「喉は」どうですか?」マスコミの方から必ず聞かれます。生徒会長をしていた高校
時代、金沢の相撲大会で応援団長を買って出て、力の限り声援し当然、翌日は声
が出ません。
街頭で演説をしたことはあっても、連続して訴えるのは昨年の参議院選挙が初め
て。初日、多くの皆さんの参加の地元での第一声、出発式で調子にのり、少し喉
にひっかり。そして3日間の能登遊説。原発の町、志賀ではテレビが待ち構えて
いました。カメラを意識して「危険な原発は廃炉、原発ゼロの石川を」声を張り上げ
、ピリッときて、ああ、やられた。その後は、声が出ず、かろうじて演説会だけは、
奥からしぼり出すようにお話ししました。共産党の地方議員さんに街頭での代理
弁士をお願いしたのでした。
今回も不安はありました。本番前から、無理をしないで、押さえて押さえての
気持ちでお話し。雪が舞う第一声も、ゆっくりと、言葉をかみしめるように、し
かし感情は込めてお話をしました。元来、地声はあると思っているので、後
でお聞きすると「ゆっくりして、聴きやすかったよ」。夏と違い、雪や雨まじり、
風もふき、のども痛めがち。最終盤まで、きばらず、そういつも唄うカラオケ
のような気分も加味して。心配な妻は前回同様、大根とはちみつを合わせ
たエキスを準備してくれました。朝出がけにスプーンで2-3杯。家や事務所
に戻るたびに、うがい。そして車中にはのど飴や、温かいお茶。
12月8日、介護施設前で訴え。要介護12の人を特養ホーム入居からはず
す安倍政権の社会保障改悪許せない、今日73年前の今日は、戦争開始
した日、私の母の兄は戦争で殺されました。皆さんの孫を戦場に送っては
なりません。すこし、感情が入ったのかな?施設長に案内され、中に。
お一人お一人と握手。「あなた、もう少しゆっくりお話ししてね」ああ、まだ
高齢者には早口か?「亀田さん、そのソフトな語りがいいよ」「ゆっくり話て
も、亀田さんの声遠くまで聞こえるよ」。「夫と二人でいれて来ましたよ」「もう
ずっと支持しています」「寒いから気をつけて」「おじさん、頑張って」。
毎日、元気・勇気もらいながらの遊説。