ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

プロの仕事 2

2019-10-13 22:04:20 | 時は輝いている

続きです。

撮影はここまで。

最初の瞬間から、「来て良かった」と鳥肌が立ちます、そして、グングン引き込まれていきます。長時間演奏しっぱなし、途中20分休憩が入りますが、小さい子を含めて、誰も身じろぎもせず熱中、飽きさせない。

さて、SWの音楽の特徴はライトセーバーで覚えるとイイのですが、

各自のテーマ「ライトモティーフ」にあります、帝国軍側にストーリー展開がなされると「ダースベータ―のテーマ(の、あらゆる変奏バージョン)」レジスタンス側の立場の場面だと「王座の間とエンドロール(の、あらゆる変奏バージョン)」が流れてわかりやすいのですね。

老いたレイアとハンソロの再会シーンは、バックに王座の間、カイロレンにはダースベータの変奏という感じです。

20分の休憩。

建物自体が未来です。

この席は電話が混みあって取れなかった、残念。

そして、後半も同じ、素晴らしい出来で、よくノーミスでと思うのですが、

最後のところ一番の見せ場、誰でも知っているちゃーらー、ちゃらーら、らーらー♩で、金管のソロパートが一音だけ外して、音が出ない、疲れていたのか?「ああプロでも、そうなんだ」と思ったのと、その上で、フォロー、カバーのように続けてより盛り上げる全員のパートに感動を覚えた。

そして、アンコール曲こそなかったが、このコンサート、エンドロールからが凄かった、普通、映画館では立って皆帰ってしまう、あのエンドロール、あれを延々弾き続けた、楽譜を何度もめくって。

もう、会場は割れんばかりの拍手である!!みな中々立ち去らない。

何度も奏者がお辞儀をして、名残惜しくも閉演。

クラッシックが中高年の物になり、クラッシック離れでどの楽団も集客に苦労している中、こういう新たな試みが始まった。そしてこんなに楽しんでくれている人がいて、演奏している方も、本当に楽しそうだったし、とにかく皆笑顔で帰って行った。

シネマコンサート、「どっちを見ればいいんぢゃい」と、最初は目が忙しい、目が疲れるのですが、本当に楽しいです。独りで映画見れる人ならいいと思うし、家族でも行きやすいと思うし。ただお値段はお高め、オペラよりは安いが。

落ち込みがちな自分に喝を入れるためには良かった。音楽って、こんなに人を幸せにするのだってわかったし。それに高齢でも弾いている人の格好いい事よ。しわやシミが気になる御歳頃ですがw、せめて音楽勉強するかという気になる。

 

最後に夜の東京駅。

「昨日の台風は何だったのだろう、」と、思うほど皆が普通。

修学旅行の生徒と、観光客だらけ。

新婚さんは撮影し、

マリオカートも走る。

昨日楽しめなかった分、観光客には、沢山楽しんで帰ってもらいたいとは思う。

皇室御用達の正面玄関。

ドームは、昔の姿に復元された。

東京駅、正面から、まっ直ぐが皇居。

さぁ、夢のような時間は終わり、田舎に帰ります_| ̄|○(シンデレラの気持ちもわかる)

 

最初に書いたように、多くが被災している中、今日のコンサートの話を書くのは、実際、とても躊躇している。

あの2011年の震災の時に、「芸術家は何が出来るのか?」という、苦悩を書いた本を読んだ。

しかしこういう時でも、弾くことを生業にしている人はいる訳であり、彼等も同じく大型台風のさなかにあったわけで、

これだけ日々練習されているのに、また、台風であっても、これだけの機材などをセットしたのに、コンサートが空席では、とも思うわけです。

コメント (2)
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