加賀路訪問です。2年半ぶりに鶴来町にあるJA白山へ。竹内組合長らが応対して頂
きました。「今年最大の政治課題、安保法制=戦争法が成立しました、私たち、国民
の声を無視して強行可決したこの法律を廃止し、新しい政府をつくろう、そのため野
党が協力しようと提案しています。そしてTPPの大筋合意、現場でのご苦労など率
直な意見交換を」と懇談しました。
旧松任市以外の美川、鶴来、白山麓の広域で6600人の組合員。TPPでボデーブ
ローのようにじわじわ効いてくる。政府は食糧自給率向上というが、実際は国民への
安定供給面で多くの問題抱えている。欧州は農業守るため国の予算を使っているが、
日本は違う。このままでは後継者は次への希望がなく経営支える何らかの法制化が必
要だ。営農だけでは赤字、総合事業だからやってこれている。協同組合として自らの
組織守るため改革をやってきた、家族農業は地域を守ってきた歴史があり、ここを大
事にしないと。政府のいう農協改革は大資本、アメリカの新資本主義の圧力そのもの
だ。政治の力で何とかしてほしい、野党はあまりにも弱いと指摘。戦争法について
は、組合長としてコメントできないが、戦争してはならない。自分の国をどう守る
か、行き過ぎないようにと。
商工会の事務局長とも2年ぶりです。前回は消費税増税、地域経済で活発な意見交換
ができました。私たちから、政府提案めぐり、民主党は共産党と組んだら保守支持層
が逃げると言われるが、もう逃げているし、逆にJAの方々からメッセージをもらう
ほどであり、共産が入ることで安定するなどお話。「最近ずいぶんイメージ変わりま
したね、共産党の方、人物も面倒見をしっかりしています。巨大与党には野党がまと
まらないとダメ、民主党も大きく変わらないと」。地域の特性生かし経済の発展が必
要なこと。昨年成立した小規模企業支援の法律が活躍していること、今水資源を活用
したいろんなプロジェクトが立ち上がり、会員も増加傾向と頑張っているお話(前回
は減少とこぼしておられた)に元気も頂きました。
うっかりタスキを忘れましが、戦争法実施で野田駐屯地から自衛官が武器をもって活
動する現実が高まったことからも、何としても戦争法廃止の統一署名を、社会保障が
削られているのに、国民にはさらなる消費税増税、大企業には減税、アメリカのいい
なりで軍事費増額の政治の転換のため、参議院選挙で日本共産党を大きく伸ばしてく
ださい、商店街で。