マロンの庭 

愛犬マロンとの思い出の庭

北京の旅 2日目★世界文化遺産・万里の長城★他

2006年06月03日 22時36分02秒 | おでかけ
2日目も雨はやまずに、バスは万里の長城(八達峰長城)へ向かった。

長城へ近づくと写真で見たあの雄大な姿が山の尾根を這っていた。
雨でも土曜日の為か雨具を着けた大勢の観光客が長城を帯のように埋め尽くしていた。晴だったらもっと混雑しもっと暑くて登れないだろうと思った。
集合時間まで行ける所まで登ってみた。初めはスロープだったが途中から階段になりここからがきつかった。

日本語での物売りの声、笛売りの"北国の春”の曲が賑やかな中国語と交じって聞こえてくる。写真を写すだけのために雨の中に立たされたラクダは何でもない様にすまし顔だった。同じような造りが何処までも続いていたが集合時間に間に合う所で引き返した。
公営の休憩所から万里の長城を望む
公営の休憩所で待っている人達と合流しでお茶を飲んでいたら店員が寄って来て、『見るだけでいいよ!目の保養!目の保養!』と声を掛けられたのには恐れ入りました。今の若い人は遣わない言葉だから、いかに日本人のおばさん観光客が多い事かと思った。


★明の十三陵★13人の帝王の陵墓郡点在している。
そのうちの立派な神宗万暦帝の地下宮殿のある定陵に寄った。
皇帝の墳墓は贅の限りの造りであるが悪名高い皇帝のため大きな立派な碑には名前は刻まれてはいなかった。
**画像はマウスオンで画像が変わります!

地下、数10mに大理石で造られた地下墳墓は皇帝と二人の后の墓があり、あの世でも酒盛り出来る居間が出来ていた。紙くずのように見えるのはそのまま床に投げられていたお賽銭だった。
**画像はマウスオンで画像が変わります!


今、北京は地下鉄工事が盛んですが、この地下墳墓の工法はすでに地下鉄のようなアーチ型で大理石造りの立派な造りだった。
下の画像も溢れた雨水を地下に流すトンネルです。東京でも雨水を地下に溜める貯留槽が出来ましたが、この時代にもうこのような工事が出来ているとは驚きです。




傍にある定陵博物館に寄りお后の装飾品や手の込んだ服が展示して有った。

←の画像は冠飾り


↓の画像
服の右側には纏足の小さな靴がありその小ささに息を呑んだ。