評論に徹して,批判だけしか述べないで実践進行のディスカッションにならない,そんな具合.そして,ご自身の会社や社会全体の評論をして・・・という状況で,結局は不平不満だけに.

厄介なことって多いけど,コツコツ前向きに・・・.

頑張りましょう.











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