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こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

NPOたすけ愛 あらたなスタート

2014-05-31 18:50:30 | 日記
身体が不自由で病院や買い物に行けない方、草ぼうぼうだけど一人でどうしようも

できない方たちが増えています。健康でも障害があっても安心してくらせるために、

共にたすけあおうとNPO法人たすけ愛がつくられて7-9年たちます。担い手は健康

友の会の活動で地域を知り、そして現在の社会保障の貧困な条件を少しでも改善

したいと願っているかたたちです。


9回目の総会は、寺井町の病院の隣りにある「ひだまり」で開かれました。県下

10ケ所以上で、病院への通院などの福祉移送のサービス、草刈・障子張りなどの

生活支援、見守りと配食のサービスや食事の提供、地域からお風呂やお店がなく

なり、買い物や入浴無料送迎の要望に応えたサービスなどがやられています。

「政府による、自助・共助の押し付けと、介護保険から排除される人が増えている

今日だからこそ、民医連事業所と健康友の会が共同して、制度改善のため、

生存権守るため活動ひろげましょう」と呼びかけました。わずかな利用料をいた

だき、善意のボランテイア活動に支えられ、趣旨を理解していただける寄付活動

でなりたつこの活動は、財政的にはいつも赤字と隣りあわせです。利用者さんの

笑顔に励まされてがんばっています。

「施設利用やデイ利用が増え、財政的に苦しい高齢者が増えています。財布

みながら将来考え自分で一つでもやろうという人もいるし、テレビを消してじっ

と配食を待つ人もいます」「安否確認を兼ねた配食が、弁当がドアの前にある

のを見過ごし、部屋で亡くなっていたという深刻な事態もあります」「需要が

あっても遠方で数が少ないからと遠慮する業者もでて、困っています。一方で

安く提供する業者も出現し、見守りや栄養より、コスト優先となり、市が助成

の見直しの動きが出ています」「お世話する私達も年々高齢となり、ボランテ

イアを確保するのが優先課題です」「車も老朽化して、補修も必要になって

います」つぎからつぎと、日頃のお世話活動の悩みが出されます。

「最近はお風呂で友だちと話をするのが楽しみの女性が増えました」「懐に

やさしく、安心して話を聞いてあげる この姿勢で利用者も増えました」

「報・連・相を大事に、そして仲間と連帯合宿(一杯飲み会)で意思交流はか

っています」。

参加者はご当地の山菜手料理のおかずもついた弁当をおいしくいただきました。

国際こどもデー 行動

2014-05-30 14:34:47 | 日記
6月1日は国際子どもデー。1925年ジュネーブでの子どもの福祉世界会議で

決められてそうです。その後国連では各国ごとに自由に決めていいようになっ

たそうですが(日本は5月5日)、中国やベトナムなど30ケ国以上が6月1日を

子どもの日としています。

石川県でも新婦人の会の皆さんが毎年、子どもの成長願って県の要請してきま

した。1962年結成以来子どもの医療費無料化をかかげ、その運動が実って72年

から石川は全国に先駆け無料化を実施、今や全国的に中学卒業まで、そして

一旦病院窓口で支払わなくてもいい(現物給付)制度が定着しています。逆に

石川県は、ぐーんと遅れた県となってしまいました。今年は土日と重なるので

29日に集合です。

短期間に5635筆寄せられた「医療費窓口無料化」の署名を前に、おかあさんたち

が訴えます。「3人目のこの子は心臓に穴があいているのです。窓口負担額と

ても払えません、この子のためにもぜひ無料化をお願いします」3ケ月児を抱

えたお母さんの声が室内に響きます。「中学になる子、歯が悪く、子どもに

万札渡して学校へは行かせられません」「保健室に駆け込んだ子に病院に行こ

うと言ったら、お金ないのでそれだけはやめて、ここで直してと叫ぶ子の話を

護教員から聞きました」「他の県の人から、なんでここでは窓口で負担しなく

ちゃいけないのと言われるんです、恥ずかしいです」お母さんたちの発言は続

きます。

「4度も県議会で採択され、また8割以上の市町からも要請しており、圧倒的県民

の声です」「命にかかわる医療費負担、これは他の子育て支援施策と並列で比べ

ることができない優先課題、だからこそ知事の決断がいるんです」と知事選で

奮闘した県民の会の木村さん。

「県の助成がなくても単独で実施しようとする自治体も出ています、要綱変える

のはお金かかりません、議会議決なくてもやれます」「(現行制度のままで無料化

にはあと3億円ぐらいの県発言に)一気に完全無料化にならなくても、できるところ

から一歩一歩進めましょう」激励の発言も。一時間の予算委員会はじめ、本会議、

委員会でもたえず発言し、交渉の前列にすわった佐藤まさゆき県議も皆さんの

真剣な訴えをメモします。お母さんたちの切なる願いと声、県幹部の皆さんは

どう受け止めるのか?6月議会がはじまります。


参考までに  国際子どもデーは

再び、「ウクライナ」

2014-05-24 08:31:18 | 日記
近く大統領選挙がおこなわれるウクライナはどうなるんでしょうか?以前も書き
ましたが、長くロシア貿易をやり、モスクワでは「ホテル・ウクライナ」に何回も
泊り、チェルノブイリ原発事故時は蜂蜜を輸入していて風評被害にあい、その後
石川県でも被災地のこどもたちとの交流があっただけにとても他人事ではない
のです。

しんぶん赤旗が5月23日付で特集で「ウクライナの現在地」と特集を組んで
くれました。
ロシアのクリミア併合は国際法に違反する

3月クリミアで住民投票が行われ、ロシアへの編入を求め、ロシアも併合を決め

ました。しかしこれはこれはロシア軍の軍事的圧力の中で実現したこと。だから

国連加盟国でも100ケ国以上がクリミアの地位変更を認めていません。また

ロシア自身がソ連崩壊後、ロシア・ウクライナ・ベラルーシ3国間で、アルマータ

宣言(いずれも91年)でも「領土保全と国境の不可侵」を確認しています。ブタ

ペスト覚書(94年、ウクライナ・ロシア・米国・英国)では旧ソ連の核兵器を

廃棄する代わりに、ウクライナの独立と主権および現存の国境の尊重を確認し

ています。ロシアはこれらの誓約も破っているのです。
東部地方の状況は?

4月の親ロ派武装勢力による州政府庁舎や警察署の占拠、5月にはドネツク、

ルガンスク両州での住民投票と「人民共和国」宣言があり、親ロ勢力の独自軍

の創設、暫定政権側の武装鎮圧の「対テロ作戦」の続行で、双方に死者も出て

います。
解決への展望は?

OSCE(欧州安全保障協力機構)は撃ち合いでなく話あいをと、停戦・緊張

緩和・国民対話・大統領選挙のロードマップを提示し、ロシア・プーチン大統領

も支持を表明しています。その具体化として円卓会議が各地で開かれ、新ロ派穏

健勢力と暫定政権が同じテーブルで意見をたたかわせています。先ゆきは不透明

ですが、拠点都市の一つでは労働者の手でバリケードが解体される動きもでて

いるそうです。

東南アジア、そして北東アジアでも緊張があるだけに「武力でなく、対話での

解決」こそが望まれます。

大飯原発 差し止め 判決

2014-05-22 10:32:29 | 日記
21日夕方会議をしていたら「大飯原発運転差し止め」のビッグニュースに続いて、

厚木基地騒音で米軍機訴訟は退けられましたが、自衛隊の夜間飛行差し止め

と騒音の損害賠償を認めるすごいニュースも聞きました。

22日マスコミ各紙は一面にとりあげています。原発の運転差し止めを命じた

のは、2006年の金沢地裁での志賀原発2号機以来で、福島の事故以来初めて

の判決です。

北陸中日新聞は「国民の命を守る判決だ」の社説で、これまでの安全神話と

経済神話(放射性物質が漏れ出さないように閉じ込める補完設備、原発の

稼働が発電のコストの低減になる、稼働が地球温暖化削減に貢献するなど)

を否定したものだと指摘しています。そして経済性より国民の生活、安全を

守りぬくのが政治の役割だと主張しています。絶えず政府に媚びず、国民の

目線でのチェックをマスコミには期待したいです。

しんぶん赤旗では、判決でしめされた「ひとたび深刻な事故が起これば多くの

人の生命、身体やその生活基盤に重大な被害を及ぼす事業に関わる組織

には、その被害の大きさ、程度に応じた安全性と高度の信頼性が求められて

然るべきである
」の人格権への侵害行為を差し止め請求できると断言したの

は極めて重いと指摘します。思わず「倫理」の面から原発からの撤退を決断

したドイツ政府の判断に通じるものがあると感じました。

赤旗は、判決の「確たる根拠のない楽観的な見通しの下にはじめて成り立ち

うる脆弱なもの
」と関電の技術的欠陥と対策の不備をを引用し、全国48基

の原発がすべて停止している現在、再稼働の中止を強く求めています。

再稼働をやめ、原発のない社会をの声をひろめようと 思いも新たに。

「石川県と仏教文化」出版される

2014-05-19 18:39:29 | 日記
毎年県ロシア協会では石川県からの助成を受けながら、姉妹友好関係に

あるロシア・イルクーツク州はじめロシアの皆さんに、日本とりわけ石川県の

文化伝統風土そして生活に関する情報を提供する、石川県の皆さんにはロシア

事情を紹介する出版活動を展開しています。

今年は、真宗王国と言われる石川県の仏教文化とその影響を日頃、仏教に接

する機会の少ないロシアの方々に紹介することに挑戦しました。日本人でも

仏教用語は難しいのに、それをロシア語で訳しました。

本の目次を紹介します。
1.仏教についての基礎知識
 ①開祖・釈迦と基本教義「経」 ②仏教の日本への伝来と発展 ③主要13宗派

2.年中行事と寺院の日常
 ①年中行事    ②寺院を訪ねる   ③葬儀とお墓、法事

3.石川県における仏教文化
 ①一向一揆とその影響  ②教育・福祉事業 ③まちづくり、産業
 ④金沢の寺院配置と県内の主な寺院 ⑤学問、芸術、文学

4、資料編
  人物説明(最澄と空海、法然と親鸞 など)
  用語説明 (「如来」と「菩薩」など     

以上の内容を編集委員が悪戦苦闘で参考文献片手に、分担して出筆しました。

お寺に生まれたある編集委員(大学で教鞭をとり、住職にならず)は、「門前

の小僧」と言うべきか、子どものころからお経を読み、夏休みには住職の父と

一緒に各家でお経を読んだが、時には一人でお経を読むことも。しかし子ども

ゆえ、友だちの楽しい会話が聞こえるとそこに合流し、遊び終わってまたお経

の残りを読んだそんな思い出のコラムもあります。


私は、主に、石川県における仏教文化を担当。一向一揆に影響、金沢の

寺院配置、幼稚園や保育園などの教育関連については、このブログでも

少し紹介しました。

産業部門では何といっても仏壇です。加賀藩主前田利常の頃、江戸や京都

から細工所によび、蒔絵、漆などの美術工芸の育成に端を発した金沢仏壇、

金沢城に入る前の前田利家のときに、仏壇業が成立した七尾仏壇、室町時

代に戦乱をさけ、京都から移住してきた職人たちが湊町ではじめ、やがて

江戸時代に名声を高めた美川仏壇などです。絢爛豪華な石川県の仏壇産業

は仏教文化そのものです。この仏壇をきらびやかに装飾するのが、蒔絵

技術を駆使した金箔です。信仰熱心な北陸の地で金箔産業が残り、金沢は

全国の98%の生産をまかなっています。

文献などのお問い合わせは、県ロシア協会(076-263-9494)

または私までお問い合わせください。