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みやまいの「ぷりてぃ~ウーマン」プロジェクト

カッコいい女を目指した私の奮闘記だったり、つぶやきだったり、愚痴だったり・・・

王子!庶民がなってないんです!

2007-06-06 01:14:49 | ちょっと論じる
数日前に「ハンカチ王子」のネタを書きましたが、今日は「ハニカミ王子」の話。

「ハニカミ王子」を知らない方のために、一応説明。
彼の名前は石川遼くん。15歳。高校生。アマゴルファー。
少し前に開催されたマンシングウェアオープン KSBカップというもので
史上最年少優勝を果たした、ミラクル少年なのです。
しかも、そんな快挙におごることなく、優勝スピーチでは感涙にむせび、
一緒にキャディーをしてくれた友人をたたえるなど、
全てにおいて好感が持てる青年さんなのです。
で、そのときのはにかんだ魅力的な笑顔から、「ハニカミ王子」
と名づけられたそうです。


佑ちゃんに、遼ちゃん。
王子量産でニッポンはますます平和だのぉ~~~♪
・・・なんて、思ってたんですがぁ・・・・・・


ニュースを見たら遼ちゃんのファンが随分なことをやってるじゃないですか?
遼ちゃんの試合を見に行くのは許そう。だが、
・学校サボって応援に駆けつける浅はかさ
・禁止されてる携帯写真撮りまくりぃ~~~
・移動時に、「フェアウェーは歩かないでください」と注意されて、
 「ふぇあうえ~~ってなんですか?」と返すアホさ

・・・どうかと思うぜ。

一緒に回ってた方が、その非常識なギャラリーにすっかりペースを
乱されて、恐らく負け惜しみも含めて「遼くんの爪の垢でも煎じて
飲ませたい」と、評したらしい。そのギャラリーを。

逆にいうと、それくらい、当の“王子”は常識的なニンゲンだったわけですよ。


なのに・・・・・・なんなんだろね?
ファンの非常識さ。
悲しいねぇ。
(ってか、こういうのを「ファン」というのか??)


いつからそういうエキセントリック&非常識なファンが増えたんだろ?
ファンな方のそばにいたい、生のアイドルをみてみたい、という気持ちは
分からなくもない。
が、その気持ちが常識を覆すことは決してないはずなのに、
それすらもありえると思っているフシがある。

佑ちゃんが見たくて1枚ン万円の早慶戦チケットをダフ屋から買った。
遼ちゃんの勇姿をおさめたくて、ティーショットの瞬間を携帯カメラで激写。
「だって、ファンなんだもぉ~~~~~ん♪」
・・・アホ!!

両王子が爽やかで、常識がある方々だから尚更、
ファンのアホさが目に余る。

もうちょっと、まともになろうよ、ファンどもよ。



この話、決して王子の周辺の話に限定した話ではない。
最近よくライブに行ってるのですが、複数のバンドが参加する、
所謂対バン形式のもので、お目当てのアーティストさん以外の方が
演じているとき、大声で談笑してる輩どもの姿が、目につく。
この方々、お目当てのアーティストのときは一転して静かなのよ。
だから尚更ムカつく。
お目当ての方以外のときはうるさくしていいと思ってるのか??
(あまりにムカつき過ぎて、教育的指導を施したことアリ。
 意外とあぁいうやつらは、直接注意されると素直にしなびる。)


王子がたをはじめ、魅力と実力を兼ね揃えているワカモノが
増えてきていることに嬉しさと心強さを感じつつ、
彼らの影響力で、アホな庶民どもを変えていっていただきたいと
願って止まない(他力本願)。




充実した大学生活。

2007-06-03 23:32:11 | ちょっと論じる
年上好きのはずの私が、現在唯一なびいている男性は何故か年下。
その名も、斎藤佑ちゃん(18歳)。
彼が私と同じ時代に大学にいたら、大学生活はどんだけ楽しかったことか・・・。

・・・なぁ~~~んて悔やむことはさすがにしないですが、
いまの早稲田学生さんたちは正直うらやましいですね。
ワタシらの頃は“恒例行事”という名の惰性行事だった早慶戦が、
本当の意味での一大行事じゃないですか。
佑ちゃんがいる、ということもそうですが、早慶のチカラが拮抗していて、
追いつ追われつ、一進一退の攻防戦な感じで、ゲームとしても楽しめる。

今日も(ヒマな)おねいさんは、N●K教育での中継を鑑賞。
NH●にあるまじきくらい、佑ちゃん贔屓のカメラにご満悦(笑)。
同時中継をされていた日●レよりも、佑ちゃんショットが多かったです。
まぁ、甲子園時代からのお付き合いですものねぇ。思い入れも多いってか?(笑)

まぁそんな感じで佑ちゃんを満喫(?)していたわけですが、
同時にうらやましいなぁ~、と思いましたよ。
早稲田学生さんがたじゃなくて、彼自身を。(彼も立派に早大生ですが。)
大学初年から、こんなに大学生活を満喫しちゃってヨイのでしょうか?
優勝直前の、ワクワクしている彼の表情をテレビ越しに観てて、
「いいなぁ~~~・・・・」って思っちゃいました。
こんなワクワクなイベント、いくら青春時代とは言え、そうそうないですよ。
いまがクライマックスではないことを祈るばかり(笑)。

注目されてる、されすぎてる、という可哀想な一面はありますが、
彼はきっと、エキサイトメントにも恵まれてるよ。
楽しい大学生活を送っていただきたいものです。
みんなを楽しませてくれる以上に、本人が楽しんでこその
大学生活ですよ。 少なくとも私はそう思うな♪



・・・以上、OGのつぶやきでした。





犠牲とは。

2007-04-21 12:44:54 | ちょっと論じる
休日出勤を2回挟んだ、ドトウの12日連続出勤がようやく終わりました。
年度末のまとめと、新年度の“仕込み”が重なっちゃって、ドはまりな
日々を過ごしているわけなのですが、いやはや、1日1日は短く感じるものの、
12日も連続すると長いねぇ・・・(苦笑)。
戦いの日々(?)は、来週も続きますが、ひとまず週末は徹底して気ぃ抜いて
過ごします。

仕事で疲れたツカレタとよくこのブログでも書いてはおりますが、
基本的にはムリし過ぎず、ペース配分に気をつけて励んでいるつもりはあります。
ド残業に関しては、本人は納得のうえでやっているものの、
そんな自分の状況を知っている母上様からしきりに心配されるので、
ますますもって本気でムリはしないようにしている・・つもり。
母が心配するのは、子を思う優しさってのもモチロンあるのでしょうが、
ウチは父親が仕事関係でちょっと病んでしまった過去があるため、
ことのほかナーバスになっている気もします。

激務によりカラダやココロを病んでしまう方を、社内外含めて
何人か知っています。
結構ペース配分ができるタイプだと思っていた方がそうなることも多く、
明日は我が身、と怖くなることもしばしば。
(と、思ってるヤツは大抵大丈夫だったりする。)

使命感を感じて前向きに仕事をする、というのはいいことだと思いますが、
それが昂じて仕事で心身を弱らせてしまう、ということほど
報われないことはない。
前述したとおり、家族友人に余計な心配をかけるだけです。

我が身のことも含め、誤解を恐れずに言ってしまえば、
大切な家庭や体調不良を省みずに仕事に励むことは、
ニンゲンとしては褒められたことではないんだと思う。
それで全てが円滑にまわっている間はいいが、心身や人間関係に
ダメージが生じた瞬間、これまでの努力は一転して虚しいものとなってしまう。
そんな「自己犠牲」だけは、しないようにしたいと思っています。


そんな中、「カッコいい」という表現は大変語弊がありますが、
素晴らしい・・というのか、心を打たれる「自己犠牲」の話を知りました。

米国の大学であった痛ましい銃撃事件。
そんな中で、皆の命を守るために我が命を賭した教授がいらっしゃったのを
ご存知でしょうか?

【参考記事:asahi.com】
http://www.asahi.com/international/update/0418/TKY200704170381.html
【参考記事:livedoor】
http://news.livedoor.com/article/detail/3126078/

(記事概要)
 バージニア工科大学での銃乱射事件で、犯人は銃を手に2階の
 教室を巡っていたそうなのですが、その教室の1つで授業をしていた
 76歳の教授は銃声を聞くや、扉に立ちふさがり学生たちに
 窓から飛び降りて逃げるように指示。自らは扉を押さえて
 犯人進入の阻止に努め、学生がたを救う代わりに犯人に
 撃たれて亡くなってしまったという話です。


私にこんなことができるかなぁ・・・。
指示されるまでもなく、窓から飛び降りちゃうタイプのような気がする(爆)。

こんな犠牲に憧れる、というとまた語弊がありますが、
同じ犠牲を払うなら、時間や体力を削って、誰も救われないような
結果となるものではなく、何かの、誰かの、ためになるような犠牲を
払いたい。払って欲しい。

ちょっと損得勘定してるみたいな表現になりましたが、
そういう意味でもなく・・・。 う~~~ん、表現がムズカシイ。



でも、ちょっと損得勘定かも。
そう、相対的な損得勘定ですよ。
自分カワイラシサに相手を犠牲にするのは最低です。
誰も救われないのに、自分だけが犠牲になるのは悲しいです。
プラスを残せるところでいかに自分が、
もしかしたら自分じゃなくてもいいような犠牲になる、という、
ココロの幅と勇気をもてるか。



最低な犠牲や悲しいだけの犠牲は、出して欲しくないなぁ。


更に色々考える。

2007-04-04 23:42:46 | ちょっと論じる
昨日に引き続き、ちょっと結構真面目な話。

昨日のブログでも色々と長々と語りましたが、
あの話、見方を変えると色んなギモンが出てくる。

昨日書いたような、社員へのプレッシャーの話、企業倫理の話、のほかにも。

例えば、

■あぁいう情報番組の情報を鵜呑みにする視聴者の方々の主張の是非
 全てを疑ってかかれ、とは言わないけど、納豆のねつ造を知って、
 「ダイエット頑張ろうと思ったのに~~!」なんて怒るのは、
 ワタシ的にはちょっとギモンなのです。納豆がウソだと分かったら、
 別のモノでダイエットすればいいだけ。

■自分のリーマン浸透度の恐ろしさ
 自分が例の番組のディレクターだったとして、“道連れ”は確保する意思は
 ありながら、結局はねつ造に加担するという結果となる想像をした、
 という自分の神経に驚きながらも、その後どう再考しても、学級委員のように
 「イケナイことですから!」とキッパリ断れるとは断言できない自分がいた。
 我ながら、ここ数年で随分と柔軟なリーマンになってきたと思ってたけど、
 それは大きな勘違いをだったように感じる・・・。
 単に、価値観がズレてきただけなのでは・・?

■番組のコンセプトに他の可能性があったのでは?
 仮説を裏付ける調査結果が出てこなかったのでデータねつ造をしてしまった、
 というのが今回のストーリー。
 そもそも、「情報バラエティ」なのだから、仮説は必ずしも立証できない、
 といったこととか、科学では証明できないけど何故か統一性のある結果が
 でちゃった♪(←納豆食べて大減量した方とかね)、というオチが
 あってもよかったんじゃないかな?、なんてたまに思う。
 「トリビア」が、もう少し科学的になりました、みたいな番組でも
 それなりに面白かったかも知れないな、と、個人的には思います。
 だって、データがあろうとなかろうと、「○○を毎日食べたらヤセた
 人がいる!」という情報だけで、その食品に飛びつくニッポンジンは
 結構いそうですもの。 じゃないと、女性誌の裏表紙方面にある、
 「買ったら彼氏ができた☆」みたいなアクセサリーが売れるワケがない(笑)。


今回の件について、私の中で、固定された結論のような考え方が
あるわけではない。
だからこそ、色んな方のご意見を聞いてみたい。

いま、ウチの会社は採用のシーズン。
今年は私は面接官をしないけど、もし、今年の面接官だったら、
学生さんにそういう質問をするかもな。
「データねつ造事件について、あなたが思うところをご自由に述べよ。」

学生さんたちは、どんな意見をしてくれるかな?


う~~~ん・・・、
面倒だと思ってた面接官ですが、ちょっとヤリタイ(笑)。







 

ウソと倫理とリーマンと。

2007-04-03 23:49:38 | ちょっと論じる
本当は別のことを語ろうと思って帰ってきたのですが、
帰宅してテレビつけたら興味深い番組をやってたので
本日は内容を変更してお伝えいたします(笑)。


「あるある!」って言ってた番組が、実は「ないけどあると言ってた」という
ことが発覚し、世の中の納豆ファン・非納豆ファンなどから総スカンを喰らった
挙句、シムケンさんとマチャアキさんのレギュラーを1つ消滅させてしまった
・・という事件からはや数ヶ月。
「なんであんなことが起こったのか」という事実と課題を洗い出す番組が
やってたです。


内容を、めちゃカンタンに要約すると、コトの発端は、番組の面白さと
データの納期を最優先に考えた制作会社ディレクターが色んなデータやコメントを
改ざんして「納豆ネタ」を作り上げたということとのこと。
で、放送後、思ってた以上の好評に気をよくした局側がノリノリになって、
世界に向けて発信して賞とか狙っちゃおうか??、くらいの話がでてきたので
このディレクター氏が怖気づき、いたたまれなくなって上司に真相を告白し、
ヤベェ~~~!、ってことになったとか。
でも、その報告を受けて、これまでの放送内容をジックリ洗ってみたら、
もっと昔からねつ造・改ざんはやってたことが分かったとか。
ねつ造・改ざんの内容の大半は、設定した仮説を裏切る実測データを、
仮説に合わせて変えちゃった、という内容だったとか。
内容の信憑性をチェックする機能が働かなかったとか。
で、それらの実態を踏まえて、顕在化している問題点については対処を施し、
同様の事態を二度と起こさぬよう、これからは気を引き締めてガンバリマス、
という内容。


自分で↑の要約文を書いてても、「アホやねぇ~~~」と思ってしまうような、
お粗末な内容。
一般常識知らないンじゃないの??、ってな内容。
コトの発端となったA氏に至っては、
「番組を100%信じてた方もいたんだと思いますが、
 ボクは100%の番組を作ってませんでした。」
と平然と言ってのけちゃう始末。
声が加工されてドナルドダック声になってたせいか、反省してる様子が
全く伝わってこない・・・。
これはゴメンナサイの番組なのか、視聴者を改めていらだたせようと
してる番組なのか、憤怒交じりの疑問すら感じられた。


・・が、同時に、「可哀想になぁ~~~・・・」とも思った。
企業(社内・外)の圧力ってのは、ときとして気持ちの弱い人間を
誤った方向へ導く。
今回の例でいうと、データ改ざんはいけない、ってのは常識としてアタマでは
分かっていても、「面白い番組を作らなきゃいけない!」「(放送素材の)
納期は厳守せねばならない!!」ってな、業界独特の“文化”って方の
プレッシャーの方が強いわけですよ、きっと。
上層部の方々はアタマいいから、「データ改ざんしてでも面白くしろ!」
なんて指示はもちろんしませんよ。でも、「オモロイのを早く!」という
理想像は延々と耳元で唱えてくるわけですわ。

で、ついにはそのプレッシャーから出来心が生じてしまい、
「バレなきゃ大丈夫か・・・・」と思ってねつ造・改ざんに至る。

で、コトが発覚した日にゃ~エライ人は「組織ぐるみのモノではありません。
コイツが勝手にやったことなんです!!」と、言い訳して、トカゲのしっぽ切りを
するわけだ。

オトナって怖いわぁ~~~~・・・。


でも最近は、企業倫理(コンプライアンス)の重要性も説かれてるから、
「ボク知らなかったじゃ済まないがな!」ってことで会社としても
めっちゃ怒られてしまわれてますよね。
前述のディレクター氏が匿名でドナルド声になってるのも、彼自身も
ある意味被害者だから、という配慮からではないでしょうか。


以上、あくまでも私の個人的な想像として書いてみましたが、
あながち外れてもいないような気はしてます。

と、いうのも、かつてこんな感じでデータを改ざんし、トカゲのしっぽ切りを
されてしまった人のドキュメントを見聞きしたことがあるから。
(断っておきますが、ウチの社内ではありませんし、私の家族・友人等が
 関わった事件ではございません。)
その事件の裏事情を各方面から知ったときには、本当に会社ってコワイところだ
と思ったモノです。



が、最後は各々の倫理観の問題だとは思いますよ、私は。
ダメ社員だと思われてもいいから、データねつ造はしない、くらいの
気持ちを、ニンゲンとしては持ってほしい。
少なくとも、ひとりぽっちで悪行を働くような抱え込み方はしちゃイカン。

私が今回のディレクター氏の立場ならどうしてたかを考えてみた。

私の場合は姑息ですから、「オモロイ番組をさっさと作れ」とプレッシャー
されたら、「データ改ざんすればそれなりに面白くなりますが、そうしますか?」
と、上司様に正面から伺っちゃいますね(爆)。
それで上司様から「多少改ざんしてもいいからオモロクしろ!!」って
明確に言われたら、更にしつこく、
「じゃあ、このデータとこのデータを変えますが、よろしいですね?」って聞く。
で、それを社内議事録とかこのブログとか、証拠に残るところに遺しておきます
わね。
これで後日「改ざん発覚!」と騒がれても、「上司の指示に従わざるを得ず・・」
と、ある程度の“逃げ道”(または“道連れ”)は確保できると思う。


悪いことを強制的にやらされるなら、そんな企業の悲しき体質を、
できるだけ分かりやすく示せる努力はしてやるぜ。
私ひとりのせいになんか、絶対させない。




もっと色々と語りたいことがアタマから浮き上がってくるのですが、
多分これ以上のボリュームは読む方も大変だと思うので、
本日はこのあたりで・・・。  次回の語りをお待ちくださいな。






ネコ型ロボットから学ぶニンゲンの心。

2007-03-25 20:18:16 | ちょっと論じる
フィギュアスケートの女王争いに、今ではすっかり忘れてしまったような
清々しさ、一生懸命さ、健気さを目の当たりにし、感動を覚えた昨晩。
「日本も捨てたモンじゃないねぇ~~~・・」なんて、しみじみしながら
眠りに落ちたのですが、今朝になってみると、そんな浮かれた気持ちを
一掃してしまうような、恐ろしいことが石川県でおきてしまった。
「地震国・ニッポン」とはいうものの、ああいう大きな地震は
本当に起きないで欲しい。

阪神大震災をきっかけに、“耐震”という意識が、現代のニッポンに
広く認識されたやに聞いている。おかげで、家や道路等の設計・建築技術は
随分と向上したのではないかしら、と、素人ながら思う。
でも、それの対価が、何千人という方々の命でよかったのかというと、
どうしてもそうは思えない。


もしもニッポンが、大地震のない国だったら・・・。


ドラえもんの、「もしもボックス」が本当にあったら、
私はそういうお願いをしてみたい。



のび太くんは、今度の映画では、別のお願いをしたようですが。

昔からドラえもんファンだった私が小学生の頃に大のお気に入りだった、
『ドラえもん のび太の魔界大冒険』が、
ドラえもん のび太の魔界大冒険』と名を変えて、
今月初めより劇場公開されている。
1984年に公開された「魔界大冒険」から、気づけば20年以上が経っている。

藤子不二雄ワールドの作品は、どれも素晴らしいが、
この作品は特に素晴らしい。是非たくさんの方に観ていただきたい。
子供も、大人も。

実は私も今回のはまだ観てないのですが、84年の作品から大きく
変わってはいない前提で、強くお薦めしたい。
この作品、夢と冒険が満載されているだけではなく、
友・家族への思いやり、別れの寂しさ、未来への希望、
人生において必要な感情が、全て盛り込まれてると言っても
過言じゃないように思う。

アニメという、(話も映像も)完全なる作り物の世界に、
ここまでニンゲンとしてのキモチをゆすぶられるものなのだろうか。


「もしもドラえもんがいてくれたらなぁ・・」という願望は、
誰しもが抱いたことのあるものだろう。
リアルに現れてくれなくてもいいので、彼には、22世紀になっても
23世紀になっても、漫画・アニメの形でいつづけていただきたい。

きっと、感動を忘れた人々、悲しみに満ちた人々の心を、
時代が変わっても、いまと変わらず温かくしてくれるはずだから。



前述した地震で、心に傷を負った方がたくさんいらっしゃると思う。
その方々が、「ドラえもん」を観たら救われるかも、
なんて、短絡的なことはさすがに言わない。

ただ、災難に見舞われた方を思いやり、その方たちに対して、
自分たちでできる何かをやろうとしてくれるニンゲンが、
「ドラえもん」に触れた方々からはもちろん、それ以外の方々からも、
たくさん出てきてくれることを願っている。


((o))

ミギヘナラエ。

2007-03-19 23:10:43 | ちょっと論じる
テレビドラマ最終回が続く時期ですが、
『華麗なる一族』、瞬間視聴率40%以上ですか・・・。
すごいですねぇ。

しかし、コレって単にニッポンジンが単純過ぎてるだけのような
気もするんですがネ・・・。
「流行りモノには付いてかなきゃ」っていう精神というか・・・。
本当にドラマに興味があって、ストーリーを理解して、面白いと評してるのか、
“流行ってる”という暗示にかかって面白いと錯覚してるのか、
・・・天邪鬼な私はそう穿ってしまうのです。

実は私、このドラマをほとんど観てないのです。
多分、原作読んだ方はほとんど観てないんじゃないかしら?
原作があまりに面白かった(そして報われなかった)ので、
その映像化は、絶対ムリだと思ってたから。
そして案の定、たまぁ~にチャンネルを合わせると、
映像にしてしまったがためにエラく陳腐になってしまった場面を
幾度となく目にしてしまい、ますますこのドラマから遠ざかった。
(多分、局の技術云々って話じゃなくて、それが小説とテレビの、
 超えられない境界線なんじゃないかしら?、と思ってます。)

もちろん、それでも本当に面白いと思われた方にとっては、
毎回がワクワクなドラマだったんだと思います。

・・・がしかし、最終回で40%って・・・。
明らかに、ずっと観てきてないヒトが観てるでしょ??
私とか(爆)。

弁解をするわけじゃないのですが、前述のとおり、私は原作を読んでるので、
あの話が果たして原作どおりに終わるのか、どういう締めくくりとなるのか、
といったところが観たかった、という気持ちがあったんです。
原作どおりに描かれていたら、最後のシーンはやはり心にズンと来るモノが
ありますから。
(その証拠(?)に、原作も何も知らない「GOOD LUCK」は
 ついぞ一度も観ることなく当時の最高視聴率がマークされてました。)

が、会社の後輩の中で1人、本も読んでない、テレビも1度も観てない、
というコが最終回だけ観たというのでビックリ呆れた。

案の定、彼女は何故お父さんが息子の血液型を知って愕然としていたのか、
鈴木京香さんがナニモノの役で、何故最後に泣いていたのか、ということも
まったく分からないまま、90分間のドラマを最後まで観たそうな。

・・・なにがしたかったんだろ??

いわく、「友達がみんなが観るって騒いでたから・・・」だそうな。



話は変わって、

最近、街中で「エビちゃんもどき」をよく見かける。
髪型、メイク、服装すべてがエビちゃんちっく。

数年前は眼鏡&マフラーの「ヨン様もどき」が大増殖してたけど、
そのオンナノコ版、って感じかしら?


かと思えば、えらくたくさんのオッサンたちが、「俺、都知事になるど!!」と
名乗りをあげちゃってる。


なんだかなぁ~~~~~・・・。


こういうのって、「流行に敏感」っていうのかしら?
「日本のミライに積極果敢」っていうのかしら??

言わなくない???


「あのヒトがやってるから、私(オレ)もやろう!」という、
ココロの声が聞こえてきそうですダ。

もちろん、いいなぁ~と思う方の様相を真似たくなるのは分かります。
立候補してるアイツには任せておけんので、オレが東京を変えたろう!、
と立ち上がってくださるのは立派です。

でも、何だか昨今の状況に、所謂「真似」以上に自我を感じないのは
私だけかしら? 悲しいくらい短絡的というか。
真似を真似と自覚していない虚しさというか・・・。


ニッポンジン、これでいいのかなぁ?
「みんなと同じ」がこんなに増殖して、
同じでいるだけで安心して、それが当たり前になって、
「考える」ということを忘れてしまったような・・。
質の良し悪しを、ちゃんと見極めず、
ノリというか、周りの勢いで「コレっていいジャン!!」って
崇めちゃう、みたいな。


流行の発生があまりにもカンタンで、
その流行があまりにもカンタンに去っていく。
・・こわいねぇ~~~・・・。


モノゴトをちゃんと考えて、質が見極められるニンゲンになりたいなぁ。
ナンダカンダ言って、視聴率40%の一員になってるオンナですが(爆)。




うぃ~~~。

2007-02-21 23:40:14 | ちょっと論じる
今更ながら、Wiiってすごいですねぇ。
早くも150万台ですか。
任天堂さんは、古くは花札に始まり、ファミコン、Wiiと、
周期的に国民生活にガッツリ浸透するエンタメを提供されますね。

今回のWiiちゃんに関して、わずかなプロモ経験を元に評論すると、
何だか全ての計算がカンペキなように思える。
不思議なティーザーCMに始まり、バラエティ豊かな使い道の紹介、
さんまさんの似顔絵(←コレは私の個人的な好みだったりしますが)、
陳腐に見えるものが何もないような気がします。


が、私が一番ヤラれたのは、広告ではなくて、とあるパーツのネーミング。
今日、CMを見て初めて知り、「ヤラレタ!!」と思いました。

そのパーツとは、コントローラーのこと。
Wiiには、あの有名すぎるリモコン型のもの以外に、
従前のファミコンなどと同じようなリモコンがあるの、ご存知ですか?
その名前、知ってますか???

その名はなんと、『クラシックコントローラ


すごい。
まぢで、すごい。

想像するに、リモコン型のコントローラでは操作に限りがあり、
一部のジャンルのソフトでは逆に使い勝手が悪くなるものがあったのだと
思うんです。
で、Wiiの大きな特徴を否定しかねない、従来型のリモコンを出さざるを
得なくなったのですが、逆にそれを逆手にとって、「クラシック」と
言い切っちゃうことで、「リモコン型こそが、イマ流」というスタンスの
追い風としたように思うのです。
「クラシック」という一言で、リモコン型を更に差別化したわけです。
(あくまでも、想像ですが。)


そう思うと、このコントローラの名前にものすごい感動を覚えるのです。


これ考えた方、エラい。


こういう発想ができると、カッコいい大人に近づけるのではないかな?
柔軟な発想力とアタマの回転、欲しいものです。
「そうすれば、仕事で活きる!」と、仕事に結びつけてしまう自分が
少し悲しいですが・・・(苦笑)。





早起きし、色々考える。

2007-02-17 11:18:55 | ちょっと論じる
久々になぁ~~んにもない土曜日なのに、
会社にも(ギリギリで)間に合うくらいの時間に目覚めてしまったダ・・。
疲れてるような気がしたのでシモキタ飲みを断って帰ったんですが、
実は疲れてないのだろうか・・・?
っつ~か、このままだと普通にお昼寝しそうな雰囲気です。
そしてまた、起きたら夕方というオチとともに一日がムダに終わる・・・。


シモキタ飲みは断ったんですが、馬場には行ってました(笑)。
また、ライブです。
(別に書く必要はないのですが、シモキタ組の一部は、このライブからの延長組(笑)。)

会社の方からも、「また?」と言われました。
私は好きになると結構一途なのかも、です。飽きるまでは。
しかも、以前も書いたように、私は金曜日NO残業主義者
金曜日で、知り合いがサポートで出るライブと聞いたら、行かないワケがないじゃない。
ヒマなんだから(爆)。


昨日は、Amy.ちゃんという方のライブに行ってきました。
ちゃん」と付けていますが、オトコノコたちです。
かなり最近まで名前から勝手に推察してオンニャノコだと思ってたので、
引き続き勝手に「ちゃん」付けにしています。

初Amy.ちゃんは、キャッチーな感じ(というと、あまりいい表現ではないかな?)で、
ノリも嫌いじゃない類。
しかし、観客さんのノリが悪いネェ~~~・・・。
この日のライブのみならず、ニッポンのライブのお客様は非常にノリが
悪い気がしてならぬです。 特に、ワカモノ。
ライブに来て、直立不動でいられる方が不思議でしょうがない。
まぁ、それで本人的には楽しいのであれば別にいいのですが・・。
周りを気にして動くの我慢してるのであれば、そんな気持ちは
リリースしちゃってヨイのでは
ないでしょうか?
(とは言え、激しく踊られるとそりゃまた周りにメイワクですが。)


いただいたデモCDを、今朝寝ボケながら聴き、その勢いでGyaOでやってる
Live Cheeseの映像まで観てしまった(笑)。
GyaOさんって全然観ないんだけど、こういう番組もあるのネー。
ライブに行くようになってからずっと思ってたんですが、こういう仕組み
というか企画というのか、とにかくこういうモノはもっともっと充実
して欲しいネェ。楽しい音を世の中にもっともっと放っていって欲しい。

私、ブログが流行り始めた3年ほど前から、「歌・映像専門のブログサービスを
作るベシッ!
」って考えてて、会社の新規サービス案投稿(←気が向いたときに
会社が募集する、茶番行事だと分かりつつ・・・)
にも、つい最近、
「ブログ小説の次は、絶対“ブログライブでデビュー!”、です!!」と、
珍しく熱っぽく企画書を出してるんです。
・・・が、Gyaoさんのところでもうあったのね、「GyaOうたブロ」・・・。

ワシの考えそうなことは、誰しも考えるってコトか・・・。
でもうたブロちゃんはカラオケ音楽専門らしい。
恐らく、著作権のモンダイとかがあるのだろうと思われるが、
自作の音楽がドンドン公開できる仕組みを作ってほしいなぁ~。
・・・ウチの会社への企画案では、あるかどうかも分からない、
「我が社独自の著作権保護技術により実現」とか書いてみた(笑)。
超無責任ですが、技術は誰か作ってくれ。


誰しもが言うことかも知れませんが、私は結構世の中のブームを
先読みできる傾向があるです。
通信で言うなら、光ファイバーの1つ前のADSLブーム。
トートバッグブーム、お酢ブーム(単なるお酢好きなのですが)、
大昔の花柄スカート・ワンピブーム、フリースブーム・・・。
ブログブームも、4,5年くらい前に会社で言ってたんですが、
「誰がそんなの書く?読む?」と一蹴されました・・・。
結果的にはオレの勝ちぃ~~~!v(^^)v (勝ち負けか??)

と、いうわけで、これからは映像ブログブームです!
あと、しつこくウィスキーブームも待ってます!!

朝から色々考えると、眠くなってくるモノです・・・。
ヤバい・・・。






「オンナ」はときどきウザい。

2007-02-05 23:05:33 | ちょっと論じる
くだらない世の中になったものでアル。

「オンナは子供を産む機械」
と、言った人がいたらしい。
で、それを政治家さんがよってたかって非難ゴーゴーらしい。
(ようやくマスコミもあまり報じなくなったかと思ってたら、まだやっとる。)

「子を産む機会」という例え話が何故ココまで政界で紛糾の元となるのか?
そんなことよりも、もっとワシらの生活に直結することで
討論してくださいヨ・・・。

例え話だべ?しかも、適切な例え話じゃないと認めてるべ??
じゃあいいじゃないのねぇ、これ以上引きずらなくても。
(確かに面白い例え話じゃないですよ、そりゃホント。)

ワタシからしてみると、ココゾとばかりに騒いで主張して
食い下がってる、最近お目にかけてなかった女性議員さんがたの方が、
今回の事象をアピールのチャンスだとお思いじゃないですか?
何か、女性差別を食い物にしているように見えてしまうのですが・・・。


オンナの主張、ってのは、同じ女性からしてもときどき鬱陶しいものがアル。
「男女雇用機会均等法」までこぎつけてくださった諸先輩方には
感謝してますよ。おかげさまでボクにも職がある・・・。
が、変なところで「女性差別だ!!」と騒ぎすぎている、昨今の
女性活動家サマ方は、あまり尊敬ができないのよねぇ・・・。

土俵にあげろとか、女子高を廃止しろとか・・・。
埼玉の女子高で楽しすぎる日々を送った私からしてみれば、
我が母校が共学になったらまぢ怒るど。
共学に驚愕ぅ~~~!、なんて笑ってあげないよ(寒)。

方や、「女性専用車両」なんて作らせちゃうワケでしょ?
どっちやねんっ!!、って感じよねぇ~~~。
(まぁ、それぞれ別々の方が主張されてるのでしょうが。)


ちと話が反れるが、先日あまりウマの合わない女性の先輩と、
雑談をしていたとき。運転嫌いなこの先輩は、私が運転が好きだというのに
何故か感心し、続けてこう言った。
「もう若くもないから、『ワタシは助手席専門♪』なんて
 言ってられないよねぇ~~~。」

・・・って、アンタ言ってたことあるの??
乗せてもらえて当たり前、って感じの言い草が私は非常に気に食わなかった。

ちなみにこの日はこの先輩と一緒に、共通の後輩たちとの飲み会に行ったのですが、
お店の地図を片手に場所を探してる私をヨソに、全然探す様子はなく、
「近いところまで来たら、(後輩くんを)迎えに呼べばいいんじゃない?」と、
当たり前のように言われた。

う~~~ん・・・、何で近くまで来てるのに、迎えに来させるのダ?
それは、本当に迷ってしまってからの最終手段ではないのか??
店探すのが面倒だから呼ぶ、ってのはシツレイではないのかね???

私はこういう、「オンニャノコだから奉仕されて当たり前」
みたいな発想が大嫌いなんだな、と実感した。
(ちなみに、お店は私が意地で探し当てた。)

奉仕して価値のある素敵な女性なわけでもないんですけど、
己のことをナニサマだと思ってるんだろう・・・。


・・ん? 今日のブログの後半は特定の1名についての不満か??(爆)



とにかく、こういう常識が少ないのに、勝手な価値観でのオンナの権利ばかりを
主張する女性群にムカムカしてしまうのですわ。
ほいで、ムカムカすればするほど、私は私でますます
オッサンくさくなっていくような気がするです・・・・。