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フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン) スタニスラフ・コチャノフスキー指揮西部ドイツ放送交響楽団 ヴォーン=ウイリアムズ レスピーギ ムソルグスキー

2024-06-29 20:01:06 | 音楽夜話(クラシック)
6・28
03:04-05:30 20.04-22.30 WDR


ヴォーン=ウィリアムズ:トーマス・タリスの主題による幻想曲 十数分
レスピーギ:グレゴリオ聖歌風協奏曲 P.135  30分前後
ソリスト・アンコール シューベルト:「魔王」
バッハ:無伴奏バイオリン・パルティータ第一番ロ短調BWV1002 Ⅲ-a サラバンド
      
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
スタニスラフ・コチャノフスキー指揮西部ドイツ放送交響楽団
2204年6月28日 ケルン、フィルハーモニーから生中継6.29




作曲家は時折前時代的なところから発想を持ってきて創作するところがあり、
ヴォーン=ウイリアムズもエリザベス朝のファンタジーに似せられているとか。
優雅な感じはききとれるものの、エリザベス朝の何たるかを知らないので、
ある意味雰囲気だけで聴いているようなところがあるものの、
優雅でアンサンブルも良かったりする。
レスピーギも前時代的なところから素材を持ってきたりする。


この曲は「ヴァイオリンと管弦楽が合唱長と合唱団の役割を果たしている」WIKI。
そういう役割をイメージしてかかれたもののようだ。
歌うソロ・ヴァイオリンを盛り立てていくオーケストラ。なかなか聴かせる曲に
なっている。3楽章30分前後の作品。
1711年製のストラディヴァリウス"Lady Inchiquin"(wiki)。美音だった。
「天才少年出現」として評判になる10代から華々しい活動歴がある。(wiki)
シューベルトの「魔王」は中学の音楽の時間の鑑賞で聴いた。
Vn独奏編曲版は初めて聴いたけれど、超絶技巧満載の編曲でドキモをぬいた。
さすが、名のあるヴァイオリニストの演奏ではあるが、だれがどのような時に編曲
したのかわからないが、編曲者が誰だか調べてみよう。クレーメルもアルバムに残して
いるもののなんか聞いた感が違う。ツィメルマンオリジナル編曲ならレアな録音かも。
2曲目のバッハも趣のあるものだった。


イギリス~イタリアときて、最後はロシア。
この組曲は、一つ一つが独立していて、よく聞いてると
わりかしまとめるのが難しい感じになる。ただ鳴らせば
いいというものでないし、そっけなく進めると、なに
聴いたんだかわからない。バランスが大切に思う。
最後の方に行くと重くて腹に来るようなところもあるけれど、
慣れるとそれが癖になる。今日のは後者だった。
ムソルグスキーは昔から良く聴いていたひとり。




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