こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

学友の遺作展ー京都にて

2014-10-13 09:06:48 | 日記
>大学時代の友、吉野(旧姓花田)豊君の遺作展

に行きませんかのお誘いをうけ、京都府の与謝町へ友人たちと出かけました。金沢

から車で3時間半あまり、天の橋立に近いこの町で、養護学校の美術担当教師として

過ごしました。大学時代は学部が違いましたが、教育系のサークルにいた私は部室

仲間を通じて彼の活躍ぶりを知っていました。

彼は、版画、彫塑、油絵(遺作品の中に一枚の金石港の風景がありました。若さに

まかせた荒々しいタッチで、奥さんの話しではまだ付け加える箇所がある途中の作

とか)、水彩、陶芸、のれんのデザインなど学校だけでなく、自宅でも塾を開設し

ていました。

美術だけでなく、生活指導、生徒会指導、性教育の指導(障がい者と性教育のタイ

トルの論文発表も残されていました)など、精力的に取り組みました。時に、弱者、

障がい者支援の活動には退職後も精力的に取り組んだそうです。タペストリの「生

きる」は、今でも障がい者だけでなく、学校の集いでも歌い続けられているそうです。

入口にあった看板。学生時代の「立て看板」づくりに腕を発揮した名残が記されて
いました。

突然の病気で61歳の若さで逝った彼を忍んで、現地の「夢織りの郷を支える会」

「京都退職教職員の会」「新日本婦人の会」の方々による実行委員会で、遺作展が

開催」されたのです。大学時代の仲間の登場に「ワー亀ちゃん、頑張っているね、

もう少しで、先生だったのに・・」「あら、**君、全然昔と変わらないわ」奥

さんの喜びの声。会場の作品を観させてもらい、花瓶を一つ購入しました。学校の

窓から描いた天の橋たてもありました。友人たちとお墓詣りを指せていただき、

夜は勿論、昔を振り返りながら、盃を傾けました。