昨日、偶然ばったりと地方在住の日本人と18年ぶりに会いました。夕食に小生行きつけの日本食レストランへ誘い夕食を共にし昔話に花を咲かせました。この方は、地方で冷凍工場の経営者です。一番盛り上がった話題は『国際結婚詐欺』の話でした。小生も良く知って居る40年マニラ在住の日本人の話です。(数年前に故人)この故人を「Aさん」友人を「Bさん」小生、詐欺被害者関西在住の方「Cさん」とします。 この「Cさん」をホテルロビーで釣り上げてきたのがその当時小生のドライバーです。丁度その時期3か月程、日本へ帰国していましたのでドライバーは「Aさん」の所へ「Cさん」を連れて行きました。「Cさん」は「フィリピン人と結婚したいので探しに来た」と言ったのを受けて「Aさん」が任せなさいいい子を紹介するからと言ってそれから約3年間、2か月に一回お見合いの為に「Cさん」を日本から誘い出し嫁さんを探すのに費用が掛かると言って来比する度に、費用と称して20万円~30万円を請求受けっとっていました。「Cさん」もいくらお見合いをしても気に食わない女性ばかりだったので「Aさん」にもう結構です。と言ったそうです。そこで「Aさん」が「Bさん」に日本人と結婚してくれるバージン女性はいないか?と問い合わせがあり「Bさん」の住んでいる地方から3人の候補者を紹介してもらいお見合いをさせたところ一人の女性を気にってトントン拍子に話がまとまりました。ここで「Aさん」は女性の家が貧しいので結納金として300万円を出してやってくれと「Cさん」言ったそうです。「Cさん」は快く300万円出したそうです。その後、めでたく結婚し花嫁を日本へ連れて行き日本でも結婚式を挙げたそうです。当然「Aさん」を顎、足つきで日本へ招待したそうです。2年後、奥さんが里帰りでフィリピンに帰って来た時、「Bさん」に結納金の件を話し相談したそうです。その結納金は全て「Aさん」の懐に入ってしまっていて女性の家族には1円のお金も入っていなかったそうです。「Bさん」が「Aさん」を問いただすと毎月5万円を女性の家族に送金すると言ったのですが1円も送金しないまま故人となってしまい非常に高い香典になってしまったそうです。
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