ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

生きる力

2019-10-28 23:22:50 | 猫病気

曇りのち晴れ。21-15℃

 

暖かい日が続き、インコ達もご機嫌です。

インコがご機嫌で、嘴を鳴らしてぐぜっている音は、平和の象徴だと思う…。

 

 

さて、深夜に輸液をした猫が、早朝から「ご飯ご飯」と騒いでいた。

しかし、やはり、食べたいのに食べれない。(腎臓も硬く縮小するけど、胃の粘液も縮小したり、最後には、色々出てくる。)

食べる気があるうちは、お手伝いする。食べる事によって肝リピは軽減できる。

肝リピドーシスとビリルビン尿、溶結性の貧血による酸欠死の様な死は、目指す平穏な死や老衰死とは、程遠いからだ。(肝不全が進み、毒素が脳の関門を通って、脳迄行けば、=肝性脳症、ある意味自然な安楽死だとは思うが、そこまで至るには苦しいのだし)

そして、最期は輸液だけにする。

強制給餌は大変だが、これで猫は夜の7時まで空腹を訴えずに、すやすやと寝てくれていた。そしてまた強制給餌。

 

 

今のところ、元気な時ほどではないが、トイレもきちんと行っている。ただし寝床と近くないと床でやったり。

予備軍が、クロ⇒みーみーぼー⇒きーじの順で、私の任務も遂行する、この繰り返しを頑張らねば。

 

寝不足だが、いつも通りにバイオリンも練習していた、好きなバイオリニストが出来た、とてもしなやかに、伸び伸びと弾いているのが特徴だ。

彼女の沢山の動画を見た、手の届かない憧れにうっとりする。そして一ミリでも真似ぶ=学ぶ、取り入れることが出来たら、もうそれで本望と思う。何で私、今迄縮こまっていたのだろう、全てを使え!、観るとそう思えるバイオリニストだ。

 

空には、人の右手の様な雲が出ている、今から弓を掴むような。

 (こっちかw)

 

獣医の先生から習った大事な言葉がある、

飼い主が、生きる力を引き出す。

 

それは、人にも当てはまる!

私は私の生きる力を、他力ではなく、

今はまず、自分から引き出す。

 

 

 

庭いじりには良い気温になった、蚊もいない。

蔓延り過ぎた、ジャスミン、イタビカズラを抜いたり、テッポウムシを退治したり、傷んだ庭を少しいじる。

来年の災害も考えた、蔓性の植物に隠れてしまった塀のボルトを点検し、締め直す為にも。

気長に、一年かけて、直していこう。

土をいじっていると、今読んでいる本のセリフや描写が浮かぶのが面白い。読みかけのヴァージニア・ウルフ「灯台へ」の、自分とはあまり共通点はないと思ったラムゼイ夫人と、同じことを考えている自分がいる。

たとえば、>温室の屋根の修繕、その費用は多分50ポンドかかると思うと話せないのです。のくだりとか。彼女は生きていると雑事の心配事で、頭は一杯なのだ。

出来れば、もう、そういう事から解放されたいものだ。

 

その後、台風15号の停電の夜以来、喋っていない友人と話した。

一緒に経験した15号、19号、21号、今後の自然災害へ懸念、家のリフォーム資金や、これからの老後の幸せな生き方など、それはもう。同じような考えしか出ないが、喋って、笑って、ホッ、とした。

ビジョンがだんだん出来て来た。

彼女は丁度美容院帰り、私は髪をほどいて、久しぶりにヘナをした。それは、このところ、どうでも良いような事だったのだが、

から元気を出す、自分を元気だと、だます為に、今は大切な儀式だった。

 

 

 

Khachatourian - Sabre Dance

何を弾いても、素晴らしい…。

コメント (4)
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