MOBU'S MUSIC MAZE

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ライアン・マクアダムス指揮イル=ド=フランス国立管弦楽団演奏会

2022-02-09 23:07:09 | 音楽夜話(クラシック)
2月8日


04:00-06:30 20.00-22.30 FranceMusique


シュレーカー(1878年-1934年):室内交響曲 イ長調 op.17
1916年20世紀になってからの作品。ユダヤ系オーストリア人の作曲家・指揮者。
何となく、フランス印象派というか、ラヴェルとかドビュッシーの管弦楽曲を
聴く感じ。25分位の5楽章構成、つながって聴かれる単一楽章のような曲。


フランス音楽によくあるような、映画音楽みたいな感じのもの。
リピートが必要かな。


デスナー:トロンボーン協奏曲(フランス初演)
(アンコール)ライエン:ジョン・ケニーの引用による即興曲


ブライス・レスナー(ロックバンド、ザ・ナショナルのギタリスト)。
幼い頃からクラシックを学び、イェール大学にて音楽の修士号を取得、
現代音楽の作曲家としても活動している。


2足の草鞋を履いてる感あり。今の風潮をネオ・クラシカルとかいうらしい。
ウイントン・マルサリスもジャズ演奏しながら、クラシックのVn協奏曲書いたり
しているし、そういう、クロスオーバーは表現者の間ではあるのだろう。
協奏曲の終楽章ではロック並みのアップダウンあるし聴きごたえはある。
アンコールはブルースコードのインプロヴィゼーション。


ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67


後半は思い切り古典派、短くスタッカートで決める、アレグロ・コン・ブリオ。
ロックっぽいと言えば言えなくもないか。
後半、疾走感ある演奏に。
意識してるのかな。


イェルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)
ライアン・マクアダムス指揮イル=ド=フランス国立管弦楽団
2021年11月30日 パリ、フィラルモニー内ピエール・ブーレーズ大ホール