まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

滝見橋

2010年07月21日 | 釧路管内
前回からのつづき

津別峠を下りて、津別の町のほうへと向かいました。
で、町が近付くにつれて、気温はぐんぐん上昇。
車外の温度計は
32℃にまで達しました。

ほとんどの方はこの程度の気温、大した事ないと思われるかもしれませんが、
釧路じゃ真夏でも滅多に観測される事のない気温です。
今年初めて、思わず「暑い!」とつぶやいてしまいました。



で、滝でも見て、少しでも暑さをしのぐことに。
車を走らせて、向かったのは阿寒湖の出口にある滝見橋。



周囲にはさわやかな滝の音が響いており、
清涼感を感じさせてくれます。



しばし、水の流れを見ながら休憩させていただきました。



充分涼んだところで、車に戻りますと・・・

車内は灼熱地獄と化しておりました(爆)


<この日の走行距離>211キロ(津別峠展望台から72キロ)


・・・・・・
ここからは釧路へと真っ直ぐ帰りました。
釧路へ着く頃には気温は10℃以上も下がっておりましたよ。


<この日の総走行距離>286キロ


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津別峠

2010年07月20日 | 網走管内
前回からのつづき

和琴半島から道道588号線を進み、津別峠へと向かいました。


この道道は冬期間通行止めになるような道でして、
急坂で細く曲がりくねっており、なかなか慎重な運転が必要です。
なかにはR=15などと言うカーブもあり、
「15歳未満は入っちゃいけないのか」
などと突っ込みを入れたくなってしまいます。
(←そんな奴はいないか)
もちろん曲線半径15メートルという意味ですよ。


そんな険しい道を乗り越えて、津別峠展望台へとたどり着きました。

お城と見まがうばかりの出で立ちは、奥深い道東の山の上にあって、
あたかもヨーロッパにでも足を踏み入れたかのような錯覚さえ覚えさせます。



標高947メートルから眼下に広がるのは大きな大きな屈斜路湖。

面積79.3平方キロメートルは、道内ではサロマ湖に次いで2番目、
全国でも6番目の広さを誇ります。
さすがに写真1枚じゃ入りきりません。



右端のほうにぴょこんと飛び出して見えるのは、先ほどまでいた和琴半島です。
1周するのに1時間もかかったというのに、あんなにも小さく見えてしまいます。

この日はすっきりと晴れ渡っていて、遠くまで見通す事が出来ました。
せっかく苦労して、ここまで来ても霧で何も見えん・・・
なーんて事もあるものですから、これ位見えりゃ充分過ぎるくらいです。



<この日の走行距離>釧路からここまで139キロ(和琴半島から16キロ)


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和琴半島(その2)

2010年07月19日 | 釧路管内
前回からのつづき

探勝路をさらに進んで行きますと、やがて前がひらけてきました。


ここが半島の先端に位置する展望スポットです。

遠くには藻琴山をはじめとする緩やかな山並みが続いております。


ここまで30分余りあまりかけて歩いてきて見る眺めは、
なかなかいいもので、しばし堪能させていただきました。




ところで、ここは「オヤコツ地獄」などと物騒な名前のところでして、
あたりは硫黄の匂いがたちこめております。
この付近には多数の硫気口があって、あちこちで噴き出しているのです。


温泉も噴き出しているそうですよ。

その温泉成分が溶け込んでいるために、
ここ屈斜路湖では、水面が青く見えます。
これは温泉成分が光を散乱させているために、このように見えるのだそうです。
同じ青く見えるんでも、水の透明度が高いために青く見える
摩周湖とはタイプが違うようです。



また、1858年に、かの松浦武四郎がここを訪れ、
「火杭(ボッケイ)が黒煙を吹き出し、響きは遠くからも聞こえる。
日暮れにはその火が湖面に映って昼のように明るい。」
と日誌に残し、このあたりの光景に驚嘆したそうです。


この日はさすがに火杭までは見えませんでした。


ここからはさらに森の中を進みます。


やがて、湖岸へと出て、探勝路が終わります。


1周1時間程度の散策。
食後の運動としては、ちょうどいい位ですね。




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和琴半島(その1)

2010年07月17日 | 釧路管内
前回からのつづき

食後、次に向かったのは屈斜路湖の南側に位置する和琴半島。


この半島には1周2.4キロ、1時間ほどで周れる探勝路があります。


それでは行ってみましょう。


歩き始めて、間もなくして見えてくる最初の見所。

水面が青く見えるポイントのはずだったのですが、
陽の差し込む角度が悪かったのか、肉眼でかすかに確認出来る程度。
写真にすると、青い部分がほとんど分からなくなってしまいました。


それでも、鏡のように森を映し出している水面にはうっとりさせられました。


ところで、この探勝路、半島の周りをめぐる割には、
決して平坦な道ではありません。


上り坂と下り坂が繰り返し続き、
さらには階段まで用意されているなど、かなりアップダウンがあります。
どこかの山の中でも歩いている気分です。



それでも森の中を歩いて行くのは、とってもさわやかでして、
道の上り下りも、思いのほか苦になりません。

周囲では、鳥やセミの鳴き声が響いておりました。


ふと見上げるとわずかに空が見えました。

うっそうとした森の中を歩き続けていると、
青い空が懐かしくさえ思えるというものです。



・・・・・・
探勝路はさらに続いていきます。


<この日の走行距離>釧路からここまで123キロ(川湯温泉駅から24キロ)


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オーチャードグラスのビーフシチュー

2010年07月16日 | 釧路管内
前回からのつづき

摩周湖から次に向かったのは川湯温泉駅。


ここに来たのは、もちろん駅舎の中にある
レストラン「オーチャードグラス」が目的ですよ。



で、お店の看板メニューであるビーフシチュー(1490円)をいただきました。

じっくりと煮込まれたシチューはとってもおいしいです。
お肉もとろとろって感じでとろけちゃいそうです。

それにしても、おいしいものは平らげるのは、あっという間ですねえ。



もうちょっとじっくり味わえばよかったかな。


<この日の走行距離>釧路からここまで99キロ(摩周湖から10キロ)


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摩周湖は青かった、そして晴れていた

2010年07月15日 | 釧路管内
6月12日(土)

この日は摩周湖、屈斜路湖方面へ出かけてきました。
まず最初に訪れたのは摩周湖の第三展望台。



波一つない水面は鏡のように空や周りの景色を映し出しておりました。


あまりに見事すぎて、言葉になりません。
思わず、しばらく見とれてしまいました。


また、手前の水面は真っ青に染まっていました。
これは湖が急激に深くなっていることと、透明度が高いことから、
青色以外の光の反射が少ないために、このように見えるのだそうです。



絵の具でも溶かしたような、鮮やかな青色です。


ところで、摩周湖は霧の摩周湖という代名詞がある程、霧の多く発生する湖です。
ですが、私は小さい頃からここを訪れると常に晴れているものですから、
霧というイメージがぴんときません。



アイヌの伝説によると、アイヌ同士の戦が起こり、
老婆が戦を避けるために、孫を連れて逃げ出します。
その途中で孫とはぐれてしまい、孫を探し続けるうちに、
老婆はここへとたどり着き、島となってしまいました。
人が訪れると、孫が来たのかと思って、
うれし涙を流すことから、霧が多く発生するのだそうです。


この島はカムイシュ島と言い、「神となった老婆」という意味だそうです。


晴れた摩周湖を見ると、よく婚期が遅れるとか、
出世が遅れるとか言われているんですけど、
今の所、自分には見事に当てはまっているようです・・・



いつかは、霧の摩周湖も見てみたいもんだ。

個人的には、そう思っておりますよ。

<この日の走行距離>釧路からここまで89キロ


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東藻琴の丘の上より

2010年07月14日 | 網走管内
前回からのつづき

道の駅「サロマ湖」から国道238号線を進み、
網走の町を経由して、東藻琴へと向かいました。
さらに進んで、丘の上にある駐車場で休憩。



決して知られたビューポイントではありませんが、
はるか彼方まで牧場地帯が広がっていて、
なかなかいい眺めだと思います。




いかにも北海道らしい雄大な眺めですね。

見ているだけで、気持ちが伸び伸びします。


<この日の走行距離>釧路からここまで377キロ(道の駅「サロマ湖」から92キロ)





ここからはまっすぐ釧路へと帰りました。

<この日の総走行距離>491キロ


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道の駅「サロマ湖」

2010年07月13日 | 網走管内
前回からのつづき

国道238号線をサロマ湖沿いに東へと進み、
道の駅「
サロマ湖」へとたどり着きました。

ここは地元の海産物を使ったお土産品が充実しているなど、
じゃらんの満足度ランキングで常に上位にくる道の駅です。



ここへ来る頃には午後も少し時間を過ぎ、
気温も少し下がってきたとは言え、
まだ24℃をさしておりました。
20℃以上あれば、釧路人にとっては充分「夏」と言えます。



という事で、ソフトクリームをいただきました。
それもオリジナルの帆立入りソフト(350円)。


クリームが帆立味という訳ではありません。
いたって普通のソフトに帆立が埋め込まれておる商品でございます。


以前あるHPでは、帆立が半分だけささった状態となっていて、
食べる際にぽろりと落としてしまったなんて話が出ていましたが、
現在のはしっかりと埋まっておりますので、落ちる心配はなさそうです。

改良が加えられましたか・・・ね。


<この日の走行距離>釧路からここまで285キロ(サロマ湖北西岸の駐車場から25キロ)

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サロマ湖岸の名もなき駐車場

2010年07月12日 | 網走管内
前回からのつづき

竜宮台展望台から道を引き返し、その途中にある駐車場に立ち寄りました。
ここは湖の北西岸に位置する駐車場です。
湖の眺めはこちらのほうがいいと思います。



また、サロマ湖のビューポイントはほとんどが南岸にありますので、
こちら側からの眺めは貴重かもしれません。


ちょうど対岸に国道238号線が走っており、
多くの観光客が行き交っている事でしょうが、
ここまでやって来る人はほとんどいないと思います。



訪れる人のほとんどいない、名もなき駐車場には
初夏のさわやかな風が心地よく流れておりました。



<この日の走行距離>釧路からここまで260キロ(竜宮台展望台から6キロ)


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竜宮台展望台

2010年07月10日 | 網走管内
前回からのつづき

シブノツナイ湖から、次に向かったのは
サロマ湖とオホーツク海とを隔てている砂嘴の
突端にほど近い所にある竜宮台展望台。


ここが竜宮台と名付けられたのは、
明治期の文人、大町佳月がこの地を訪れた時に
「竜宮へ通じる道」と形容した事に由来するようです。



ただ、この展望台は「竜宮」という名のイメージを持ってやって来ますと、
ちょっと違和感を覚えるかもしれません。


私は人工物も何もない砂浜をイメージしていたのですが、
湖の前面には建物がありますし。




おまけに砂嘴の突端も望むことは出来ません。

しかも遠くにはクレーンが見えているとおり、工事中ときたもんだ。


近くにあった浦島太郎の物語をつづった絵が
唯一「竜宮」をイメージさせるものでした。



それでもオホーツク海の眺めは良かったですよ。


見渡す限り、そこに広がるは大きな大きな海です。
冬場なんか、一面びっしりと流氷が押し寄せていて、
一見の価値はあるのでしょうね



<この日の走行距離>釧路からここまで254キロ(シブノツナイ湖から19キロ)

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